Woo!(ウー)

アドラーの嫌われる勇気を実践したら、本当に人間関係の悩みが消えた!

働く女性の皆さん、学生の皆さん、こんにちは。私は34歳で、コンサルティング関係の仕事をしています。先日、人間関係について思うことがありました。

1 身近な人間関係での出来事

実は、身近な人間関係でしばらくの間悩んでいました。

・何でこの人は、こんな考え方をするのだろう
・何でこの人は、こういう行動しか取れないのだろう

見ているだけでイライラしていたので、きっと私の態度や表情にもあらわれていたと思います。そして、1日のうちかなりの時間、その人のことを考え、やきもきしていました。

それがなんとここ数日で、すーっと気持ちが落ち着き、心穏やかに過ごせるようになったのです。そのきっかけは、友人がくれた言葉でした。

 

2 アドラーの嫌われる勇気によると・・・

昨日たまたまドラマ「嫌われる勇気」を見て、ちょうどアドラーの「課題の分離」がテーマやって、ハッとしてさ。

うちらって、自分の周りの人のイザコザまで、自分ごとのように抱え込んでしまうところがあるやん。

アドラーはその課題は、誰の課題なのか見極めて、他人の課題には手出ししないことって、言ってるんよね。結局、その人の人生(行動)は、その人の選択の連続によってしか成立しないから、周りの人が口うるさく言ったところで、本人が本気で変えようと思わないと変わらないんよね。
そこにイライラして怒ることは、他人の課題に手を出してることになるんやって。

なるほど…!と思いました。

私は、勝手に他人の行動や考え方に介入して、勝手にイライラしていました。それは、「他人の課題にわざわざ手を出し、本来悩まなくていいところなのに勝手に自分ごとにして悩んでいた」ということだったのですね。

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3 相手に期待しないこと

私たちは、人間関係の中に生きています。

職場では、上司、同僚、先輩、後輩。
家庭では、夫、子ども、両親。
地域社会でも、コミュニティでも、ネット上でもそうですね。

そんな中、相手にイライラするのは、相手に期待しているから。

・もう大人なんだから、こういう行動をとるべき
・それをするんだったら、こういう手順をふむべき
・そんなことしてる場合じゃない、まずやるべきことがあるのに

勝手に期待をして、その行動を相手がとらないことでイライラしていることが多いです。

そのことに気づいてからは、相手に期待することをやめてみました。

勝手に相手にプラスのラインを要求するのではなく、常にプラスでもなく、マイナスでもない、ゼロベースにしておくイメージで捉えてみました。

すると・・・

4 ゼロベースで考えると、すべてのことがありがたく感じられる

今までイライラしていたことが、目に入らなくなりました。

常にゼロベースなので、何もしないことが当たり前、だから何かをしてくれただけで「有難いな」「嬉しいな」と思えるようになりました。

今までは「もう何なんだこの人は!」と思っていたのに、「有難いな」「嬉しいな」が増えると「結構いい人やな、この人は」とさえ思えるようになりました。

相手の課題に踏み込まない。
相手に期待しない。

そうすることで、日々心穏やかに過ごせるようになると、仕事に向かう気持ちも変わり、生産性高く良い仕事ができるようになった気がします。

これを機に、もう一度、アドラーの嫌われる勇気も読んでみようと思います。