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ベンチャー社長に女子大生が突撃取材!〜エクス 抱厚志さん〜

女子大生の皆さん、働く女性の皆さんこんにちは。Woo!で学生インターンをしています、桃原 彩です。今回さまざまなことにチャレンジされている社長さんにインタビューをする機会を伺いました。今回私がインタビューするのは株式会社エクスの抱厚志社長です。

1.【抱社長のここがすごい!】

インタビュー当日、大阪にあるエクスのオフィスを前にして、これから始まる社長インタビューに私はがちがちに緊張していました。抱社長を目の前にしても緊張は続き、それが抱社長にも伝わったのか、インタビューの前にたくさんお話しをふっていただきました。

ー桃原:本日はよろしくお願い致します。

ー抱:(名刺を見て)桃原さんって珍しい名字ですよね。どこの出身ですか。

ー桃原:沖縄です。

ー抱:那覇市にもエクスの会社があるんです。それで沖縄に出張で行くことも多いんですよ。沖縄の人って大城さんとか比嘉さんとか同じ名字の方が多いんですよね。

ー桃原:そうなんです!名字と名前をセットで呼ばないと誰を呼んでいるのかわからないくらいで。

ー抱:そうそう、それから結婚式も派手にやりますよね。余興とかに力をいれて。以前、沖縄の結婚式に参加したのですが、時間に遅れてくる人が多い(笑)

ー桃原:そうなんですよね。結婚式でやる余興も親戚や友人一同張り切って練習しますね。
時間にルーズなのは…これはどうにかならないですかね…

抱社長、沖縄について本当に詳しく知ってくださっていました。関西に進学して、こんなにもローカルな話をしたのは久しぶりでとても楽しくなり、いつの間にか緊張していたことも忘れてしまうほどでした。インタビューが始まる前から抱社長の細やかな心配り、また抱社長の人柄や優しさを感じることができました。抱社長と話していると、お話し上手な印象を受けますが、加えてとても聞き上手なのでどんどん喋ってしましました。また遠方である沖縄にある会社にも顔を出すことで、そこで働くエクスの社員の方々へのフォローもきちんとされていることを感じました。

2.【いい人と出会うことに努力を惜しまない】

ー桃原:抱社長にお聞きしたいのですが、ITというと男性社員が多いというイメージがあったのですが、エクスでは女性社員も多いですよね。IT業界において女性の視点や感覚が生かされることはあるのですか。

ー抱:たしかにITというと男性のイメージがあるかもしれませんね。でも女性社員も活躍していて、うちでは女性リーダーが4名誕生しています。女性の感覚というのはあると思っていて、感覚が柔らかいんですよ。

ー桃原:なるほど。抱社長がいかに社員を大切にされているかがわかりますね。

この人と一緒に働きたい思える人を探すことは大事なことだと思います。
例えば説明会で参加者が一人だけでもやるんです。人との出会いを大切にしたいので。
また女性社員が妊娠・出産を機に会社を辞めざるを得ないことは会社にとっても大きな損失だと思います。エクスでは育休や産休が取れる環境が整っていますし、有給を2時間だけ使うことができたり、半休という半日単位で休みをとることができます。

ー桃原:柔軟な働き方ができるのが強みですね。女性のリーダーが誕生した理由がわかった気がします。

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3.【「人」が辞めやすい会社って】

ー抱:僕は人が辞めやすい会社っていうのはいいと思うんです。

ー桃原:どうしてですか。

ー抱:裏を返せば自立できるってことなんですよね。僕が以前働いていた会社を退職する際、引き止められました。でも最終的には応援してくれて送り出してくれて。それが嬉しかったんです。エクスもそういう会社にしていきたい。エクスでも一度辞めた社員がまたうちに戻ってくることもあるんですよ。それは大歓迎です。

ー桃原:別の会社で様々な経験をしてその経験をエクスで生かす。転職をしてから、もう一度ここで働きたいと思わせる魅力がエクスにはあるのですね。本当に素敵です。

また抱社長は同志社大学文学部のご出身です。関西の企業の方々にお会いすると同志社出身の方も多く、大学の先輩方が社会で活躍されていることを誇りに思うことが増えました。
文学部出身の抱社長ですが、プライベートで大の本好きということもあるのかお話しをすると、言葉に深みがあって、すとんと胸におちる、言葉選びがうまくてすごく勉強になるんです。
そんな抱社長がインタビューの際におっしゃっていた言葉をまとめてみました。

天から与えられた時間を浪費するのも、きちんと使うのも「自分自身」。
近道みたいな人生はちょっともったいない。スリルが好きなんです。満たされずに生きていきたい。
暗いトンネルを目標のないままに走れない。
人生は棚おろし。
自分のことをラッキーといえる人になりなさい。
変えることのできない過去を持っていることが一番不公平。

抱社長のたくさんの言葉の中から私が一番印象に残った言葉が
「楽」と書いて音読みで「ラク」
「楽」と書いて訓読みで「たのしむ」
というものです。
たしかにラクをしたい、しんどい思いはしたくないという気持ちは誰にでもあるものだと思います。しかし私は自らたのしむことができる人となりたい、将来働くうえで、仕事を「たのしむ」ことの出来る人になりたいと思いました。

4.【最後に】

ー桃原:抱社長、本日はたくさんのインタビューにお答えいただきありがとうございました。では抱社長の今後の目的はなんでしょうか。

ー抱:次世代のものづくり、新しいものをいっぱいつくりたいですね。そしてプライベートでは会社を早く辞めたいです(笑)

エクスのあるピアスタワーからは花火がきれいに見えるそうで、私たちインターン生にまたいつでも遊びにおいでと言ってくださいました。そんな抱社長とまたお会いできることを楽しみにしています。本日はお忙しい中インタビューを快く引き受けてくださった抱社長、本当に素敵な時間をありがとうございました。

設立:1994年9月1日

事業内容:生産管理パッケージ(Factory-ONE 電脳工場シリーズ)の開発・販売等
大阪本社:〒531-0072 大阪市北区豊崎3-19-3 ピアスタワー20F
代表者:抱 厚志(かかえ あつし)
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