働く女性の皆さんこんにちは。ナチュラルリンクでは「人事Gate(人事ゲート)」で女性活躍推進に関するコラムを執筆しております。
今回はその中から、「女性リーダー育成」の記事をご紹介します。
1 女性リーダーを育成する立場になったら・・・
女性のリーダーを育成する場合、
何に気をつければいいのでしょうか?
それは「女性は◯◯だ」という固定概念を捨てることです。
「女性にはこれだけの部下をまとめる立場なんて荷が重いだろう」
「女性はすぐ感情的になるから、役職には向いていない」
「女性は褒められたい生き物だから、叱らない方がいいだろう」実はこういった上司の皆さんが持つ固定概念が、女性の成長の妨げになっています。
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2 女性はよく見ています
女性はこうだと一括りで考えていると、
悪気はなくとも普段の言葉の端々にそれが表れます。その上司の言葉や態度によって女性は
「私たちは上司からそこまで期待されてないんだな」
「どうせ女性にチャンスは与えられないんだな」と感じ、仕事へのチャレンジ意欲が低下します。
それを見て上司は「うちの女性は自発性が低い」と捉えてしまい、
ますます悪循環になっていくのです。-本文より
一言で女性と行っても、様々なタイプの方がおられます。
そのタイプは、性差ではなく個々の違い。
女性は…という風に一括りで考えてしまい、
固定概念で部下を見てしまうと、
どうしても女性が持つマイナス面が目についてしまい、
正しく部下の強みや能力を判断することができなくなります。
うまく女性リーダーを育成されている上司の方は、
「男性だから、女性だからと意識したことはない」という方がほとんどです。
性差でなく、個々で見る意識は、絶対に持っておきたい視点です。
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3 まずは仕事の相談から始めよう
まずは、仕事の相談をする会話を増やしてみてください。
「この企画書、◯◯さんだったらどうする?」「来週の会議はどんな内容がいいと思う?」といった具合にです。
この人は、男女問わず部下を見てくれる。
話しやすい雰囲気があるから日頃の悩みや将来のキャリアの相談も気軽にできる。まずはそういった関係性を作ることが女性リーダー育成の第一歩です。
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いきなり女性と面談して、女性リーダーを目指すように伝える前に、
まずは仕事上での相談を増やしてみてください。
相談をすることにとって、部下は
「上司は私にこのような視点で仕事をしろと言ってるのだな」
「そろそろ私も、そういった立場で仕事しないといけないのだな」
ということが分かってきます。
また、上司から意見を求められることは、
部下にとってはとても嬉しく「頼られているから頑張ろう」というやる気に繋がります。
4 一歩一歩進めよう
どんな人間関係もすぐには構築できません。
地道な日頃のコミュニケーションの積み重ねこそが、女性リーダー誕生の近道。
ただ、人間関係構築が必要なのは、女性だけではなく男性にも言えることです。
つまり女性リーダーを育成できると、
役職を敬遠しがちな若手男性も育成できるマネジメントができるようになるということ。
一歩ずつ頑張っていきたいですね。
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女性リーダー育成は「信頼関係づくり」から