Woo!(ウー)

「女は特に豆腐のようでなければいかぬ」働く女性に響く深すぎる名言。

働く女性の皆さんこんにちは。「男は度胸、女は愛嬌」とか「女性はかくあるべき」といった言葉は、よく耳にします。(個人的には、女にこそ度胸が必要と思ったりしますが…)今日は、「女は特に豆腐のようでならねばいかぬ」という文章が書かれた、胸を打つあるお坊さんの言葉をご紹介します。…とその前に、働く女性が私らしく生きていくために大切なことを2つ振り返ってみましょう。

1.①嫌われる勇気を持つ

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』という本がベストセラーになりましたが、まさにその通りだと思います。

無理に嫌われたり輪を乱す必要はありませんが、周囲にあわせるのではなく「断る」勇気を持つことはとても大事ですよね。

仕事の付き合いで飲みに誘われたけど、本当は行きたくない時。仕事のためにと無理していくことは多いですが、断ったっていいと思います。飲みに行かないと仕事が取れないわけではないですし、それ以外の方法は無限にある。

みんながそうしているから」ではなく、私はどうしたいのかを大切にしていきたいものです。

2.②しなやかさを持つ

竹はちょっとやそっとでは折れません。それは、力を加えてもしなるから。固すぎると、力を加えた時に一瞬でポキっと折れてしまいます。

私らしさを貫くには、私らしさを大切にするだけではなく、柔軟さやしなやかさが必要ですよね。

大切なことを大切にするけれども、環境の変化や時代の変化と共に、考え方や行動を柔軟に変えていけること。

この2つのバランスが、とても大切なのですね。

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3.「信仰」

あまり世の中では知られていないようですが、こんな言葉があります。
嵐山の北にある化野(あだしの)の、念仏寺のお坊さんの言葉だそう。
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信仰は お豆腐のようになることです。
豆腐は煮られてもよし
焼かれてもよし 揚げられてもよし
生で冷奴で ご飯の菜によし
湯豆腐で一杯 酒のさかなによし
柔らかくて 老人 病人の お気に入り
子供や 若い者からも 好かれる
男によし 女によし
貧乏人によし 金持ちによし
平民的であって 気品もあり
上流へも好かれる
行儀よく切って 吸い物となり
精進料理によし
握りつぶして味噌汁の身となり
家庭料理に向く
四時 春夏秋冬 いつでも使われ
安価であって ご馳走の一つに数えられ
山間に都会に…….何処でも歓迎せられる
貴顕や 外客の招宴にも 迎えられ
簡単なる学生の自炊生活にも 喜ばれる
女は特に 豆腐のようでなければいかぬ
徹した人は 豆腐の如く柔らかくて しかも形を崩さぬ
味がないようで 味があり
平凡に見えて 非凡。

4.豆腐ってすごい。

お豆腐ってすごいですね。
こんなにすごい食材が世の中にあるでしょうか。

これは、人の生き方そのものを歌った言葉ですよね。
特に働く女性は、自分以外のことや、ライフイベントで自分のキャリアが左右されることが多いです。

そんな時、どんなカタチにでも自分を変えることができて、その時々で周囲に求められる、かといって本来のカタチは一切変えていない。

そんな女性になれたら、どんなに素敵だろうと思います。

と同時に、私もお豆腐のような人間になりたいと、この言葉を読んで思いました。


徹した人は 豆腐の如く柔らかくて しかも形を崩さぬ
味がないようで 味があり
平凡に見えて 非凡。

深い…まだここに至るには、道のりは遠いですが、こんな深い女性になれるように、日々成長していきたいです。