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新元号が「令和」に ー 新しい時代の幕開けに、今思うこと

皆さんこんにちは。Woo!編集長の高野(こうの)です。平成の時代が変わり、元号が「令和」になりました。5月から施行とはいえ、まだその響きには違和感がありますが(w)、きっと平成の初期の頃と同じく、だんだんと慣れていくのだろうなと思います。

新元号「令和」の意味

皆さんすでにご存知のことだと思いますが、新しい元号の「令和」は、日本の『万葉集』にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」という一節から取られたもの。

その上で、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められているという説明がありました。

大化から始まり、平成までの247元号はすべて、中国の古典からとられてきましたが、今回初めて、元号が日本の古典から選ばれたとのこと。Wikipediaによると、事前の有識者を集めた懇話会では、「令和」「英弘(えいこう)」「広至(こうじ)」「万和(ばんな)」「万保(ばんほ)」といった6つの案が出ていたそうです。

確かに、この中からだと「令和」がいいかなあ〜(笑)

これからの時代は

新元号には、前述したように「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味がこめられているとのことで、そのような世の中になれば、本当に素晴らしいですよね。

ただ一方で、これからの時代は、そういう温かく穏やかな時代というより、自分の身は自分で守らなければならないシビアな時代になっていくように思います。

世の中が良くなることを、政府に期待したり、他人の手に委ねるのではなく、自分で道を切り開く、自分で今いる環境をより良くしていく、そういった覚悟を持って生き抜く時代になると。

とはいえ、これは、本来あるべき姿だというか… 最近は「ブラック企業」「ホワイト企業」という言葉がよく使われるようになり、人が人らしく働ける企業のあり方が求められるようになりましたし、男女問わずチャンスが与えられる風潮になってきたり、ネットやSNSの普及により、個人が個人として活動し、生計を立てられる時代になってきたり…

そうやって考えると、これからの時代は、個人に焦点があたり、個人が大きく羽ばたける可能性にあふれた、とても面白い時代になっていくのだと思います。

私の令和元年は…

ちなみに、私の令和元年は、どんな1年にしたいかと考えたときに、「自分の意志で生きる」ことを心がけたいと考えています。他人の期待を生きるのではなく、周りに振り回されて自分を見失うことなく、周囲に感謝しながらも、身近な人達を大事にして、自分の意志を大事に生きていけるように。

それを軸にして、そんな生き方が可能になる環境や周囲との関係性を作っていけるような、そんな1年にしたいなと思います。昔の自分が聞いたら「なんだその、生ぬるい決意は」と思いそうですがw、人は変わるものですよね。

肩の力を抜いて、自分の心の声に耳を傾け、自分に正直に真っ直ぐに、歩んでいける1年にしたいと改めて思う今日このごろです。