働く女性の皆さんこんにちは。小川由佳です。
今回は元看護師長から聞いた、患者さんにまつわる興味深いお話です。
1 Mさん(元看護師長)との出会い
先日、「整理術」をお仕事とされている方とお話しする機会がありました。
その方、Mさんは、もともとのご職業は看護師で、看護師長も務められていたほどのベテラン。
そんな看護師さんが、なぜ「整理術」を仕事とされるようになったのか?
そのきっかけというのが、とても興味深いのです:
2 患者さんの荷物にまつわる不思議
Mさんは、看護師時代、多くの入院患者さんと接していて、
予想以上に早く退院していく人と、
退院が長引く人とでは、ある決定的な違いがあることに気がついたそうです。
なんだと思いますか?
・
・
・
・
・
・
・
その違いとは、入院するときに持ってくる荷物。
必要最低限の荷物しか持ってこない人ほど、予想以上に早く退院していき、
逆に、あれもこれもと大荷物で入院してくる人ほど、予想以上に入院が長引くのだそうです。
驚くほど顕著に荷物に違いがあるそうで、
「これは何かあるに違いない!」
そう思って、「整理術」に興味を持つようになったそう。
おもしろいですよね。
私、「へぇ~!」「へぇ~!」を連発しながら、彼女の話に聞き入ってしまいました^^
次のページへ>>> 荷物の量が違いをうむ?荷物の量が表すこととは?・・・ |
3 荷物の量が表わすこととは?
それにしても、この荷物の量の違い、どこから来るのでしょうか?
私は、その人が「未来を信じて、今この瞬間を生きているのか」、それとも、「未来への不安や恐れと共に生きているのか」 の違いなのかな、って思っています。
荷物の少ない人というのは、「とりあえず、今必要だと思うものだけ持っていこう」「もし足りなければ、買うか何かをすればいいよね」「なくても、なんとかなるよね」と考えます。未来と今とを分けて考えているので、未来への心配といった、余計なネガティブ感情を持たないのです。
一方、
荷物が多くなる人というのは、「○○が起こるかもしれないから、これも持っていこう」「念のため、これも持っていこう」というように、未来についてあれやこれや考えを巡らし、不安要素を挙げ、それに備えようとしています。まだ発生するかどうかもわからない未来を心配しすぎてしまうことで、余計なネガティブ感情を抱え込んでしまうのです。
で、この未来に対するメンタル(不安や恐れ)が、体にも作用して、
入院を長引かせてしまうのかなあと。
(ちなみに、私は、こちらのタイプです・・・^^;)
みなさんは、いかが思われますか?
4 シンプルに生きる秘訣
何はともあれ、「『今に集中して生きる』ってことが、結局未来につながる」ということを、歳を重ねるごとに実感する私。
今の自分に必要なことを見極め、シンプルに生きていきたいと思う今日この頃です^^
■働く女性向けコーチングも実施しています→FAITH(フェイス)サイトはこちら
■ブログはこちら→http://ameblo.jp/createyourownlife/