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Googleが、女性のキャリアの多様性のために13種類の絵文字を提案!

働く女性の皆さんこんにちは。最近、こんな記事が世間を賑わせています。『米グーグルは12日までに、医師や科学者、エンジニアといった専門職の女性を描いた新しい絵文字を提案した。女性のキャリアの多様性にスポットを当て、性差別に対抗する狙い。』Googleらしいというか、なんだか面白いアプローチですよね。

1.グーグルが提案した絵文字は13種類!


出典:http://www.cnn.co.jp/tech/35082483.html

ロンドン(CNNMoney) 米グーグルは12日までに、医師や科学者、エンジニアといった専門職の女性を描いた新しい絵文字を提案した。女性のキャリアの多様性にスポットを当て、性差別に対抗する狙い。

グーグルが提案した絵文字は13種類。医療や科学、教育、農業、建設などの現場で働く幅広い専門職の女性を描いている。同じ職業の男性の絵文字13種類も発表する。
年内にスマートフォンやコンピューターでこの絵文字を普及させ、「あらゆる場所で女性の力になりたい」考え。

現在普及している絵文字では、男性はランナーや警察官、女性はダンサーや美容師と、性別による職業の偏りが著しい。「女性は絵文字を最も頻繁に使っていて、幅広い専門職に就いているのに、その事実が現在の絵文字に反映されていない。そこで差し迫った平等問題として対応を手助けしたい」とグーグルはコメントしている。

グーグルはこの提案を、非営利団体のユニコード・コンソーシアムに提出した。同団体は、アップルやマイクロソフト、フェイスブック、IBMといった各社の製品で使う絵文字などの標準規格を策定している。

絵文字に多様性を反映させようという運動は、この数カ月で支持が高まっている。米オバマ大統領の妻ミシェルさんは3月にツイッターで、「女の子が勉強している絵文字」を登場させようと呼びかけていた。

グーグルが提案した専門職の絵文字は、米労働統計局や国連の国際労働機関(ILO)などの統計を参考にした。

(CNNco.jp 絵文字に「女性の専門職を」、グーグルが提案 多様性促すより引用)

2.本当に女性の職業の絵文字って偏りがあったのか?

試しに、いつも使っている「ICONFINDER」というアイコンをダウンロードできる超便利なサイトで、「woman」と検索してみました。

すると、出てきたのは、

・コールセンターの女性(が圧倒的に多い)
・事務職っぽい女性
・大学の卒業式の衣装の女性
・図書館で働いてそうな女性

のみでした。確かに…これはバリエーションが少なすぎますね。

次のページ>>> ちなみに、男性の絵文字ってどれくらいあるんだろう?…

3.ちなみに、男性の絵文字も探してみた。

女性は主に4種類だったけど、男性だと何種類の絵文字が出てくるんだろう…?ということで、「ICONFINDER」で、「man」と検索してみました。

結果は、
・スーツ姿の男性(が圧倒的に多い)
・コールセンターの男性

以上、でした。意外!
そのかわり、スーツ姿の男性のバリエーションはかなりの数が用意されていました。働く男性と言えば、圧倒的にスーツで働く男性のイメージが高いからでしょうか。

4.多様化が認められる社会になれば。

以前は男性が主だった職業に、最近はどんどん女性の姿が見られるようになりました。

・新幹線の車掌さん
・●●運輸や●●急便の配達スタッフさん
・プログラマー
・建設現場の監督
・エンジニア

肉体労働から、知識労働にシフトしている現代。そこには、男性も女性もありません。

また、働き方も生き方も、以前より多様化してきています。結婚してもいいししなくてもいいし、出産してもいいししなくてもいいし、1つの会社で勤めてもいいし、転職を繰り返してステップアップしてもいい。

Googleが作った多様な職業の絵文字が、「色々な働き方や職業があるって当たり前よね」という時代になれば、きっと今より女性ももっと、自分らしく生きていけるようになるのだと思います。

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CNNco.jp 絵文字に「女性の専門職を」、グーグルが提案 多様性促す