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毒親にならないために出来ること〜子育て研究家から働くママへ〜

働く女性の皆さんこんにちは!「子育て研究家 五十嵐なつみ」です。

一人で悩まないで!
子供の数だけ「子育て研究」を楽しみませんか?

①私、毒おやかも…


最近、よく「毒おや」という言葉を耳にします。

「私って毒おやかなぁ?」
「毒おやにはならないようにしなくちゃ」
「ねぇ、これって私、毒おや行動?」

ママ達は子供に気を使うようになり 言いたいことも言えない状態に陥ってるママも少なくありません。

②そもそも毒おやとは?


米国の精神医学者スーザン・フォワードという人の著書のなかに出てくる「毒になる親」という言葉の造語で 1999年に邦訳版が出てから広まった「毒おや」
子供への暴力・性的虐待・育児放棄という目に分かりやすいものに加え
過剰な干渉・精神的虐待など目に見えない子供への悪影響を及ぼす親のことを指します。

ポイントは子供への悪影響です。

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③頑張っているママ達


子供がまだ小さく親が右といえば右 白といえば白という時期において親のいうことは絶対です。

それは当然のことで「より良い人生を歩んでほしい」「幸せになってほしい」という願いの元の行動なら決して間違いでないし毒おやではないのではないでしょうか?

しかし、自我が芽生えた子供の意見を無視し 親の意見を押し付け強引に従わせる

いくら子供の幸せを願っての行動でも それは「毒おや」です。

親と子供は別の思考で動いています。
決して親と同じことを考えているわけではありません。
また、親の考える幸せが 子供の幸せとは限らないのです。

④毒おやにならないためにできること


まだ赤ちゃんの頃、、、
母親と自分を同じものと認識しているそうです。
だから、母親ができることは当然 自分もできると思ってよく失敗をします。

例えばお菓子の袋を開ける。
母親がしているのを見ているので 当然、自分もできると思い開けようとしますが開けれずに泣く・・・

そんな失敗経験から段々と親と自分は違うものと、認識が変わってきて自我が芽生え始めます。

その年齢が大体、嫌々期といわれる 2~3歳頃でしょうか。

しかし、親の精神的成長は子供より遅く 嫌々期になると子供が親の思い通りに動いてくれず
「なんで?」「もう!なんなん?」

さらに子供が自分の意思を伝える言葉が まだ少ないこともあり余計に「意味がわからない」
「どうして?」「じゃあ、どうしたいの?」と、苛立ちは募ります。

段々と話せる言葉が増え 子供が自分の意思を伝える言葉が見つかり始めると その辺の行き違いは少なくなりますが「生意気」「お前に何がわかる?」「浅はか」と、親の経験から子供のいうことに対して異論を持つことが出てくることもあるでしょう。

例え3歳であろうと5歳であろうと
10歳であろうと30歳であろうと
50歳であろうと80歳であろうと
親にとって子供は何歳になっても 可愛い守りたい存在です。

しかし自我が芽生えた子供は 何歳であろうと個人として尊重されるべきものではないでしょうか?

それを踏まえたうえで3歳であろうと、5歳であろうと何歳であろうと子供の意見に耳を傾け
親としてだけでなく個人対個人として対等に話し合いをするのが大事ではないかと筆者は感じております。