働く女性に人気の媒体「PRESIDEN WOMAN Online」私もよくチェックしていますが、こんな面白い記事を見つけました。『「憧れの女性上司」と「お局さま」はどこが違う?』
「おぉ!これは気になる!」と思い、読んでみると納得の内容でしたので、ぜひご紹介したいと思います。
1.そもそもお局ってどんな意味なんだろう?
おつぼねとは職場を仕切る古参の女性社員を意味し、お局と書く。おつぼねは「意地悪」「口うるさい」といった意を含み、そういったOLを嘲ったり、侮蔑する際に使われることが多く、尊敬する先輩OLに使われることはほとんどない。また「おつぼね=行き後れ(婚期を過ぎても結婚出来ずにいる女性)」というイメージも強く、多くは独身の古参OLに使われる。
出展:日本語俗語辞書「お局」
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そこまで言わんでも…というぐらいの言われようです…。ただ、他人事とは思えない記述もあったりして、読みながら内心ひやひやした自分もいます。
2.お局という言葉の由来は?
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お局という言葉自体は、宮中や江戸時代の大奥などで「局(仕切りで隔てた個室)を与えられた女官(女中)」として古くから使われている。ただし、当時のお局(御局)は指導的立場にあったものの、現在のように悪い意味はなく、単に階級的なものであった。おつぼねが悪いイメージを伴い、現代の古参OLに対して使われるようになったのは、1989年に放送された大原麗子出演のNHK大河ドラマ『春日局』がキッカケで、同年は流行語的に使われた。また、おつぼねさまと丁寧な言い回しも使われるが、意味自体に差異はなく、かえって皮肉や嫌みが込められた感もある。
出展:日本語俗語辞書「お局」
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本来は悪い意味はなく、大河ドラマがきっかけで現在の意味として使われるようになったなんて、驚きです。
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3.今を受け入れないー新しいものを取り入れる
今を受け入れないのが“お局型”、新しいものを取り入れるのが“ロールモデル型”
「お局型の女性上司は何かにつけて『私の時代は……』『昔はこうだった……』と言って今を受け入れようとしません。しかし、ロールモデル型の女性上司は新しいものを吸収しようとしてくれます。自分が分からないことなら、部下に『教えて!』と素直に尋ねる姿勢をとっています」(32歳/建設)
出展:PRESIDEN WOMAN Online
「憧れの女性上司」と「お局さま」はどこが違う?
なるほど…確かにこれは言えてますね。企業も変化しなければなりませんが、なによりそこで働く人たちも、変化していくことが求められる時代。
過去に固執せずに、柔軟に変わっていくことや、若い人からも新たなことを吸収しようする姿勢は、ものすごく大事ですね。
4.仕事を振らないー仕事を振って成長させてくれる
仕事を振らないのが“お局型”、仕事を振って成長させてくれるのが“ロールモデル型”
お局型の場合は『私がやった方が早い!』という思いが強いのでしょう。もちろん、手慣れた人がやった方が早いです。しかしそれではいつまで経っても部下が育ちません。ロールモデル型は『この仕事なら任せられる』という仕事をきちんと見極めてくれますし、ミスがないよう常に進捗を確認してくれます。だから部下は安心して仕事に取り組めますし、成長も早いです」(29歳/IT)
出展:PRESIDEN WOMAN Online「憧れの女性上司」と「お局さま」はどこが違う?
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これも納得ですね。「自分がやった方がはやい」というのは誰しもありますが、部下や後輩の成長を喜べる、度量の広い女性でありたいものです。
保身に走るのではなく、常にチャレンジし、前を向いて進んでいくことが、憧れの女性上司になるためにとても大切なことなのですね。記事にはあと2つ、憧れの女性上司とお局のち外が紹介されています。ぜひ、御覧ください。
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→PRESIDEN WOMAN Online「憧れの女性上司」と「お局さま」はどこが違う?