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前に進む勇気を与えてくれる、経営の神様「松下幸之助」の名言。

働く女性の皆さんもよくご存知だと思いますが、経営の神様として知られる、松下電器(現パナソニック)創業者の松下幸之助さん。亡くなられてからもなお、多くの名言が本やネットでも紹介され、多くの方の心を勇気づけています。その中でも有名で選りすぐりなオススメ3選を今日はご紹介します。
出典:biography.sophia­it.com

1.道


自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々(たんたん)とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。

しかし、所詮はこの道しかないのではないか。あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには。まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

2.心の鏡


自分の周囲にある物、いる人、これすべて、わが心の反映である。わが心の鏡である。すべての物がわが心を映し、すべての人が、わが心につながっているのである。
……もうすこし、周囲をよく見たい。もうすこし、周囲の人の声に耳を傾けたい。この謙虚な心、素直な心があれば、人も物もみなわが心の鏡として、自分の考え、自分のふるまいの正邪せいじゃが、そこにありのままに映し出されてくるであろう。

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3.志を立てよう。


志を立てよう。本気になって、真剣に志を立てよう。生命をかけるほどの思いで志を立てよう。志を立てれば、事はもはや半ばは達せられたといってよい。
志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ずひらけるのである。

4.「道をひらく」を読んでみるのもあり。


いかがでしたか?時代を経てもなお、働く女性の私たちにバシバシ響く言葉の数々。自分を信じ、一歩ずつ歩いて行く勇気がもらえる言葉だったはず。よし、今日も1日楽しく頑張りましょう!
参孝文献「道をひらく」松下幸之助 PHP

昭和43年の発刊以来、累計400万部を超え、いまなお読み継がれる驚異のロングセラー『道をひらく』。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。この本には、 時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。 もし失敗して落ち込んでいるのならば、「自信を失ったときに」「困難にぶつかったときに」「運命を切りひらくために」の項が、きっと立ち直る勇気を与えてくれるだろう。 もし、経営で行き詰まってしまったら、「仕事をより向上させるために」「事業をよりよく伸ばすために」「みずから決断を下すときに」の項が、解決の方途を示してくれるはずである。事業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助であればこそ、その言葉には千鈞の重みがある。あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。
(Amazon「道をひらく」より引用)