Woo!(ウー)

賢い大人女子が実践する、相手の言動に振り回されない為の方法とは?

働く女性の皆さんこんにちは。小川由佳です。

皆さんは相手の言葉や行動にモヤモヤするときはありませんか?

1 結婚して間もない頃の話

冠婚葬祭など親戚の集まりに行くたびに、親戚から「子供はまだ?」「早く作った方がいいよ」と言われて、すごくいやだなあと思っていました。

相手は、特に他意もなく、ちょっとした挨拶代わりに、言っていたのだと思います。

でも、私の中では、

「こちらのことに、口を出さないでほしい」
「無神経なことを、言わないでほしい」
「何だと思っているんだろう」

そんなセリフが渦巻いて、モヤモヤしていました。

2 そんな私に変化が起こったのは・・・

親戚の言葉にモヤモヤしなくなったのは、30代後半くらいになってから。

その頃になって、ようやく何を言われてもスルーできるようになりました。

私の心の中で、相手と自分との間に境界線を引くことができるようになったからかなと思います。

相手が私のことを、どう思おうが何を期待しようが、それは相手の自由。
同様に、私が、どう思おうがどう考えようが、それは私の自由。

お互いに責任を持つべき領域があって、そこに立ち入ることができるのは本人のみだということが、理解できたという感じでしょうか。
たとえて言うなら、私の庭とお隣さんの庭に、ちゃんと境目があることがわかったという感じですね。

お互いに、自分の庭に何を植えるかは、それぞれの自由であり、それぞれの責任。
お隣さんが、自分の庭に、何を植えようと、こちらが抜いたりすることなど、できないのです。
もちろん、逆もしかり。

そこは相手の領域、ここが自分の領域・・・
ということが腑に落ちると、むやみやたらに相手の言動や行動に振り回されることがなくなるように思います。

 

次のページ>>>では、相手の庭に手を出すのはどのような時…

3 人間関係で悩んでいた方の話

話は変わりますが、以前、会社の人間関係で悩みがあるとおっしゃっていた方が

「会社で仕事をさぼる同僚がいる。彼女を見ていると、すごくモヤモヤする。
 彼女に対して『もっとちゃんと仕事をしたら』と言ったことがあるけど、全然変わらなくて、腹立たしかった」

という話をされていました。

確かに、自分が忙しく仕事をしている側で、そんな同僚がいたら、イヤな気持ちになるかもしれませんね。
ましてや、その同僚と給料が同じだとしたら、文句の一つもいいたくなるかもしれません。

でも、やはり、同僚が仕事をさぼるか否かは、同僚の自由なのですね。
さっきの例と同様、

相手がどういう生き方をするかは、相手の自由であり、相手の責任。
自分がどういう生き方をするかは、自分の自由であり、自分の責任。

お互いが責任を持つべき領域、
そこに立ち入ることができるのは本人のみなのです。

私の庭と相手の庭。それぞれは、それぞれのもの。

相手の庭が手入れされていなくて、草ボウボウだったとしても、
それをとやかく言ったり、勝手に相手の庭に立ち入って、その草を抜く権利はこちらにはないのです。

だって、それは相手の庭だから。

 

4 このような場合には、毅然と対処しましょう

相手の庭に関わっていい場合があるとしたら、
相手の庭の草ボウボウが、自分の庭にも被害を及ぼしたときのみ。

例えば、相手の草がこちらに侵食してきたとか!

そのように、自分の領域にも関わってくる問題となったとき、
初めて、相手と自分の問題として、対処していけばいい
のですね。

上述の例でいえば、同僚が仕事をさぼることによって、
自分の仕事に支障が出たときになって初めて、
相手の「さぼる」という行為に対して、クレームをいれるなどの対処していけばいい。

そこの境界線が自分の中ではっきりすると、
むやみやたらに相手の言動や行動に、モヤモヤすることがなくなるかなあと思います。

もっと心がラクにいられますよ^^

※小川由佳さんのサイト・ブログはこちら
・働く女性向けコーチングも実施しています→FAITH(フェイス)サイト
・ブログ→http://ameblo.jp/createyourownlife/