今が人生で一番楽しい!−ビズリーチマーケティンググループ古田晶子さんの仕事も自分の人生も諦めない生き方。


皆さんこんにちは。Woo!編集長の高野美菜子です。今回インタビューさせて頂いたのは、株式会社ビズリーチのマーケティンググループで、テレビCM・SNSマーケティング・CRMに関する仕事を行う古田晶子さん。シングルマザーとして4歳の息子を育てながら、仕事も自分の人生も諦めない。ポジティブで、すがすがしい古田さんのインタビュー、ぜひご覧ください。

Chapter1.今の私

1-1:古田さんが働くビズリーチとマーケティングの仕事

ービズリーチはどんなことをしている会社?
「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」というミッションを掲げ、人材領域を中心としたインターネットサービスを運営するHRテック・ベンチャーです。その中で私が所属しているのは、ハイクラス向け転職サービスのマーケティンググループです。CMの予算策定から制作ディレクション、会員の方にメルマガを発行したり、転職関連の情報をキャッチアップしてもらうための発信など…仕事は幅広いですね。

ーそんなに多くの仕事を1人で…頭の切り替えはどうやっているの?
一つ一つの仕事を切り離して考えるのではなく、すべての仕事を立体的に考えるようにしています。どんな仕事をするにも、そこには部署のメンバー、決裁者、お客様といった多くの人たちが関わっていて、それぞれ立場や背景は異なります。それらを立体的に捉えて「AをすればBにも展開できる」「Cをうまくすすめるには、Aをおさえておくほうが良さそうだ」というふうに、全体像を描きながら常に仕事をしていますね。 これは、議会関係の仕事をしていた時に培われた仕事のスタイル。議会関係の仕事は、ステークホルダーがたくさんいて、さらに1人で様々な役割を兼任している方が多いです。ですから、一つの物事を進めるにも「その人の背景はどうなっていて、その上でどんな課題を持っていて、どう実現するか?」と立体的に考えるのが癖付けされたように思いますね。

ーバリバリ仕事をしながらも、1児のママ。今はどんな働き方なの?
私はシングルマザーなのですが、世の中のビジネスマンと同じような働き方をしているかと…(笑)朝起きて、息子を保育園に送って、フルで仕事をして、19時頃に帰社する。両親と同居しているので、保育園のお迎えは母に行ってもらって、一緒に晩御飯を食べられる時は一緒に食べて、その後息子を寝かしつけるという感じですね。 また、ビズリーチではフレックス制度が設けられています。早めに出社して息子の保育園の送りは母にお願いし、帰りは私が迎えに行く日をつくっています。 とはいえ、夜は会社のメンバーとご飯に行くことも多いですね。マーケティング部の仕事は、様々な部署との連携が求められるので、膝を突き合わせて話す時間がとても大切。積極的にコミュニケーションをとることで信頼関係を深めています。

ーマーケティングって華やかなイメージだけど、他部署との関係性づくりといった地道な活動も多いと…?
そうなんです!マーケティングの仕事というと「広告とか華やかで楽しそう~」という、ふんわりしたイメージで捉えられることが多いですよね(笑)ですから「どんな意図の企画なのか」といったことを、しっかり現場の皆さんに伝えることが大変重要だと思っています。 また日頃から、サービス、デザイン、セールスなど自社について幅広く知っておくことはもちろん、社外のマーケターの方に最新のトレンドや傾向を教えてもらうといったインプットも欠かせません。 華やかに見られますが、実は地道な努力があってのマーケティングなのだと思います。

1-2:ビズリーチの社風や今感じるやりがい

ービズリーチって、バリバリベンチャーなイメージ。ズバリ、どんな会社?
「挑戦者が多い会社」だと思います。入社年次に関係なく、チャレンジマインドを持った攻めの人材が多い。全く話したことのない新入社員から「マーケティングについて教えて下さい」と直接質問をもらうこともありますし、ビズリーチに入社した先にどうなりたいかを、しっかり描いている人が多いですね。 この社風は、経営陣が柔軟でチャレンジマインドを持っているからこそ、醸成されているのかなと思います。私も普段、経営陣や周囲の社員から「古田、もっと枠から飛び出ていいよ、もっと面白いもの提案して!」と言われるんですね(笑)私はどちらかというと、確実にうまくいく手堅い企画を出すタイプなので、そう言ってもらえることは大きな刺激になります。

ー今の仕事のやりがいや面白さは?
仕事を「どん!」と任せてもらえるところですね。私は今入社4年目で、CMの企画から制作まで任せて頂いていますが、普通の会社であればまずありえないことだと思います。しかも、入社時はマーケティング分野の専門的な知識もほとんど持ち合わせていなかったという…そんな私に「君ならきっとできる!」と、大きな仕事を一任してもらえるのはとても嬉しく、やりがいがあります。 だからこそ「責任をもってやらなければ」という思いは強いですし、30歳を越えているとはいえ新人の気持ちで、わからないことは正直に「分かりません」と頭を下げて、教えてもらうようにしています。日々チャレンジですが、それが自分の成長に繋がっていることを実感できますね。

ー仕事と家庭の両立の工夫は?
仕事とプライベートを無理に切り分けないようにしています。「仕事」も「プライベート」も1人の人間の人生の中にあるものなので、簡単に切り替えるのは難しい。だったら、仕事モードやプライベートモードという境目をなくして、グレーでいたほうが自然だなって。 例えば子育てに関しても、1歳は入社1年目、2歳は2年目という風に、自分の子どもの年齢と、新入社員の年次を重ね合わせて考えているんです(笑)今息子は4歳なので「じゃあ社会人4年目ってどんな時期だろう」と考えると「自分の仕事は一通りできるようになった。次は後輩を指導する立場になりつつある」時期だと思うんですね。 そう考えて息子を取り巻く状況を重ね合わせると同じようなことが言えて。歌を覚えたり、ダンスができたり、たくさん話せるようになってきたから、じゃあこれからは保育園の下のお友達にもそれらを教えたり伝えたりしてあげようね、お兄ちゃんとして自覚をもっていこうねといったことを伝えています。 仕事とプライベートを切り分けないとカッコよく言っていますが、単に私は子育てについてあまり深く考えていないだけなのかな…(笑)「今ちゃんと出来てなくても、社会にでるまでに間に合えばいい。焦らずいこう」という気持ちで、子どもと向き合うようにしています。

→幼少期から今に至るまで…

 


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