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男性社会で自分らしく働く女性に共通する3つのこととは?

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働く女性の皆さんこんにちは。Woo!を運営する株式会社ナチュラルリンク高野です。
ナチュラルリンクでは、Woo!のインタビューやセミナー企画で、働く女性の皆さんにヒアリングをしたり意見をお聞きすることがよくあります。その中で、「男性社会で女性らしく働いている皆さんの3つの共通点」についてまとめてみました。

1.①一旦は男性側に思考を寄せている

一般的に男性は、

・論理的
・数字に強い
・データによる分析が得意
・客観性を重視する

等と言われています。

現在の日本の企業では役職者に男性が多いですし、役職が上がればあがるほど、より客観的に、論理的に、全体最適で考える傾向にあると思います。

そんな男性社会で働く女性の皆さんからは、
「意見をあげたけれどとりあってもらえない」
「それは、あなた個人の意見でしょ?と軽くあしらわれた」
という声を聞くことがあります。

ただ、そんな男性社会で自分らしく、女性らしく働いている皆さんは、必ずと言っていいほど、「論理性・客観性」を意識して上司や周囲と話すようにされています。

・会議では、感覚ではなく、数字やデータをもとに発言する
・意見や提案を上げる時は、データや他者の意見、声を取り上げ客観性を持たせる
・口頭ではなく、目に見える資料で提案してみる

等です。

これにより、男性陣の納得度は大きく変わり、自分も仕事がしやすくなるということでした。

もちろん、論理的思考で考えることが苦手な方や、数字は嫌いだな〜という女性もおられると思いますが、そういう場合は得意な方に相談してみるのもありだと思います。

「郷に入っては郷に従え」と言いますが、まずは一旦男性側に思考を寄せたほうが、うまくいくことが多いかもしれませんね。

2.②女性の感性を大切にしている

2点目は、「女性の感性を大切にしている」という点です。

男性社会だから、「男性のようにしなければならない!」ということではなく、思考は男性に寄せたとしても、「あ、こっちの方がいい」という感覚や、心のなかから湧き上がる女性ならではの感情は大切にされている方が多いです。

・商品のキャッチフレーズを考えるとき、「絶対こちらの方がいい!」という女性の勘を大切にした。それを裏付けるために、女性にアンケートを取って上司に声を届け採用された。

・今日、後輩に強く言いすぎてショックを受けているだろうな〜、申し訳ないな〜と思ったら、その日のうちに「ごめんね、言い過ぎたね」としっかり謝る

現在は多くの会社が、女性客を増やしたい・女性社員を増やしたいと思っています。経営者や役員の方も、女性の感性や感覚に期待されている方が多いです。

だからこそ、自信を持って、女性の感性を大切にして、発信していきたいですね。

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3.③女性らしさを忘れない

これは、、、耳が痛い…(笑)!

男性社会だからこそ、女性らしさを意識されている方が多いですが、見た目だけではなく、特に「生活スタイル」や「立ち居振る舞い」についてもなのです。

・規則正しい生活をして、自分の体型をキープする
・ドアの締め方、靴の脱ぎ方といった所作を女性らしくする(がさつにしない)
・女性であることを喜び、メイクやファッションも楽しむ

ある方が、
『「あいつは男やからな。女ちゃうわ」と同僚から言われたくないなと常々思っています。負けず嫌いだし、性格きついけど、でもまぁ、女性やしな」と言われる人でありたい。
そういう女性でいることで、後輩たちも、女性らしく自分らしく働き続けるイメージが湧くと思うんです』とおっしゃっていました。

本当にそのとおりですよね。

私もよく「もう中身オッサンなんで」と言ってしまいがちですが、多分それは言わなくても周囲に伝わっていると思うので…(笑)、あえて言うことはせず、それよりも身だしなみや所作を意識していきたいなと思います。

4.30年前よりも、格段によくなっている

男性社会で女性が働くことについては、まだまだ壁も多いと思います。
でも、そんな中でも女性らしく働いておられる方の存在を知ると、目の前が明るくなりますよね。

色々ありつつも、30年前よりは格段に環境や風土は変わってきています。私たちの先輩の働く女性の皆さんは、今よりもっと茨の道を切り開いてくださって、そのお蔭で今は以前よりも働く女性にとっては良い環境になっています。

私たちも、後輩や後に続く働く女性の皆さんのためにも、一歩一歩前向きに歩き続けていきたいと思いました。