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働く女性にオススメ海外映画!『ジャージー・ボーイズ』の3つの魅力

働く女性の皆さんこんにちは。Woo!では定期的に働く女性にオススメな映画ネタをご紹介しています。今日ご紹介する映画は『ジャージー・ボーイズ』(Jersey Boys)。
実は私は期待してなかったんですが、最後に思わず涙が溢れてしまうほど素晴らしい映画でした。

『ジャージー・ボーイズ』(Jersey Boys)は、2014年のアメリカ合衆国のミュージカル映画および伝記映画フォー・シーズンズの経歴を基にしたトニー賞受賞ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』のクリント・イーストウッド監督による映画化作品である。((Wikipedea「ジャージー・ボーイズ」より引用)

1.フォー・シーズンズってそもそも何?

「フォーシーズンズ?なにそれ?」と思う方も多いはず。

フォー・シーズンズ(The Four Seasons)は、アメリカ合衆国の、1960年代中期に世界規模で成功したロックおよびポップス・バンド。ヴォーカル・グループの殿堂はビートルズよりも以前に最も人気のあったロック・バンドだとしている(Wikipedea「フォー・シーズンズより引用)

私たちの世代には、なかなかなじみはないですが、曲を聴けば「あ〜これ知ってる〜!めっちゃいい歌!」というものが多い。現在でも多くのアーティストにカバーされる名曲もあるんです。

2.魅力①「人はどう生きるか」について考えさせられる。

フォーシーズンズは、地元の友だち同士で結成されたグループ。子どもの頃は、いわゆる不良で、窃盗や悪さを繰り返している彼ら。そんな彼らはバンドを結成し、街のクラブで細々と演奏をする日々でした。

そこから4人がデビューしてからの栄光と挫折が、力強く、せつなく、描かれています。若くして人生の絶頂期とどん底を味わった彼らの決断、生きた道。家族の絆とは、本当の友情とは…

映画の最後にフランキーが“最高の瞬間”を「街灯の下で俺たちだけのハーモニーを奏でたとき」と語ったセリフが、とても印象的でした。

歌に生きた彼らが、何を思い、何に気づき、走り抜けていったかがよく描かれています。

次のページ>>> なんと、歌も吹き替えではなく俳優が歌っている・・・

 

3.魅力②楽曲は全て吹き替え無し、だからリアルで心に響く

映画には、多くの楽曲が出てきます。またリードボーカルのフランキー・ヴァリは、類まれなる声の持ち主。一度聴くと絶対に忘れない、美しいハイトーンボイスです。

ただ、だいたいこういう映画って、「歌は吹き替え」ということが多いと思うのですが、この映画は吹き替えじゃないんですよ!それは、ブロードウェイのミュージカルで、実際にジャージー・ボーイズの登場人物を演じている俳優が演じているから(4人中3人)。

歌がうますぎて、踊りもさまになっている。もちろん演技も上手い。思わず映画に魅入ってしまいました。

4.魅力③あの有名な名曲が誕生した意外なきっかけが分かる!

リードボーカルのフランキー・ヴァリのソロ楽曲で有名なのが、「Can’t Take My Eyes Off You」君の瞳に恋してる

「I LOVE YOU BABY~」ではじまるサビはあまりにも有名です

こちら、是非聴いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=euTxpe61NE8
恋人のことを想った歌だと思っている人は多いと思いますが、実は違います。薬物中毒で亡くなった自分の娘を想って歌った曲。娘を失った悲しみから癒えぬフランキーに、バンド仲間であるボブ・ゴーディオが贈った曲でした。

あの名曲の背景には、まさかこんな悲しみがあったなんて。

・なぜ娘を救えなかったのか。
・なぜ自分は音楽ばかりで家族を省みなかったのか。

後悔と、娘を思う気持ち、背景を知った上でこの曲を聴いてみれば、号泣間違いなし!

是非一度ご覧ください。
ジャージー・ボーイズ』(Jersey Boys)。

画像は warnerbros.co.jpより引用

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