Woo!(ウー)

女性のキャリア形成で大切なこと〜やりたいことに固執しない〜

働く女性の皆さんこんにちは。
仕事柄、働く女性の皆さんにお話を聞く機会がたくさんあるのですが、「柔軟性」の大切さをいつも実感します。

1.やりたいことがあるのは素晴らしいこと。

「私はこの仕事がしたい!」
「私にはこの仕事が向いている!」
「この仕事を突き詰めたい!」

と思うことは素晴らしいことですし、もしそれが本当に天職であれば、こんなに幸せなことはありません。また、目標に向かって頑張ることも大切なことです。

2.固執し過ぎてはいないか?

しかし、そのことに固執し過ぎてしまうと、自分の可能性の芽を詰んでしまうことにもなるかもしれないとも思います。

ある方がおっしゃっていました。

「上司の立場からすれば、1つの仕事に固執している部下には、選択肢を与えてあげづらいので、困る時がある。
私はこれが得意で好きだけど、今までの経験を活かして他の仕事もできると思う。と言ってもらえる方が、じゃあ、ステップアップのためにこういうことをしてみる?とか、結婚や出産を機に、両立がしやすい違う部署に変わってみるか?とか、言ってあげられるんやけど。」

ということでした。

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3.やってみないと分からない、やったら絶対見えるものがある

私は新卒で入社した会社では営業部に配属になりましたが、本当は営業なんて絶対したくありませんでした。(面接で内定が欲しくて、営業でも何でもやります!と言ってしまっただけ笑)

でも、やってみると、営業の仕事はとても面白く、そこから一気に自分の世界が広がりました。

一方で、今も、新たなお仕事を受ける際に、「これを受けてまた会社として力がついた!」
と思うこともあれば、「この仕事は受けるべきではなかった」と思うこともあります。

そんな時には、

・自分たちがやりたいことは何か
・自分たちができることは何か
・自分たちができないことは何か
・自分たちがやらなくていいことは何か

など、整理する機会にもなるので、「結果的にこの仕事を受けて、自分たちの中で整理ができてよかったね」という結論になります。

30代になると、だんだんと自分に向き不向きな仕事が見えてくるので、「これはやる」「これはやらない」という取捨選択を、知らず知らずのうちにしてしまっていると思います。
それ自体は大事なことなんですが、それが自分の可能性を妨げたり、自分の首をしめてしまうことになってはもったいない。
だからこそ、「柔軟性」がとても大切だと思うようになりました。

4.人生は何があるか分からない

「人生は、8割の予測不可能な出来事から成り立っている」と言われることもあるように、これから先も、自分の身に何が起こるかは分からない。

チャンスも、どこからどんな形で降ってくるかもわかりません。

だとすれば、いつも心をオープンにしておいて、その時々に来たことに対して、柔軟に飛び込んでみることができる自分でありたいなと思います。