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多くのトップ営業マンが共通して持つ思考〜とある女性社長の考察〜

働く女性の皆さんこんにちは。金森清美です。私はWebサイトの企画制作を仕事としていて仕事柄、様々な業種の経営者とお会いします。そして、交流会や会食でお話しするレベルよりも深く事業のお話をします。

その方が悩んでいること、壁に感じていること、得意としていること、今後の目標、ライバルの存在など色々な角度の話をします。

私はそれらを総合的に聞いて、強みを見つけてデザインを提案したり、伝えるべき人に伝わる情報にまとめたりしてホームページとして形にしたり、リーフレットなど紙物にデザインを載せて提案したりしています。

お客様には、一人親方の会社から、数百人の中堅企業、個人事業、学校様々な業種と規模がいらっしゃいます。

経営者にも、若くして起業した人、一通り経験を積んでから起業した人リストラからやむを得ず起業した人、色々な方がいます。

様々な業態の企業に、色々なタイプの経営者様方から質の良いヒヤリングをするには
聴く側の人間性・情報・知識・コミュニケーション力、コーチング力が必要です。

私は「相手に気持ちよく話してもらえる空気づくり」にはものすごく力を注いでいて、常に色んな学びを得るためアンテナを張っています。

そんな中、売上を作れる人と作れない人の違いを感じることが多くそれは、セールスマンでなくとも、売り上げを作れる人の心意気をビジネスマンならば全員持っておくべきだと考えています。

1.人は何を決め手に商品を買うか

まず、マーケティングを知っている人ならば、常に考えていることなのかもしれませんが
「人は何を決め手に商品を買うのか」考えたことがありますか?

今日は「似た商品がたくさんあって選べない」状況を考えてみたいと思います。中小企業の商品はすべて似た商品ですから。

例えば、お店に立ち寄ったとき「どれが良いのかわからなくて選べない」という状況。誰もが経験したことがあると思います。

そんな時、感じの良い店員さんがあれやこれやとオススメしてくれると「じゃあそれにします!」と決めれることがあります。

なぜ決めれたかというとその決め手は、店員さんとのフィーリングです。

その店員さんが言ったことが背中を押して決めることができます。

もしも、店員さんが自分とフィーリングの合わない人だったら何も決めずに店を出てしまっているかもしれません。

当たり前ですね。

2.社長が営業上手な理由

社長のセールスは、これととても似ていると思います。

人生かけて経営している会社ですから、社長は誰よりも会社のことを考えているに違いない。人生かけた会社の商品やサービスを、誰よりも知っているに違いない。

だから社長のトークは、お客様に響きます。

更に、自社経営で苦労していればしているほど色んな経営課題を知っていて、お客様との共感も多く、考えていれば考えているほど、器が広く人間力が増してる。
商品を熟知していて、商品と商品を組み合わせた応用も知ってて、会社の全権限がある分、お客様に柔軟な提案ができる。

そしてさらに人柄が良ければ飛ぶように売れます。

人間力が高くて提案範囲が広くて人柄もいいなんて、売れて当たり前です。それ以上のセールスができる人なんていないのですから。

しかし、こうなれば、セールス以外もできて当然です。作業を点で見ず、経営全体または社会の一部として見る視野備わっていてもはやイチ作業が、大事な経営戦略に変わることもあります。

だから「経営意識を持つ」というのをスタッフに周知したい組織が多いのだと思います。

経営者意識を持てば、どんな小さな作業でも全体に繋がっているので仕事が楽しく、やりがい抜群。そして楽しいから成長意欲がメキメキと沸いてきます。

そんな好循環に居る社長は、営業は当然営業以外もできて当たり前なのです。

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3.大切なのは「仕事は自分のためではなく人のため」という思考

しかし、売上を作ることが苦手な人のパターンは、目線が自分に向いているという共通点があります。

多くの人が困っていてニーズのある部分でも

失敗したらイヤだ
面倒な部分だから気が進まない
・もっと良い部分を仕事にしたい

そんな「やらない理由」をつくっていてニーズ目線で考えていません。

自分がどうありたいか、何をやれば自分が楽か、何が自分を気持ちよくさせるか…
そんな目線で商品を売っても売れるわけがありません。

お客様は、自分が良くなるためにお金を使っているのですから!

見ず知らずのセールスマンが幸せになるために、自分の時間とお金を使って商品を選んでいる人なんていません。これはセールスマンでなくとも働く人ならば全員に言えることでもあります。

業務を自分目線でやっていて、お客様が喜ぶわけがありません。一緒に働いているスタッフが喜ぶわけがありません。

人に喜んでもらうことが「仕事」です。人のためになる活動をして「ありがとう」の対価がお給料です。

・どうやったらもっと喜んでもらえるか
・どうやったらもっと必要とされるか
・実現するために何をするか

そんな、「無いもの」を創り出すクリエイティブな考え方と行動力こそ、良い結果を生み出します。
「人のため」という揺るぎない強さが、サービスを作る側としては絶対に欠かせないと思います。
その強さのない人は、セールスマンでなくとも仕事ができない人の部類に分類されてしまいかねません。

4.人は人に必要とされてこそ、輝く!

仕事をしている時間は、起きている時間の中で最も長く、人生に大きく影響します。その多くの時間を、人のために費やし、感謝されその対価として給料を得る。

この循環は、自分自身を高めてくれて人生自体が楽しくなります。

「人は人に必要とされてこそ、輝く!」

せめて仕事をしている間は「100%人のため」に考え動く。

人のためにやるのだから

・失敗したらどうしよう
・上司に怒られたらどうしよう
・しんどそうだからやりたくないな…

など、自分目線の感情は全く要らないということです。

そんな感情を払拭するには、想いの強さとやり遂げる覚悟が必要です。

今日から「人のため」に何をはじめますか?

私が働く株式会社CUBEはこんな会社です。
http://cubecube.net/