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働く女性にオススメ映画、ウィル・スミス主演の「最後の恋のはじめ方」

働く女性の皆さんこんにちは。Woo!では定期的に、働く女性にオススメな映画ネタをご紹介しています。今日ご紹介するのは映画“最後の恋のはじめ方”(ちなみに原作の題名は、Hitch)
ウィル・スミス初主演のラブコメディ映画として注目をあびた作品。

デートドクターと称される「ヒッチ」(ウィル・スミス)はモテない男性をモテるよう指南している。ある日彼のもとへアルバートが仕事の依頼を申し込む。なんと彼の憧れの女性は大金持ちの有名人アレグラだった。アルバートにモテの指導をしている最中に、ヒッチはゴシップ記者のサラ・ミラス(エヴァ・メンデス)に恋をしてしまう。サラ(は男に興味が無いといっていたが、他の男とは違うヒッチに少しずつ惹かれていく。(Wikipedia「最後の恋のはじめ方」より引用)

1.ありがちな「あるわけない設定」の映画かと思いきや…?

ハリウッドのラブコメディには、「あるわけない設定」の映画がよくあります。

・本当は賭けに勝つための恋だったけど本気で好きになってしまった。
・偶然の出会いから事件に巻き込まれ、共に時間を過ごすうちに好きになってしまった。

…いやいや、現実に無いない、そんなこと。だから映画なんですけど。そして結局のめり込んで最後まで見てしまうんですけど…(爆)

なのでこの映画も、「あるわけない設定系の映画だろうなー」と思って観てみたのですが、いい意味で期待を裏切る、しっかりしたストーリー設定のある素敵な映画でした。

2.「ウィル・スミスといえばアクション映画やろ!」な人にはぜひ観て欲しい!

ウィル・スミスといえば、アクション。「メン・イン・ブラック」シリーズや、アイロボットなど、筋肉むきむきで、銃を撃ったり敵と戦うアクション映画のイメージが強いですよね。でもこの映画は、ウィル・スミス初のラブコメディ映画ということで、ウィル(呼び捨てしてみた)の優しい眼差しとか、恋する一人の男性という一面を垣間見ることができて、めっちゃ新鮮!

この映画によって、ウィルの女性ファンが急増したというのも、うん納得!

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3.仕事に誠実に向き合い、誇り持って働く男性はかっこいい!

“モテない男”アルバートと、”才色兼備でお金持ちな有名人”アレグラが急接近でいい感じになった裏には、ヒッチ(ウィル・スミス)の存在がある!とにらんだゴシップ記者のサラ(エヴァ・メンデス)は、その真相を確かめるためにヒッチに近づきます。ところが、2人は共に時間を過ごすうちに、だんだんと好き同士になっていく…。

一方、男性に騙されて深く傷ついたサラの親友。そしてその親友を傷つけたのが、ヒッチの依頼人の男性だと知ったサラ。サラは、ヒッチが仕向けたことなのだと誤解し、ヒッチを冒涜し、非難します。

「詐欺師!ペテン師!」

でもヒッチは言います。

「俺は常に依頼人には、誠実に真剣に向き合ってきた!この仕事で人を騙そうなんて思っちゃいないし、いつだって誇りを持って、信念を持ってやってきたんだ!」

「女はこうすればおとせる」的な小手先やテクニックをアドバイスするのではなくて、依頼人である不器用な男性の恋が成就するために、本気で背中を押してあげてきたヒッチ。周りから誤解されることもあるかもしれないけれど、「自分のやっている仕事に信念を持つ、誇りを持つ」!
これは、男子の基本ですわな〜!こんな男子の姿に女子はぐっとくるわけですわ~。

4.素直に行動した人だけが、幸せを掴むことができる

依頼人には「身だしなみ」から「デートに誘われる方法」まで事細かく指南できるヒッチなのに、自分の恋愛のことになるとまるでだめ。自分は、恋には奥手で、傷つかないように自分の気持ちを偽っている。でも意を決して、サラに気持ちを打ち明けるシーンがすごく良いです。
正直文章は支離滅裂だし、綺麗な告白ではありません。でも、自分がサラに恋をしていて、本当に好きなんだという気持ちがまっすぐに伝わる。

失敗や傷つくことを恐れて動けないのではなく、自分の気持ちに素直に正直に動いた人が幸せを掴むのだ。

と改めて考えさせられます。

ラストで、「え!うそ!ハッピーエンドじゃないの!?」と思わせつつ、実はハッピーエンドだったところも良かった!
最近恋をしてないなー恋がしたいなーという女性にはオススメの一本です。

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