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心が少しお疲れ気味…そんな時におススメの方法とは

働く女性の皆さん、こんにちは。小川由佳です。

皆さんは、心がつらくなったとき、どのようにして心を落ち着かせ、自分のペースを取り戻していますか?

1 逃亡のススメ

この間、テレビで高尾山が映っているのを見て、懐かしくなってしまいました。
管理職時代、どうしようもなく心がつらくなったある日、「来週の水曜日、お休みします!」と有休をとって、1人で高尾山に出かけたのを思い出したからです。

管理職になると、いろいろな関係者と調整をしたりすることが多くなります。
それら関係者の間で、タフなことが続くと、ごくたまにどうしようもなく心がつらくなることがありました。

普段、がむしゃらにがんばっているときはいいのですが、ふと、「なんか心がモヤモヤしていて落ち着かない」「ちょっとつらいかも」という瞬間がくるんですね。
ちょうど、周りのペースに合わせて走っていたら、息切れしちゃった、そんな感じです。

そうなったら、何とか仕事を調整して有休をとり、逃亡するのが私のリカバリ法でした。

1人、行き先を決めずに家を出発し、そのときの気分で乗りたい電車やバスを決め、これまた気分で降りたいところで降ります。
そこで、しばしボーッ。リフレッシュして帰ってくる、ということをしていました。

当時東京に住んでいた私が、過去訪れたのは、高尾山、三崎海岸、多摩川河川敷、等々力渓谷、上野公園、とある町の商店街や住宅街などなど。
渦中から離れて、自然や知らない街並みに身を置いてゆったりしていると、なんだか自分のペースが戻ってくるのです。
そして、「あ~、私、こんなこと感じてたのかなあ」と、自分の中がクリアになってくるのが感じられました。

「見知らぬ街への逃亡」は、私が自分のペースを取り戻すための方法ですが、方法自体は何でもいいと思っています。

皆さんは、心がつらくなったとき、どんな風にして心を落ち着かせ自分のペースを取り戻していますか?
自然の中でゆったりする、アロマなど香りを楽しむ、コンサートに行く、美術館に行く、長時間寝る、子供と遊ぶなど…
何でもいいので、ご自身にとって一番いい方法を持つことをおすすめします。

2 お休みは仕事で成果を出すために必要なこと

ちなみに、こうやって書くと、「皆忙しいのに、私だけ休むなんて・・・」と、休暇をとることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
私自身、もともとワーカホリックぎみのところがあったので、「時間にすき間をつくる」ことへの抵抗感がけっこうありました。
当時の私みたいに、「休むこと」「止めること」に罪悪感を感じる方は少なくないんじゃないかな、と思います。

もし、あなたが抵抗感を感じているのだとすれば、そんなあなたに次の言葉を贈りたいと思います。

「休息は、ベストパフォーマンスを発揮するための条件」

これは、ある本を読んでいるときに出会った言葉です。どの本だったのか忘れてしまいましたが、この言葉は、当時の私にとても刺さりました。
「休む」というと、「停滞」しているように感じるかもしれませんが、それは停滞ではありません。

実は、今後よりよい仕事をするために、なくてはならないこと。
本の言葉を借りて言うなら、それはまさに、「お休みは、ベストパフォーマンスを発揮するために、必要不可欠な条件」なのです。

私自身の実感を込めて、そうお伝えしたいと思います。