専務として、女将として、母として、妻として−Woo!副編集長前本玲の”パラレルキャリア”な生き方。


Chapter2.これまでの私

2-1:学生時代-就職

ー小さい頃はどのようなお子さんだった?
私は生まれが九州で、父の仕事の関係で関西に引っ越してきました。父の転勤で、新しい環境に身をおく機会が多かったので「いかにスムーズに新しい環境に適応するか」子どもなりに色々考えていましたね。そこで、現在に繋がる適応力が養われたのではないかと。また「働くこと」については、両親が共働きで働きながら子育てしているのを小さい頃からずっと見ていたので、専業主婦という選択肢はなく、自然と子どもが生まれても仕事は続けるものだと思っていました。

ー大学についてはどのように選んだ?
子どもの頃から語学に興味がありました。ある時、空港の手荷物検査のゲートで、みんなが並んでいる横で、外交官の方は並ばず専用ゲートを颯爽とくぐって行く姿を見た時「なんてかっこいいの!将来は、こんな風に海外に行く仕事がしたい!」と思うようになりました。とはいえ、英語を学ぶ人はとても多いので、大学で英文科に行くのは競争率が高そうだと思い…。「では、あまり誰もやっていない言語だと、大学に入りやすく、かつ面白いのではないか」と考え、インドネシア語学科のある大学に進みました。インドネシアのことを深く知っていたわけではなかったんですけどね(笑)

ー学生時代の過ごし方は?
インドネシア語学科は関西でも珍しい学科で、様々な大学の教授の方がゼミに来られ、交流も多くとても面白かったです。また、大学に入って初めてインドネシアに行った時のこと。カルチャーショックと共に「なんて楽しい国なのだ!」と、すっかりインドネシアに魅了されました。特にバリ島が大好きで、今まで何回訪れたか数え切れないほど。長期滞在することも多かったです。当時はバリで働くことも考えたのですが「インドネシアは旅行で行く特別な場所として取っておくほうがいいかな」と思うようになりました。

2-2:就職活動-就職

ー就活はどのような軸で行っていた?
就活では、様々な業種の会社を受けました。社会経験の豊富な方々に自分の話を聞いて頂いたりアドバイスをもらえる機会は、人生の中でもそうありません。就活はそういった意味で貴重なチャンスだと思ったからです。
そんな時、当時大企業の役員をしていた伯父から「これからの時代は、経営者にならないとしても、経営の勉強はしておいた方が良いよ」とアドバイスをされました。また「経営コンサルタント」という響きの格好よさにも魅かれて(笑)… コンサルタント関係の会社を目指そうと思い始めました。
また、就活において大切にしていたのは「その会社の社長が直接話をする説明会かどうか」という点。会社はトップで決まるので、会社のトップがどのような考えを持っているかを知ることは、自分が働く会社を選ぶ上で絶対に必要なことだと思ったからです。お陰様で、中小企業向けの研修・コンサルティング事業を全国展開する会社に内定を頂き、そちらに入社しました。

ー入社当初はどんなお仕事を?
入社前は「営業配属」と聞いていましたが、入社後の面談で「営業部門の部長秘書の仕事をされていた方が退職されることになったので、その仕事を引き継いでやってみないか?裏ボス的なポジションで面白いよ!」と言われ、「裏ボス」の響きに惹かれてひき受けました(笑)。
部門全体の数字の責任を全て負いながら、社長からの唐突な指示に対応し部下の様子も見る。側で見る上司の姿は想像より遥かに泥臭く、人間味がありました。「何とかこの上司の手助けができれば・・・」と思ったのを覚えています。
そして、直接数字を作らない私がこの会社・部門で貢献する為に出来ることは何かと考え、「周りの人が自分の仕事に集中できる環境を作りたい」と思うようになりました。依頼された仕事は断らない、相手の締切より早く仕上げる、口下手な上司の想いを汲み営業の人に伝える、社長の動向を考え突発的な仕事に対応できるよう段取りをする。その為には、自部門だけでなく、社内の様々な人とのコネクションが重要だと学びました。

2-3:ナチュラルリンク立ち上げ

ーその後なぜナチュラルリンク立ち上げに参画を?
新卒で入社した会社は、3年で退職しました。会社の同僚や先輩や上司は良い方ばかりだったのですが、そこで働き続ける自分の姿を思い描くことができなかったから。また、仕事が生活のほぼ全てを占める日々を送っていたので、一度ゆっくり休みたいとも思いました。
ただ退職後1カ月ほどゆっくりしてみたものの、すぐに時間を持て余してしまい…知り合いの接骨院でアルバイトを始めました。日々の来院数が100人を超えるにも関わらず、受付担当は私1人という状況で、患者さんの顔は1回で覚えたり、いかに患者さんを待たせないかといった工夫を常にしながら働いていました。そこでは新規医院の立ち上げにも携わることができ、とても勉強になりました。
その頃ですね。高野から「起業しようと思っているから一緒にやらないか?」と連絡があったのは。高野とは同期で、新入社員の頃からとても仲良くしており、「いつか一緒に何か出来たら」とずっと思っていたので、二つ返事でOKし、すぐに動き始めました。
起業を1年後に設定し、そのために、高野は当時勤めていた会社で結果を出しながらビジネスプランを練る。私は今まで中小企業にしか勤めた経験が無いので大企業で働く経験をして出来る幅を広げる。ということで、大企業に派遣として転職をしました。そして、どのような事業で起業しようかと動いていく中で「女性活躍推進のコンサルティング」という事業領域に辿り着きました。

ー会社立ち上げから今までを振り返ってどう?
大変でしたね(笑)創業当初は、売り上げが全く上がらず、預金通帳からみるみるお金が無くなるのは恐怖でした。私も高野も若く、信頼や実績が無い中でどのようにしてお仕事を頂くかについては、あらゆる方法を試しました。当初から、まじめに、誠実に、コツコツと仕事を積み重ね、ようやくここまで来ましたが、その間に私も高野も母になり、一回り成長し強くなれた気がします。現在は、Woo!を運営していますが、多くの方に応援して頂き、サポートされ、本当に有難い環境で仕事が出来ていると感じています。

→前本さんのこれから、目標は?


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