Woo!(ウー)

物流業界の風雲児社長に女子大生が突撃取材!〜PAL 辻有吾さん〜

女子大生の皆さん、働く女性の皆さんこんにちは。Woo!で学生インターンをしています、Yです。今回は株式会社PALの辻有吾社長にインタビューを行いました。

1.海外について

ーY:本日はよろしくお願いします。先日、バルセロナから帰国されたと聞きました。海外にはよく行かれるのですか?

ー辻社長:月に1回のペースで海外には行きます。理由としては2つあり、1つ目はこの2〜3年で社員に権限委譲をしてきたので、できるだけ自分は口を出さず、社員が自主的に会社を回せるようにするためです。後は、海外でネットワークを作ったり市場調査をしたりするためです。

ーY:なるほど。そういう理由で海外に頻繁に行かれているのですね。では、海外に行ったら必ずしていることを教えて頂きたいです。

ー辻社長:その国の様々な側面を味わうようにしています。その国で最高とされているホテルに泊まり、食事をすることもありますが、ダウンタウンに行ったり、屋台で食事を食べたりもします。また、そこの国で必ず男女共に友達を作ることも心掛けています

ーY:外国の色んな面について学ぶことは自分自身を成長させるきっかけになりそうです。私は、大学生のうちに色んな国に行ってみたいと考えているのですが、どこかオススメの国はありますか?

ー辻社長:これから発展する国と、発展しきった国の両方に行くのがオススメです。現地の人が乗っている乗り物に乗ったり、市場に行くことで人間の生きる力の強さや熱意を感じることができると思います。熱意を肌で感じることが大事です。

2.26歳からサバイバルな環境で生きてきた


ーY:辻社長のインスタグラムには、お洒落な靴の写真が多いと伺いました。

ー辻社長:基本、インスタグラムに投稿する写真は、「車・靴・時計・景色」です。特に、その時に買う靴は、自分の現状の地位や価値観を反映していると思っています。当然ですが、会社を創業した26歳の時に買っていた靴と今買う靴は全然違います。

ーY:確かに、物を買うことはその時の自分の価値観が大きく反映されているような気がします。きっと辻社長のご自宅には多くのお洒落な靴がいっぱいあるのでしょうね…!

ー辻社長:いえ。昔から、〇歳でこの車や時計を買うと目標設定をして頑張ってきました。確かに、それぞれに思い出はありますが、過去には縛られたくないので断捨離は行います。それでこそ次のステージに進めると考えています。

ーY:目標と断捨離を大事にされているのですね。

次のページ>>>社長が社員を支配しようとする会社は伸びない。大切なことは…

3.会社をよくするために


ーY:会社をよくするために工夫されていることを教えて頂きたいです。

ー辻社長:「環境整備」に力を注いでいます。まず、社長が社員を支配しようと考えている会社は伸びません。私は、「人・物・金」を使って、どういう環境にするかが、会社にとって大事であると考えています。また、社員が後ろ向きの考えではなく、未来志向で話を進めているかにも気を配っています。

ーY:その考えに至ったのは何かきっかけがあるのですか?

ー辻社長:以前は、自分が社員さんの役割を全て賄えると思っていましたし、自分なりの経営をしすぎていた面はあります。しかし、成功している先輩方と話しているうちに自分がしなければいけないのは「オーナー業」であり、何事も基礎が大事と気づきました。そこからは、権限委譲と組織化を徹底しています。

ーY:組織化することでこそ出来ていることはありますか?また、ベンチャー企業だから出来ていることも教えて頂きたいです。

ー辻社長:組織化することでいろんなことにチャレンジできますし、やりがいや報酬というインセンティブが与えられると思っています。ベンチャー企業だから出来ていることで言えば、「失敗を許容する」風土があることでしょうか。

ーY:失敗と言えばいいイメージがないのですが…。

ー辻社長:経営者たちも数えきれないほどの失敗をしています。失敗をした時に、本当の人間性が出ます。また、失敗しても落ち込むときにはしっかり落ち込んで、すぐに気持ちを切り替えて前を向ける人は成長できる人だと思います。

4.「やる」が先、「変える」が後


ーY:女性活躍についてどう考えていますか?

ー辻社長:僕は、「女性だから」と強調することはせず、各々が「自分のしなければいけない仕事をしていたらいい」と考えています。男性であれ女性であれ、役割をこなすことが社会貢献でありそこに性差をつけるつもりはありません。

ーY:素敵な考え方だと思います。

ー辻社長:女性の労働についての問題が生じるのは経営環境の問題であり、社会の問題ではないと考えています。だからこそ率先して環境を整えていることを広めていき、他の経営者にもそのこと気づいてほしいと考えています。労働法の改正を待っていても遅いです。我々が女性活躍の取り組みの連鎖を作って社会に訴えることが何よりも大事なのではないでしょうか。ただ、このことを社会に訴えるには、女性活躍について先陣を切って発信してくれる存在や、働く女性に対して「働き続けることを諦めずに頑張ろう!」と火をつけてくれる存在が必要です。それらをするのがナチュラルリンクでありWoo!であると思うので、僕はこれからもWoo!を応援したいし協力したいと思っています。

ーY:どうしても社会のせいにしがちですが、経営課題として女性活躍を捉えられていることに驚きました。お話を聞いて、一つ一つのの会社の行動で社会を変えることができるのではないかと、心から感じました。また、Woo!の協力をしたいと言ってくださり非常にうれしいです。

辻社長は本当にエネルギーのある熱い方でした。そして、物事を色んな視点から見て考えている方なのだと思いました。インタビューさせて頂いたことで、自分自身の視野も広くなったと思います。
お忙しい中、本当にありがとうございました!

株式会社PAL

事業内容 物流オペレーション事業 / 通販ソリューション事業 / ロボティクス支援事業
大阪本店:〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江2-3-3 久竹ビル2F

代表者:辻 有吾(つじ ゆうご)
*採用ページはhttp://www.pal-style.co.jp/recruit/