だてにはげてない社長に女子大生が突撃取材！〜代表世話人 杉浦佳浩さん〜

女子大生の皆さんこんにちは。Woo!で学生インターンをしています、羽田由希です。今回私は、代表世話人株式会社の代表取締役である杉浦さんにインタビューをさせて頂きました。

杉浦さんといえば、Woo!の中では、だてにはげてない「だてはげ」でお馴染みの方です。私も実際にお会いして、“だてはげ活用術“を学ばせて頂きました。

１　杉浦さんについて

杉浦さんのオフィシャルサイトは、大変ユーモアに溢れています。文字の横で杉浦さんのアニメーションが動いていたり、「杉浦のおもしろ写真」というページがあったりと、見ているだけで楽しくて、どんどん読みたくなるサイトでした。
代表世話人と聞いて、何をされている会社かピンとこない方も多いと思います。私も、「人材系かな？」とぼんやりしかイメージできていませんでした。
世話人業とは以下のようなお仕事です。

杉浦さんは、「人と人とのつながりを大切にすることそのもの」をビジネスにされています。
オフィシャルサイトに掲載れている、「杉浦さんを支援されている企業、団体、個人の方」の多さからも、人と人のつながりを大切にされている杉浦さんの姿勢をうかがい知ることが出来ます。
杉浦さんには、今は亡くなられていますが、酒井雄哉先生という師匠がおられます。その方の教えを土台にして「人と人をつなげる人でありたい（協調）」という思いで仕事をされていますが、その働き方は今、多くの方から注目をされているのです。

２　これからの社会で大事なこと

ー羽田：これからの社会で伸びていく人とはどんな人だと思われますか？

ー杉浦さん：これまで人がしていた仕事を、現在は機械が行うようになりました。会社も、人を雇用するより機械を導入するほうが費用を安く抑えられるメリットがあり様々な分野でAI化が進んでいます。今後ますます、ロボットやAIの需要が増えることは間違いありません。
更にAI化が進むと、現在人がしている仕事はほぼ、ロボットにとってかわられてしまいます。

ですから、これからの社会では、“人間らしさ”を持っている人が伸びると思います。「人間らしさ」とは、コミュニケーション能力や、人の役に立つということです。

ー羽田：なるほど…！では、「コミュニケーション」という点で、杉浦さんが心がけていることを教えて頂けますか？

杉浦さん：相手とお話する時に「なんでも出来ます！なんでもやります！」とは言わないようにしています。私は何でもできるスーパーマンではありませんので、そんなことを言うと嘘になってしまいます。

自慢話をされて楽しい気分になることあまりありません。それよりも、面白い話をして笑いあえた方が楽しく、話も弾みます。
私は現在「ハゲ」をネタにしていますが、ある時「ハゲていることで、みんなが笑ってくれたらそれでいい」と思えるようになったからなんです。
ハゲはみな隠したがったりよくない事に思えるかもしれませんが、私にとってはむしろ逆。そのおかげでみなさんが笑って下さり、人の繋がりを広げていくことが出来ているのです。

３　今後の目標・夢について

ー羽田：今後杉浦さんは、どのようになっていきたいとお考えですか？目標があれば教えて頂きたいと思います。

私は「働くこと」は人間生活を送る上で欠かせないことの1つだと思っているので、食事や睡眠と同じ感覚なんです。
驚かれるかもしれませんが、現在104歳で現役サラリーマンという方もおられるんですよ。その方は97歳で会社に辞表を出した時に、会社の社長から「辞めないでくれ！」と頼まれたそう。
素晴らしいですよね、周囲にそこまで必要とされているなんて。私もいつまでもそんな人でいたいです。

4　インタビューを通して私が感じた事

私が一番感じたことは、「杉浦さんは毎日が楽しそうだ」ということでした。その理由は「いつ死ぬか分からないので後悔したくない。何もしないで後悔するより、たとえ失敗してもチャレンジした方がいい。」という言葉に表れていたと思います。日々、後悔しない選択をされているから、毎日が充実するのだと。
ただ一方で、後悔しない生き方は意外と難しいものですよね。だからこそ、これからも杉浦さんからたくさん学ばせて頂きたいと思いました。
最後になりましたが、杉浦さん、今回は貴重なお時間を有難うございました。
女子大生の皆さんにとって、この記事が社会に出る前の参考になれば嬉しいです。