働く女性の皆さんこんにちは。Woo!では定期的に、働く女性にオススメな映画ネタをご紹介しています。
私たちは何度もすりむいて、自分だけの靴をみつける。
というキャッチコピーがついた、イン・ハー・シューズ。まさにそんな映画です。対照的な姉妹がおりなすストーリー。妹のマギーをキャメロン・ディアス、姉のローズをトニ・コレット主演が演じています。姉妹がいる人は絶対、そしていない人も「あぁ〜女姉妹ってほんといいな〜」と心あたたまるだけでなく、本当に深い。生きるとは、人生とは、家族とは、仕事とは、あらゆることについて考えさせられて、泣けて、最後はハッピーエンドな、働く女性にオススメの素敵な海外映画です。
1.イン・ハー・シューズの大枠のあらすじ。
女性なら誰もが羨む抜群のスタイルと美貌を持ちながらも、問題行動ばかり起す妹のマギーと、弁護士として成功しているものの自分の容姿に自信が持てず、高価な靴を買いながらも履くことのない姉ローズ。いっこうに定職に就こうとしないマギーを、ローズは何だかんだいいつつも心配で気にかけていて、自分の家に居候させることになります。
しかし、そんな姉の気持ちを裏切るかのように、マギーはローズのボーイフレンドと寝てしまい、ローズに家を追い出されるはめに。行く当てのないマギーは仕方なく、祖母エラがフロリダにいることを知り訪ねていくのですが、そこでの出来事をきっかけに、マギーとローズの関係も、彼女たち自身も、一歩踏み出しながら次第に変わっていくというストーリーです。
2.見どころ①:たとえ憎らしくなったって、姉妹の固い絆は変わらない。
マギーは、ローズの靴を勝手に履いたり、ローズのボーイフレンドと寝たり、祖母のエラのお金を盗もうとしたり、ほんとにやりたい放題。「ちょっとスタイルがいいからって(いや、ちょっとではなくかなり)、キレイだからって、調子に乗んなよ!」と思う部分もあるけれど、でも自分なりに仕事を見つけようと頑張っている姿を見ると憎めない。
ローズも、そんなマギーにイライラしながらも、やっぱり姉だなー。妹を心配し、大切に思う気持ちは変わりません。ローズには恋人ができるのですが、その恋人サイモンに自分自身をさらけ出せずにいました。
「自分をさらけ出せば、マギーの話になる。マギーの話をしたら、きっとあなたはあの子を嫌いになってしまう!」マギーに彼氏を取られる心配ではなくて、あーこんなに姉って妹のことを大事に思うんだっていうところで感動しました。
私は兄しかおらず、異性なので社会人になってから一緒に出かけたり話したりなんて全くありませんが、女姉妹っだったら、大人になるとこんなに素敵な関係性になれるんだなと思わせられました。
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3.見どころ②:仕事を通じて人の役に立つ素晴らしさを改めて実感できる。
祖母のエラは、マギーに施設内の介護の仕事をするように言い渡すのですが、そこでマギーは盲目の元大学教授と出会い、詩の朗読をするよう求められます。実はマギーは、難読症というコンプレックスを持っていた為、はじめは断ります。ですが元大学教授に背中を押され、詩の朗読をするようになり、努力して、難読症を克服し、マギーは大きく変わっていきます。仕事で人の役に立つこと、認められるということが、どれだけ人の心を温かくし、自信を持たせてくれることか。私は日頃、ちゃんと周りの役に立てているだろうか、私も改めて振り返るきっかけになりました。
4.見どころ③恋に臆病にならずに、自分の気持ちに正直になろうと、背中を押される。
一方、ローズも自分を見つめ直す生活を送る中で、元同僚のサイモンと愛を育みます。(色々すったもんだありつつ…)やがてフロリダでローズとマギーは再会して和解。フィラデルフィアに戻ったローズはエラの靴を借りて(花嫁が結婚式で身につけると幸せになれる4つのもの、サムシングボロウ、サムシングブルー、サムシングニュー、サムシングオールドの中の一つとして)サイモンと結婚式を挙げました。(あ、オチ言ってしまった。。)恋は女を強く、優しく、広くするもの。自分をさらけ出す勇気、その壁を超えることで、女性としても、人としても大きく成長したローズは、本当に素敵な女性になっていて、パワーをたくさんもらえた作品でした。
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