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ワーク・ライフ・バランスは追わない、仕事依存症で、何が悪い?

働く女性の皆さん、就活中の女子大生の皆さんこんにちは。昨年から以前にも増して、「ワーク・ライフ・バランス」「働き方見直し」というワードをよく目にするようになりました。ずっと仕事のことを考え、仕事ばかりしていることを良しとしないような風潮が強くなってきましたが、果たしてそうなのでしょうか?

1 一回は、仕事依存症になってもいいやん?

現在プライベートを充実させ、効率よ働く女性の皆さんのお話を聞いていると、「私もかつては仕事依存症だった」という方が多いことに驚きます。

「残業は当たり前」「土日も関係なく仕事」「1年中必死で働いていた」…なかには、「仕事をし過ぎて体調を崩してしまった」という方もおられます。

残業や、休日出勤や、体調不良になるまで仕事をすることを勧めているわけではないのですが、
仕事に熱中したからこそ、「働き方を見直す」きっかけが生まれたという働く女性の方が多いのは事実なようです。

2 仕事が好きだから、働き方を工夫しようと思える

働き方を工夫しようと思えるのは、仕事が好きだから。

そう思います。

仕事のことがどうでも良ければ、働き方を見直さず、会社を辞めてもいいし、仕事をしない選択肢もあります。生活するためのお金を稼げればいいのであれば、責任の重くない働き方に変えることも可能です。

でも、働くことや仕事が好きだから、プライベートも仕事もうまくいくよう「働き方を工夫しよう」と思える。

欲張りかもしれないけれど、やっぱりどちらも自分にとって大切なものだから、自分の考え方や行動を変えてまで、どちらも成り立たせたいと思う。

そして、そこまで自分にとって仕事が大切なものになるには、とことん仕事に没頭する時期が一度は必要だと思います。そうしなければ、本当の意味での仕事の面白みや醍醐味を味わうことはできないですよね。

つまりは一度は、仕事依存症になることも必要なのではと思うのです。

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3 はじめからワーク・ライフ・バランスを追うとどうなる?

むしろ、はじめからワーク・ライフ・バランスを追うと、ワーク・ライフ・バランスを結果的に実現できない落とし穴が待っています。

プライベートも大切にしながら働き続けるには、たとえ働く時間が短くなっても、働き方を大きく変えても、
それでも会社や周囲から必要とされる人であることが重要です。

周囲から「あなたは一緒に働く価値がある」と思ってもらえなければ、「ワーク・ライフ・バランス」をうたうことが「ただの権利の主張だ」と言われて終わってしまいます。

まずは、

・自分に実力をつける(結果を出す)
・やってみないか?と言われた仕事には全てチャレンジしてみる
・周囲から必要とされる仕事ができるようになる

といった部分を意識して動くことが大切で、それが出来ると自ずと、自分が求める働き方も実現しやすい環境が出来上がっていくのではないでしょうか。

もちろん、はじめから効率よく仕事が出来ることがベストですし、無理に残業をする必要は無いですが、ある程度数をこなすからこそ、自分に実力がつくことも一理あると思うのです。

 

4 土台をしっかり作りながらキャリアを築く

30代になって改めて思います。それは、「20代の土台があってこそ30代が充実する」ということです。そしてきっとこれからも、
30代の土台があってこそ40代が充実するはず。

土台や基礎をしっかり積み重ねたキャリアは強く、少しのことでは揺るがない。もし、将来的に仕事を一時辞めることがあったとしても、
その期間を糧にしてステップアップし、また社会に復帰できるときが来ると思います。(実際にそういった働く女性の方も多いように感じます)

なんにせよ「あの時もっとやっておけばよかった…!」と思うことだけは一度きりの人生もったい無いので、その時々で自分が納得するまで、
仕事と向き合って進んでいけるといいですね。

私も、頑張ります!