働く女性の皆さん、ママの皆さんこんにちは。神戸を拠点に2008年から産院のキッチンで働くチームとして活動をされている「みらいたべる」さん。
その中で、産み育てるための食事「産育食」を広く伝えるために「月とみのり」というサイトを運営されています。
素敵な記事の中から今回は「祖父母手帳」の記事をご紹介します。
1 おじいちゃん・おばあちゃんの力は借りたいけれど・・・
共働き世帯の増加、里帰り…おじいちゃん・おばあちゃんの手を借りて子育てするひとが多い現代。
ところが、祖父母世代では当たり前とされたことが今では真反対に、昔の常識が非常識になっていることもたくさん。
祖父母手帳を手に入れて、子育ての知恵をアップデートしてもらいましょう!
2 昔の常識は今の非常識!?
1)頭の形が良くなるからうつ伏せで寝かせよう。
2)抱き癖が付かないように、泣いてもあまり抱っこしない方がいい。
3)三ヶ月を過ぎたら果汁を、離乳食は噛み砕いたものをあげればいい。
…これらはすべて、かつて推奨されていたものの、現在の育児ではNGとされているもの。
1)のうつ伏せ寝は乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のため避けられているし、
2)は赤ちゃんの心を満たすまで抱っこしても良いと言われています。
3)の果汁は離乳食の導入から消え、口での噛み砕きやスプーン等の共有は虫歯を防ぐために良くないとされています。
世代間でこんなにも異なる育児の常識。知らなかったでは済まされない、生命に関わるものまであるのです。
「おじいちゃん・おばあちゃんの助けを借りたいけれど、子育て方法が異なりすぎて意見が対立してばかり…」
「かわいい孫のお世話を手伝いたいけれど、昔と今で何が良くて悪いのかが分からない…」
そんな困りごとの助けになるのが、母子手帳ならぬ「祖父母手帳」です。
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3 自治体が配布している祖父母手帳
久しぶりで忘れてしまった赤ちゃんの抱き方など育児の基礎、数十年前から変化した最新の「常識」を紹介するほか、
親世代との上手な付き合い方なども提案している。
–東京新聞/楽しく「孫育て」を さいたま市祖父母手帳–
現在の育児方法が広く知られれば、たいへん心強いですよね。
さいたま市の祖父母手帳は自治体で無料配布されていますが、さいたま市民でなくてもPDFで閲覧することができます。
祖父母世代のための育児に関する冊子はさいたま市だけでなく、
・横浜市 孫育て応援ブック(PDFあり)
・広島県 じぃじ・ばぁばのための孫育て応援ブック(PDFあり)
・岐阜県 孫育てガイドブック(PDFあり)
などいくつかの自治体で配布されています。
他にも、祖父母を対象とした子育てセミナーを行っている場合もあり、子育て常識の世代間ギャップの解消や、
地域全体での子育てに対する理解を促進する取り組みがなされています。
4 子育ては様々な世代の力が必要
こうした取り組みに参加したりPDFを見せたりして、子育てに関わってくれる人を増やすのは、親世代だけでなく赤ちゃんにとっても心強いものですね。
他にも、以前ご紹介したきずなメールはおすすめです。
日々の赤ちゃんの様子を知りつつ、子育て知識をアップデートできます。
-お腹の赤ちゃんからメール?パパ&祖父母と一緒に受け取ろう!-
祖父母と親世代の常識ギャップに悩むのなら、こういったサービスを上手に活用して、子育て・孫育ての役にたてていくのもいいかもしれませんね。
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いかがでしたか?核家族化が進んでいるからこそ、おじいちゃんおばあちゃんを積極的に巻き込み、育児応援団を育てていくのは働く女性にとってはとても大切なこと。その有効なツールとして、一度活用してみてはいかがでしょうか?
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→子育て常識/非常識。世代ギャップに祖父母手帳を役立てよう!