働く女性の毎日は忙しい。イライラしてしまったり、感情がうまくコントロール出来ないこともある。毎日振り返る時間もなく自分の頭の整理は後回しで全力で走り続けて、気づけば自分の気持ちが置いてきぼりになっていることもある。だからこそ、人に話して自分の思いを聞いてもらう、相談する時間を大切にしたいものです。
1.話したいタイミングは人それぞれ。
「相談できる(話せる)環境に不可欠なこと」について考えてみました。
以前から「いつでも話せる環境が女性にとっては重要だ」と思っていましたが、話したいタイミングは人それぞれ違いますよね。
毎日話したい人もいれば、ポイントポイントで話したい人もいる。すご~く溜めて、まとめて話したい人もいる。
一人一人性格が違うのですから、タイミングは違って当たり前です。
2.聞く人のタイミングって考えたことある?
でも、聞く人のタイミングはどうでしょう?
自分が話したい時に、都合良く聞く相談に乗ってあげようというタイミングが来る人なんて、そんなにいませんよね。
自分が話しやすい環境を作るのには、話を聞いてくれる人との関係がとても重要です。相手だってすごく忙しい。「いつでも聞く時間はあるよ〜」なんていう暇な人は周りにはいません。
つまりは、この人の話だったら聞いてあげようと思ってもらえる関係性を普段から作っておくことがとても重要だということです。
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3.ポイントは、「自分が相手の話を聞く」こと。
では、相談に乗ってくれる、話しを聞いてくれる人との関係を良いものにするためには?
それは、自分もその人の良い聞き役になること。
私は、「毎日話したい!」というタイプではないので、会社では高野の話しをよく聞きます。家でも、主人の話す仕事のことや、趣味のことをよく聞いています。
なので、私が「話したいことがある」と言った時には、2人とも、快く聞き役を引き受けてくれますし、私の話をしっかりと最後まで聞いてくれます。
4.人は本来話したい生き物。
人は話したいという欲求を持っています。だからまずは、相手のその欲求を満たすことが、良い聞き手を作る第一歩ですよね。
「あの人は私の話しを聞いてくれない」と思ってしまうこともありますが、もしかしたら自分自身がその人の話を聞いていないから、相手も話を聞いてくれないのかもしれません。
「聞いて!聞いて!」と求めるだけでなく、相手のことも考えて、円滑なコミュニケーションを取れる人になりたいものですね。