Woo!(ウー)

ズバリ、働く女性は、仕事か結婚かどちらを選ぶのが幸せか!?

世の中は、「両立」という風潮になってきているとはいえ、どちらも超満足している女性って少ないんじゃないかと思う。
働く女性同士で話をしていると、「ぶっちゃけ、仕事と結婚、どちらを選ぶのか。どちらに重きを置くか」という議論になることも多い。

1.俺と仕事、どっちが大事やねん!?

ちょうど仕事で新しいチャレンジをしはじめた27歳の頃。私は婚約指輪を頂いていた方と、別れることになった。いわゆる、婚約破棄である。

当時の私は、正直彼氏の存在なんて全く目に入っておらず、仕事のことで頭がいっぱい。
一緒に買物に行って、「これどう思う?」と言われても、「あぁー…いいと思う…」と眼の焦点が合わぬまま答える始末だったり、話をしていても心ここにあらずなことが多かった。

そしてある日突然、別れを切り出された。私は突然で驚いたけど、まぁ色々他に理由もあったので、冷静に考えれば、そらそうだわなという感じで。

「俺と仕事、どっちが大事やねん」

とまではさすがに言われなかったけど、「いや、つまりは言いたいことはそういうことやろ?」という会話をしたのを覚えている。

そして結果的に私は、仕事を選んだ。

2.自分の力で稼げる女性になろう!と決めた。

選んだというか、もう修復不可能なところまでいってたから、仕事を選ぶしかなかったという方が正しいんだけど、でもその時に強く思った。

「自分の力で稼げる女性にならなければ!」

それまではどこかで「結婚したら養ってもらえるし、仕事はぼちぼちやっていきつつ、まぁうまくいけばいいかなー」くらいに思っていたけれど、結婚して養ってもらおうなんて甘い考えは捨てて、自分の足で立てる女性にならないといけないんだ!と覚悟を決めた。

そこが、私の“自立のターニングポイント”だった気がする。

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3.周りの幸せを素直に喜べるほど、自分に余裕が無かった。

仕事を選んだものの、葛藤はたくさんあった。結婚適齢期だから、周りはどんどん結婚していく。

当然結婚式にも呼ばれて、ケーキ入刀から、

「はい、その大きなひと口を旦那様のお口に運んであげて、あ〜ん!わ〜お口がケーキまみれですね〜あはは〜」

…っていうくだりを、私はこれから何回見ればいいんだろう、、(T_T)と内心思った。

焦ったし、周りの幸せが羨ましかったし、自分が置いてけぼりにされている感は拭えなかった。

友人が結婚すると、今までのように飲みに行ったりもできなくなってくるし、子どもが生まれた友人とは全く話があわなくなるし、婚約破棄になった自分が、幸せな家庭話を聞くのが辛くて、だんだん友人とも会わなくなった。

そんな気持ちを取りはらうかのように、そこからは以前にも増して仕事に没頭した。ふと気づくと、私は、未来の旦那さんも、友達も、全部なくしてしまったような孤独感にさいなまれていた。

4.どちらを選ぶかより、選んだ道を正解にする。

そんな私も、結婚して今では1児の母になった。そして今、実感するのは、27歳のあの時、結婚より仕事を選んでよかったということだ。

その理由は、仕事に没頭した期間のおかげで、それ以降の人生がめちゃくちゃ楽しくなったから。
精神的にも成長して、仕事を通して関わる人達も変わって、色々な壁の乗り越え方も前よりはうまくなって、何より、自分のことを前よりもだいぶ好きになることができた。
もしあの時、結婚を選んでいたら、確実に今の私はいないと思うと、逆にぞっとする。

結局は、『結婚と仕事と、ぶっちゃけどっちを選べばいいか、どちらが正解か』という議論よりも、

「選んだ道を正解にする」という選択した後の生き方や、努力の方が大事なんだと思う。

自分がどちらの道を選んだとしても、選んだからには、絶対その道で良かったと思えるようにする覚悟が、きっとその後の人生を幸せに導いてくれる。

結婚か、仕事か、もし選択を迫られたとしても、その時の直感で、きっとどっちを選んでもいい。
その後の生き方で、この決断を正解にしてしまうんだ!という想いこそが、きっと働く女性がHAPPYに生きていくための近道なんだと思う。

PS:関西人の強さっていうか、どんな経験をしたとしても、あとから全部ネタになって笑いにできるしね(笑)