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働く女性の自己分析〜自分にとって大切な軸に気づくための方法とは〜

働く女性の皆さんこんにちは。Woo!を運営する株式会社ナチュラルリンクの高野です。
「大切なものを大切にできる生き方がしたい」こう思うようになったのは、30代になってからですが、最近はつくづくそう思いながら仕事をするようになりました。

1私にとって大切なこととは・・・.

私にとって大切なことは、家族、仕事、仲間、1人の時間、自分の成長…色々ありますが、その中で何が一番大切かというよりも「自分が心地よく働けること」が一番大切です。

私にとって「働く」とは、人生を生きる上で切っても切れないものです。紆余曲折ありつつも、長い目でみるときっと一生何らかの形で働いているのだろうと思います。

働いていると、当然「今は家族やプライベートの時間よりも集中して働かないといけない」という時がどうしても出てきます。もちろん、そうならないようにできるのが理想かもしれませんが、仕事で勝負の時やここぞという時には、いたしかたない時もあります。

2.ワークライフバランスとは?


以前は、綺麗に両立することを頑張ろうとしていた時期もありました。
「働く女性はこうあるべき」と勝手に固定概念を作って、毎日、プライベートも仕事も上手にこなすことが、ワークライフバランスだと思っていました。

でもそうなると、できない日が続いた場合にとても苦しくなり、結局自分自身を追い詰めてしまって良くないということにも気付きました。

その経験から今では「1日でワークライフバランスを考えるのではなく、1ヶ月単位で考える」ということを心がけています。

一時的に仕事に集中する時があって、頭もフル回転でヘトヘトだな〜と感じたら、次の日はちょっと仕事のペースを緩めてみるとか、
1週間タイトだったから、次の週は家族との時間を優先させようとか、そうやってうまくゆらぐことで、肉体的にも精神的にも、自分が心地よく働いていけることに気づきました。

また、そうやって自分で仕事で調整したり、自分で決めていける状況に常にあることが、私にとっては何よりも大切なことだと実感するようになりました。

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3.振り切ってみよう!

働く女性が大切なことに気づくための方法は「振り切ってみる」ことだと思っています。

「仕事に振り切ってみる」「プライベートに振り切ってみる」両極端に試して経験してみることです。みなにあてはまる方法ではないかもしれませんが…(笑)

自分にとって大切なことを書き出してみたり、人に聞いたりして理解する方法はよくあると思いますし、それもいいやり方だとは思います。

ただ、人間というものは、「頭で理解しただけではなく、体験して体と心が理解したことでないと結局は理解できていない」とも思います。

そして、頭で考えて賢くやろうと思っても、結局は中途半端になってうまくできず、近道なようで遠回りだったという経験を、私も何度もしてきました。

子どもが産まれて2年ほど経った頃、ちょうど会社も転換期で新しい動きがめまぐるしくなり、四六時中仕事のことを考え、家でもずっと仕事をしている時期がありました。

子どもが「遊ぼう」と近寄ってきても「今仕事が忙しいからあっち行って!」ときつい態度をとったことも何度もありました。

そんな生活が2〜3か月続いたある日、私はとうとう、仕事のことを考えただけで激しい頭痛に襲われ、パソコンを開いただけで激しい吐き気に襲われるという症状に陥ってしまいました。

仕事をしなければならないのに、考えただけで頭痛がするから寝ているしかない、もちろんパソコンも開けない。焦りばかりが募りましたが、どうしようもなく、2〜3日はアポイントもキャンセルして家で寝込んでいました。

すると、それらの症状がウソのようにおさまり、また元気に仕事ができるようになりましたが、その経験から、

自分の体力を過信せず、忙しい時でも抜くこともしながら仕事に取組もうと心に決めました。

一方で、プライベートを重視しまくった時期もありました。
・家に帰ったら、一切仕事はしない。
・家に帰ったら、仕事のことは一切考えない。
・休みの日も一切仕事はしない、家族との時間にする。

ただ、そういう日が1か月も続くと、何となく物足りなさを感じるようになり「もっと仕事がしたいし、仕事でのっている時は仕事のことをずっと考えていたい!」という思いがふつふつと湧き上がってきました。
これらだけではありませんが、随所で振り切ってみることで、自分にとってちょうどいいバランスがどういうものなのか、何が自分にとって一番大切かが何となく分かるようになり、今では「自分が心地よく働けること」を1つの大切な軸として働くようになりました。

おかげさまで、色々ありつつも、今が今までで一番ストレスがなく、楽しく働けている気がします。

4.勇気を持って自分の人生を生きよう


こういう話をすると「高野さんは自分で会社を興しているし、社長だからできるんだ」と言われることがあります。

ですが、どういった状況でも、やり方次第でできると私は思います。

社長業は、自分で自由に決められる反面、何かあった時は自分が最終責任者なので、有無を言わず仕事を優先しなければいけないこともあります。
会社の売上が上がらない時は、「自分らしい働き方」なんて悠長なことは言ってられません。

一方で会社に勤めていると、自分で働き方ややり方の全てを決めることは難しいかもしれませんが、結果をしっかり出し、周囲から信頼されていれば、比較的自分のやり方で進めていくことは可能になると思います。

自分が「今は仕事に集中しよう!家族との時間を大切にしよう!」ということも、自分が決めてしまえば、あとは周囲とうまくやりながら進めていくことはできるはず。

たとえ、一度やってみて「これは難しい、できない」と思ったとしても、それは必ず未来の自分に活きる経験になりますし、もし本当にその会社で無理なのであれば、転職することもできます。

どんな状況であっても、自分で決めてしまえば、やってやれないことはないと思います。

自分の人生をしっかり生きることで、自分にとって大切なことは必ず見つかり、その大切なことを大切にできる生き方も作っていける。

私もこれからもしっかり、自分の足で、自分の人生を踏みしめて歩いて行きたいと思います。