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女性活躍推進の本当の目的〜誰のため、何のための施策?〜

働く女性の皆さんこんにちは。ナチュラルリンクでは「人事Gate(人事ゲート)」で女性活躍推進に関するコラムを執筆しております。
今回はその中から、「女性活躍推進は誰のため」の記事をご紹介します。

1 202030を知っていますか?

これは
「社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める割合が、少なくとも30%程度になるように期待する」
という政府が掲げた目標です。

-本文より

年が明けて2017年になりましたので、あと3年後です。

2 しかし現実はどうか?

一方、2013年の帝国データバンクの調べによると、
女性の管理職(課長相当職以上)が10%未満と答えた企業が8割を越えているそうです。
(略)
社会の状況は目標にはほど遠いという現実に、政府もやっと本腰を入れだしたのです。

-本文より

なかなか厳しい現実ですね。
目に見える成果がわかりにくい分、どのように取り組めばいいのか、手探りな企業も多いようです。
また昨年密かに、「202030」で掲げられた目標は下方修正されています。(政府もこのペースだと少し難しいと判断したのでしょうね)

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3 女性活躍推進の本当の目的とは?

女性が役職に就くためには、やる気のある女性が結婚・出産しても働ける環境が不可欠です。

定時で帰っても成果が出せるチーム作りや、
ライフステージに応じた時間にとらわれない柔軟派働き方、
上司と部下の円滑なコミュニケーションなど。
(略)
全世帯の59%が共働きの現在、男性でも子育てや家事に参画するため、
柔軟な働き方を求める人は多いです。

-本文より

女性活躍推進は、女性のための施策だと思われがちです。
また、「女性管理職を増やす=女性活躍推進」と捉えられている場合も多いです。

しかし本当は、女性活躍推進は「男女問わず全ての働く人たちのためのもの」であり、
「企業の働き方を生産性高く柔軟なものに変え、少ない人員でも成長継続できる企業活動のために必要な施策」である

ということを、決して忘れてはいけません。

4 切り口は「女性」でも、女性のためだけではない

切り口は「女性」ですが、
様々な事情を抱えた人でも力を発揮できる会社作りの一つとして
女性活躍の動きを進めることはいいことではないでしょうか。

-本文より

バブルが崩壊し、企業の業績や社員給料が右肩上がりで増えていく時代ではなくなりました。
家計を支えるために、多くの女性が働く時代になりました。
育児や介護により、フルタイムで働ける人は男女共に減少しています。
また少子高齢化で、新卒採用もますます激戦化しています。

近いうちに、日本で労働人口が増えることはまずありません。

そんな中、様々な事情を抱えた人でも戦力として活躍できる環境を作ることは、、
これからの企業にとって不可欠な要素です。

女性活躍推進はは、女性だけのためではなく、
会社の未来のために大切な施策として、今からぜひ取組んでいきたいものです。

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