自分のやりたいことを見つけるための3つのステップとは


②強みを明確にする

ここまで、①の価値観について書いてきました。
では、次に②の強みについて見ていきましょう。これを見出す方法を3つほど記しますね。

まず1つめ。あなたの成功体験の中には、強みが活かされた場面がたくさん存在するはずです。その場面をふり返ることで、自分の「強み」を見つけることができます。

続いて2つめ。そもそも強みというのは、本人にとっては、ごく自然に行動して成果を出しているため、それが「強み」だとは気づいていないことがあります。ですので、周りの人、一緒に働いている人に「私の強みって何だと思う?」と聞いてみることで、自分の強みを見出すことができます。

最後3つめ。世の中には強みを診断してくれるツールがあります。例えば、有名どころで言えば、ストレングスファインダーなどもその1つです(ストレングスファインダーは、強みにつうじる資質を診断してくれます)。ですので、そのようなツールを活用するのもありですね。

③価値観や強みに合致する対象を見つける

さて、ここまで①価値観、②強みについて話をしてきました。
最後に、③の価値観や強みに合致する対象についてお話していきましょう。

これは①②と比べ、簡単に手に入るものではありません。というのも、価値観や強みに合致する対象との出会いが必要になるからです。

また、この対象は、「既存の仕事」という形で存在しているとは限りません。ニーズはあるものの、仕事という形にはまだなっていないこともありえます。

例えとして恋愛をイメージするとわかりやすいでしょう。

自分はどんな人が好みか、これはすぐに明確にすることが可能です。
一方、自分の好みに合った人と出会えるかは、自分の努力だけではどうしようもありません。
それと同じです。

ただ、できるだけ早く対象と出会うためにできることはあります。

それは、行動量を増やすこと。少しでも気になるなと思うことはやってみること、チャレンジしてみることです。それも、片手間ではなく、しっかりとやってみること。こうすることで、自分とその対象との相性を確認することができますし、仮に相性が合わないかなと思うことでも、そこでがんばることが、次の機会にもつながっていきます。

以上、「どうすれば自分のやりたいことを見つけられるか?」ということについて考えてきましたがいかがでしたでしょうか。
少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。


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小川由佳(おがわゆか)FAITH(フェイス)代表
【プロフィール】
メーカーで管理職を経験後、コンサルティング会社でクライアント企業のリーダー育成業務に従事。600人以上の育成にかかわる。2011年に独立し、各種研修プログラム開発および研修講師として活動中。また、若手管理職や働く女性を主な対象としたパーソナルコーチングも行っている。著書に『女性管理職の教科書』(同文舘出版)がある。プライベートでは小学生の母。
【働く女性の皆さんへ】
働く女性が元気になれるような記事を、私の実体験をベースにしながら書いていければと思っています。どうぞよろしくお願いします!

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