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結婚、出産後も女性が自分らしく働き続ける大切なことは?

働く女性の皆さんこんにちは。冨永亜未です。結婚しても出産しても、仕事も自己実現もあきらめたくない!家族は大事だけど自分らしく生きていたい。

そう思っていましたが、妊娠・出産を通じて
「もう諦めた方がいいのかな。」
「子供が小さい間は家にいた方がいいのかな」などたくさんたくさん悩んで迷いました。

育児休暇中も自分だけ休んでいることの申し訳なさでいっぱい。復帰後も家族にも職場にも迷惑かけているだけじゃないかなと常に罪悪感との戦いでした。

そんな私が母になってから3年経ち罪悪感や後ろめたさを乗り越えて家族を大切にしながら「自分らしく」生きている理由とは?

ようやく手に入れたバランスの理由をお伝えします。

1.ダンナさんの家事能力が高く、協力があるから。


高校生の時からケーキを焼いていたというほど料理好きのダンナさん。
結婚当初からずっと共働きのため、家事も自然と分担、むしろダンナさんの方が手際がいいためさっさと済ませてくれていることの方が多いです。

なので、私が家を空けていても、私が作るより美味しいごはんを作って子供の面倒を見てくれています。
まー「人それぞれ得意不得意があるからー」というダンナさんの見解です(笑)

「私が自由に仕事ややりたいことが出来るのはダンナさんの家事能力が高く、私の生き方に対して文句は言わない」これが一番大きいと思っています。

日本の女性は「仕事も家事も子育ても全部自分が一人で完璧にしなくちゃ!」と頑張りがち。もちろん、進んでやってあげたい!というのならそれでいいと思うのですが、全部を一人ではなかなかできないもの。
ダンナさんがいるのなら、いきなりすべては難しくても、少しづつ「出来ないからとお願いしてみるのも手だと思います。

ちなみに私は出会った頃から「家事はできない人だ」と思い込まれています笑

2.働く私の母を尊敬し自分もそうなりたいと思っている。


私の母は専業主婦でしたが、離婚して食べていくためにパートから事業主になり、経営者として今でも現役でバリバリ働いている人です。
しんどくてもやりがいを持って働く母を見て、私も結婚しても子供が出来ても絶対に働き続けたいと思っていました。
今でも母と会ったらお互いずっと仕事の話をしています。「一人の女性として、女性起業家としてとても尊敬していて私も母のようになりたい。」とずっと思っていました。

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3.子供に背中を見せられる母親になりたい。

そんな母の偉大さや努力を誰よりも近くで知っているからこそ、いざ自分が親になった時、母の様に立派な母親にはなれないとすごく不安になりました。

私は家で子供にクッキーを焼いたりして待っているような母親にはなりたくても絶対になれない。

そんな私が、子供にどうやったら「ママすごい!」と背中を見せられるかずっと考えていました。それでフルタイムで働きながら週末にコーチング研修に通い、コーチとしての活動を始めることになりました。

4.自分の恵まれた環境に感謝し、それを生かすことを考える。


前は正直「私の好きにさせてよ!」と自分勝手に思っていて、もっと自由にしたいと思っていましたが、今は自分の恵まれた環境に感謝しています。

私は自分の環境について「家事子育てが得意な人と結婚したんだからもっと自由に生きなさい」と言われているんだと勝手に解釈しています。

結婚もし、出産もし、仕事も出来て、個人でコーチとしての活動もできる。こんなにたくさんの経験ができるのも女性であるからこそ。

これからも与えられた環境に感謝しつつ、会社員として、コーチとして、一人の母として、そして一人の女性として自分らしく生き、周りに色んな形で還元していける人になっていきます。

最近の20代女子は必死で働くワーキングマザーの世代を見て「あんなしんどい思いはしたくない、それなら専業主婦になりたい」と思う人がいると何かで読んだことがあります。それってすごく悲しいなと思いました。

もちろん、専業主婦も家庭を守る立派な仕事ですが、私の世代がもっと結婚しても出産しても「らしく働ける」ということをもっと若い世代に見せていきたい!と思います。