働く女性の皆さんこんにちは。フェイスブックの創業者であるマーク・ザッカーバーグが、2015年11月に「妻の出産を期に2ヶ月の育休を取得する」と発言したのはよく知られている話。そんな中、ForbesJAPANにて、父親の育休取得に関するこんな記事を見つけました。お手本はザッカーバーグ?「父親の育休」先進企業の取り組みと課題。この記事を読むと、時代は確実に変わってきていることが伺えます。
1.アメリカで先見性のある企業は、父親の育児休暇制度を本格的に導入している。
(以下、記事より引用)
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先見性のある企業は、父親の育児休暇制度を本格的に導入しているようだ。最近のある調査によると、意思と豊富な資金のある企業は、新米パパ(あるいは両親)のために仕事と家庭の両立をぐんとやりやすくしている。
父親の育児情報&コンサルティングサイトFatherlyでは先日、新米パパにとって最も働きやすい企業のランキングを発表。その結果からは、親業、しかも特に父親業が雇用主や従業員にとって重要な問題であることが伺える。
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アメリカを拠点に活躍されている、知り合いの日本人経営者(男性)の方とお話した時「僕も普通に幼稚園の送り迎えにいくし、食器を洗ったりご飯を作ったりしますよ。こちらでは当然という感じです。」とおっしゃっていました。
アメリカの方が、このあたりの考え方については、日本の何歩も先をいっているようです。
2.父親の育児情報&コンサルティングサイトFatherlyの出したランキング
(以下、記事より引用)
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2015年のランキングでは、トップ50に入った企業のほぼ半数が、従業員に1週間から2週間の有給の育児休暇を提供していた。それに対して今年は、平均で7.5週間が育児休暇に割り当てられていると同サイト共同創設者サイモン・アイザックスは言う。トップ50企業のうち35%が新米パパに6週間から8週間の育児休暇を提供し、12社は10週間から1年の休暇を提供している。
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すごいですね..「新米パパにとって最も働きやすい企業のランキング」というランキングが存在することも凄いですし、トップ50に入った企業のほぼ半数が、従業員に1週間から2週間の有給の育児休暇を提供していたというのもすごい。
アメリカでは、「優秀な人材を採用するために福利厚生に力を入れる」という企業の意識が日本と比べて大変高いそうです。仕事だけではなく、家族との時間を大切にする企業風土や仕組みを作らないと、優秀な人材が自社に入社してくれないんですね。
日本の企業のトップの方々も、このあたりの意識を変えることが求められていますね。
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3.お手本は、ザッカーバーグ。
(以下、記事より引用)
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Fatherlyは2015年、マーケティング専門の起業家だったアイザックスと、スタートアップ企業のストラテジストだったマイケル・ロスマンが共同で創設。ニューヨーク市に本社を置き、育児をテーマにしたコンテンツの制作や、特にマイホームパパをターゲットにしている企業へのコンサルティングサービス提供で収入を得ている。
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現代の“新しいパパ”の手本としてアイザックが挙げるのは、8週間の育児休暇をとったフェイスブックのマーク・ザッカーバーグだ(厳密にはフェイスブックの規定ではその2倍の休暇取得が可能だったが)。
家族と過ごすために仕事をわきに置いたことに加えて「ザッカーバーグが育児休暇について熱く語り、休暇中の体験を人々と共有したことは注目に値する」とアイザックスは言う。「これはその他の男性に、自分もそうしていいのだと思わせるだけでなく、そうすることが重要なのだと思わせる上できわめて大きな意味を持つ」。
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確かに、こんなに有名で実績のある世界のビジネスリーダーであるザッカーバーグが、自ら育休を取得し、そのエピソードを話すことは、とても大きな影響力を持つと思います。
あたかも「父親も育休を取ることが当たり前」かのように話すことによって「父親である僕たちも、そうしていかねばならない」という男性の意識の醸成に繋がりますね。
4.夫に、育休をとってもらおうかしら?
「男性が育休を取る=出世を諦めた」という風潮が、日本にはまだ根強く存在しています。また私も、もし身近な男性が実際に育休を取ると聞くと「え!そうなの!」と少し驚いてしまうと思います。
日本でも父親の育休取得が進むには、まずはビジネスリーダーである男性社長たちが、積極的に育休を取る姿勢を見せることが大切です。
私の夫も会社経営をしているので、2人目出産の折には、育休を取ってもらおうかと検討中…(笑)
「どうせ無理」ではなく「ダメ元で言ってみよう」という妻の第一歩も、父親の育休取得を後押しするように思います。
日本だけではなく、欧米の「働き方事情」がどう変化し、どう動いているかについては、これからもしっかり情報収集していきますね。
■参考記事
●お手本はザッカーバーグ?「父親の育休」先進企業の取り組みと課題。この記事を読むと、時代は確実に変わってきていることが伺えます。
●Facebook・ザッカーバーグCEOの育児休暇取得は、なぜ女性にとって朗報なのか