働く女性の皆さんこんにちは。ナチュラルリンクでは「人事Gate(人事ゲート)」で女性活躍推進に関するコラムを執筆しております。
今回はその中から、「育休から早く復帰してもらうには」の記事をご紹介します。
1 育休復帰体制のサポートの中でよく感じること
育休復帰体制を作りたいという企業をサポートさせて頂いて、
実際に育休から復帰した女性が働いている部署で
よく感じることがあります。
それは、お互いに話をすれば解決するのに話さないから
解決されないということが多いということです。
-本文より
「え、制度よりも話し合いなんてまたベタな…」と感じる方もおられるかもしれません。
しかし、実際の現場で「制度を作る前に話し合うことで色々と解決された」というのはよくある話なのです。
2 上司や仲間、育休復帰者が感じる不安や不満
育休取得者が復帰する際、
上司やメンバーはこのような不安、不満を抱えることが多いです。
「この人はこれから時短勤務だから、イレギュラーな仕事には対応できないだろうし…」
(略)
「自分たちはこんなに忙しく働いていて仕事もたまっているのに、
あの人はいつも先に帰っている。状況は分かるけれど納得行かない」
一方で育休復帰した女性は、このように思うことが多いです。
「はやく帰るのは周りに申し訳ないけれど仕方がない。
でも最近は仕事にも慣れてきたのに、もう少し仕事を振ってもらってもいいのになぁ。」
(略)
「私は部署から必要とされていないんじゃないか。
今まで私は何のために仕事 を頑張ってきたんだろう。」
-本文より
皆さんの会社でも、このような状況が起こっていないでしょうか?
お互いに根底では「良い仕事がしたい」「協力し合いたい」と思っているはずなのに、
の気持ちがすれ違ってしまっています。
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3 お互い話し合う場を設けましょう
「では、一度時間を作って話したらどうですか?」と提案したり、
時には私も入って話し合いすることがあるのですが、
そうすると大体は、
「なんだ、それならそうとはやく言ってくれれば良かったのに!」
とお互いが声を揃える結果になります。
-本文より
お互いにかかえている不満、状況を理解し合うことからしか、
解決策を建設的に考える雰囲気は生まれません。
「実は、自分ばかりに負担が来て帰りが遅くなることが納得いかなかった」
「実は、皆さんが仕事をしている時間にはやく帰ることを申し訳なく思っていた」
口に出してみなければ、お互いが思っていることは一生分かりません。
また思っていることを吐き出さずにずっと溜めたままでは、
新たな不安や不満を引き起こすことになります。
話もせず、憶測だけでは、解決策は生まれず、溝が深まることにも成りかねません。
4 コミュニケーションは円滑な社内運営の要
育休復帰した女性がいるチームの体制というのは、
同じ会社であっても部署によって違います。
(略)
日頃のコミュニケーションこそ大切にしながら、
何か違和感や不具合を感じたら、すぐに相談し、
解決していくサイクルを部署内に作っていきたいですね。
-本文より
いかがでしたでしょうか?
育休復帰に関わらず、日頃のコミュニケーションが活発な部署は、
何か起こった時の対応もスムーズにいくものです。
育休復帰者が誕生したタイミングで、一度ミーティングを開催してみたり、
円滑なコミュニケーションをとれる部署になるにはどうすればいいか話をするなど、
今一度、社内のコミュニケーションを見直してみませんか?
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