働くママにとって、朝は戦場…。自分の身支度だけでなく、子どもたちの身支度に家事、朝ごはん、幼稚園や保育園への送りと、短い時間にぎゅっとやることが詰まっています。猫の手も借りたい朝をちょっとラクに、そしてちょっと楽しくなる朝ごはんテクをご紹介しますね。
1.猫の手の代わりに子どもの手
「ママー、パン取ってー!」
「ウインナーも食べたーい!!」
ママの都合などおかまいなしに飛んでくる子どもたちのリクエスト。
我が家は小学3年生、1年生と幼稚園年少さんの3人の息子がいます。
「もう、猫の手でも借りたい!」というのが本音ではありますが、子どもたちの手を借りられたら、ママも大助かりになるはず。
そんな密かな野望のもと、我が家で実践中なのがホットプレートごはん。
週に1回程度ですが、少しずつ子どもたちもスキルアップしてきて効果あり!と実感したのでご紹介しますね。
2. 「まーだ?」「もうちょっとかなー」意外に平和な子どもたち
いつもなら、ひとりずつお皿に取り分けてセッティングする朝ごはん。
でも、子どもたちが待てないかなーってときにはテーブルにホットプレートを出して、子どもたちにバトンタッチ。
ホットプレートの上に、パンやウインナーを綺麗に並べるのは三男の仕事。
お兄ちゃんたちは、卵を割って目玉焼きの用意。
ちょっと失敗しても、「食べたら味一緒やもんな!」って一丁前に言い訳しちゃってます。
いつも喧嘩が絶えない三兄弟ですが、この時ばかりは意外とみんなで協力してやってくれていますよ。
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3.洋食も和食も、ソウルフードもどんとこい!
我が家のホットプレートごはんの定番は、ウインナーとパンに目玉焼き。
焼きおにぎりとウインナーにお魚、なんて和風のメニューもあり。
レンジでチンしたジャガイモを並べて、チーズをのせて居酒屋風。
お好み焼きや焼きそば、なんてことまで。(ええ、関西人なんで。笑)
いいんです、朝ごはんで大事なのはとにかくニコニコと食べられること!
あれこれ用意するのに疲れてイライラしちゃうよりも、ちょっとでも機嫌よく食べられる方が、ママも子どもたちも嬉しいはず。
昨日の残りでもなんでも、小さなシェフの手にかかれば立派な朝ごはんです。
4.今はちょっとハラハラしても、「助かるー!」になるときがくる
とはいえ、子どもたちが最初からスムーズに作ってくれるわけではありません。
誰が並べるかで喧嘩したり、
ホットプレートに手が当たって火傷しそうだったり、
ひっくり返すのを忘れて焦げちゃったり、
お皿に入れようとしたら落としちゃったり…。
見てるとほんとハラハラしっぱなし。
でも、そこはぐっと我慢して子どもたちに任せましょう。
小さいうちに、ちょっぴり痛い目にあうことで、大きなケガへの警戒心を養うこと。
ごはんを用意するのは大変だけど、「おいしいね」って一言がとっても嬉しいことに気づくこと。
小さな失敗と成功体験の積み重ねがきっと、子どもたちの力になります。
そして、その力がきっとママの助けになる時がきます。
毎日はちょっと難しくても、たまに気分を変えて子どもたちに委ねる朝ごはんもいいもんです。
忙しい働く女性の皆さん、まずはお休みの日から、ぜひお試しくださいね。