働く女性のみなさんこんにちは。渡邉優子です。仕事、家族、子育て、近所づきあい・・・私たちの周りにはイライラの原因がたくさんあります。周囲の人が自分をイライラさせていると思いがちですが、実はイライラは自分の脳が作り出している現象なので、コントロールが可能なのです。
—-
1.私、実はイライラしないんです
ご上司様が皆様の努力を認めてくれないとか、部下や後輩や子供さんが思い通りに動いてくれないとか、ご主人が理不尽なことをおっしゃるとか、道を歩いていたら危険な運転をする自転車とぶつかりそうになったとか・・・イライラの原因は私たちの日常にたくさん散らばっています。
私の周りにも、「もぉぉぉーっ!○○にイラついて仕方がない!!」とおっしゃる方が大勢いらっしゃいます。
ところがっ!実はっ!今の私はイライラすることがめったにないのです!!それは私がある法則を知ってからのこと。
とても簡単なので是非お試しください。
2.イライラの正体
例えば10年前、以前の職場で当時チームリーダをしていた私をイライラさせた他チームの先輩のお言葉→
「あのさぁ、優子ちゃんさぁ、○○君って仕事できないんでしょ?もっと厳しくした方がいいんじゃない?あの子はさぁ、精神的に追い詰めた方がいいよ。営業に行くのを禁止にして1日中テレアポさせれば?さすがに反省するんじゃない?」
私の心の中→
「この人、何言ってんだ?私はそんなな育て方はしたくない。確かに部下が結果を出せないのは私の責任だけど、それじゃ陰湿なイジメ。大体、何で関係ない部署に人にそんな指示を出されないといけないのよ!イラッ!」
このままだと喧嘩になると思い、その場を立ち去った記憶があります。あぁ、未熟だったな、私。
そもそも何故、人はイライラするのでしょう?多くは、相手が自分の期待通りに動いてくれないとか、予想外の行動を取ったとか、「普通○○すべき(であるべき)」という常識から外れていることが原因なのです。
この時の私の頭の中には無意識のうちに「他部署の人は私のチームのことに口出しすべきではない」という前提があり、私の常識を超えて口を挟まれたからイライラしたのです。また、「私には私のやり方があるのにそれを否定された」という心の傷がイライラに変わったとも考えられます。
次のページへ>>> 鍵は肯定すること、自己肯定、他人肯定・・・ |
3.鍵は肯定すること
では何故、今の私はイライラしないのでしょう?それは「他者肯定」と「自己肯定」の両方が出来るようになったからです。
先ほどの先輩のケースですと
【他者肯定】
×他部署の人は口を挟むべきではない(他者否定)
○他部署の事にも口を挟みたくなるケースがあるよね
○心配して声をかけてくれてるんだな
○仕事のやり方は色々あって当たり前
○私のこと、見るに見かねたのかな
【自己肯定】
×私のやり方を否定された、私はダメな人間だ(自己否定)
○自分のやり方は間違っていない
○結果は出せていなくても、一生懸命やっている自分を褒めてあげよう
○私なら頑張れる
○結果を出せなかった自分を許してあげよう
となるわけです。今なら同じシーンに遭遇しても「そっかぁ、先輩はウチのチームのことが気になるんだな。ありがとう。でも、私は私のやり方でもうちょっと進んでみたいな」と思えます。きゃ~(^^) 私ったら成長したじゃない!(自己肯定)笑
4.ほかにもこんな方法があります
アンガーマネジメントでは上記を「べき」の境界線を変える、という言葉を使います。ほかにも突然キレる方には、怒りのピークが去るまで6秒間我慢するという方法をお勧めします。さらに、少しづつ怒りが積み重なる方には、怒りをコップの水に例えます。コップの水があふれる(怒りが爆発する)前に、今、水は何パーセント入っているか認識し、コップに穴を空けたり、大きなコップに入れ替えたり、というイメージを持ってみるのもひとつの方法です。
皆様も怒りをコントロールして、日々ハッピーに過ごしてみてください。
■YUKOさんのホームページ・ブログはコチラ
ホームページ http://intermanner.com/
ブログ http://ameblo.jp/intermanner/