働く女性の皆さん、学生の皆さんこんにちは。私は、メーカー勤務の28歳です。
私がとても大切にしている言葉に「nowhere」という言葉があります。
どこにもないという意味の英単語なのですが、今回はこの言葉にまつわるエピソードです。
1 昔は青い鳥症候群でした…
精神科医の清水將之が、1983年の著書『青い鳥症候群 偏差値エリートの末路』の中で提唱した概念。
青い鳥症候群に罹患した人は、理想と現実とのギャップに不満を感じるあまり、理想を求めて次々に新しいものを手に入れようとする傾向があるとされる。
主に、天職を求めて何度も転職を繰り返す、忍耐力に欠けるとされる若者を指して用いられることが多い。
メーテルリンクの童話『青い鳥』にちなんで命名された。
-辞典・百科事典の検索サービス – Weblio辞書「青い鳥症候群」より
私は社会人になってからの数年間、
青い鳥症候群に悩まされる迷子ちゃんでした。
2 私の青い鳥症候群の症状
「私のやりたいことは何だろう?」
「私はこの先どうして行きたいのだろう?」
「どこかに私が輝ける場所があるはずだ」
と答えのでない迷路の中をぐるりぐるりと。
日曜日の午後3時くらいになると、
何となく気分が重くなり始めたり、
気分転換に旅行に出かけてもどこか心の底から楽しめない。
「美味しい!」とか「キレイ!」とか、
そんな感情がどこかに置き忘れられたような感じでした。
まさに、何をやっても何をしてもちょっぴり不満足。
どこにもないという感覚です。
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3 ある方から言われたこと
そんな私を見かねて、ある時言われたのです。
「nowhere、nowhereってどこにもないどこにもないって言っているけど、よくよく見てみなさい」と。
そう、私がどこにもないと探していたものは・・・
「nowhere」ではなく「now」「here」
「今」「ここ」この瞬間だったのです!
今、ここ、この瞬間を真正面から受止めず、将来を憂いていた私。
今、ここ、この瞬間目の前の人に真摯に相対さず、先々を見ていた私。
今、ここ、この瞬間に真剣に取組まず頭の中は未来をシュミレーションしていた私。
あぁっぁっ…
どこかにきっと・・・
いつか必ず・・・
と、いつもいつも「今」「ここ」この瞬間を生きていなかったことに気付きました。
紛れもなく、未来は今の連続なのに、です。
4 「どこにもない」は、「今ここにある」ということ
皆さんもありませんか?
美味しいご飯を目の前に明日の予定を考えていたり、
お友達との楽しい会話の途中に、次の予定のことを考えていたり。
しっかりと美味しいご飯を美味しいと味わい、
目の前のお友達との会話に夢中で笑えた時、
毎日があっという間に光輝くものに変わります。
今をしっかり生き抜いた瞬間瞬間の連続の先に未来があるのですね。
仕事で青い鳥症候群を感じたら「Now!Here!」
私も今でもいつも自分に言い聞かせています♪