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“リケジョ“として働く女性に女子大生がインタビュー! 青山雅子さん

みなさま、こんにちは。ナチュラルリンクでインターンをしているIです。
今回は、様々な製品の材料分析をなさっている青山雅子さんにインタビューしました。
前回のインタビューでは、ナチュラルリンク社長高野さんが、
青山さんのとてもアクティブな学生時代のことや、
就職なさったあとの、週末起業のこと、
さらには旦那様とどうやって良い関係を築かれていったかなど、
とても魅力的でためになるお話をたくさんお伺いさせていただきました。
そこで今回は、私は理系で将来研究職に就きたいと思っているので、
理系に関することを中心にインタビューさせていただこうと思います。

1 青山さんの就活

―インターン生I:本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、青山さんが「企業を選ぶ際重視していたこと」「就活で感じたこと」があれば教えていただけますか?
その会社の雰囲気や方針が自分と合っているかなどを就活で見ることは文理関係なく大切だと思いますが、理系で、自分でやりたい分野(化学系、工学系、生物系など)がある程度決まっていて、研究職に就きたいとなると、よく耳にする就活の仕方とはやはり違ったものがあるのかなと思っているんです。

―青山さん:よろしくお願いします。
私はまず働く場所が関西であることと研究職であることを最優先しました。
そうすると自然と企業の数が限られてきてしまいます。

―インターン生I:なるほど、たしかにそうですよね。
文系は様々な業界の企業を受けることが多いので、
「勤務地」で絞ったところで、選択肢が少ししかないということには
あまりならないと思います。これは理系ならではですね。

―青山さん:そうですね!勤務地を絞った上で就活を進め、
とある会社紹介セミナーで今の会社を知りました。
当時、既に他社で内定は頂いていたのですが、
その会社も興味を持っていたので、面接を受けることにしました。

ただ、その会社で研究職になれば、勤務地が関西圏外になってしまうとのことだったので、
面接では「関西で研究職として働きたいです!」と正直に伝えました。
すると、「グループ会社なら関西で研究職として働ける」と紹介され、
今の会社に就職することを決めました。
面接で「勤務地は関西がいい!」と伝えるなんて強気な発言ですが、
既に他社で内定をもらっているという安心感があったからこそ、言えたのだと思います。

―インターン生I:すごいですね、そんなことがあるんですね!
就活では、企業に自分を雇ってもらう・選んでもらうという姿勢ではなく、
自分が重視する方針と合う企業を選ぶという姿勢が大事だと聞いたので、
そのように素直に思い切って言ってみることも大事かもしれませんね!

2 OB・OG訪問の大切さ

―インターン生I:では次に、例えば「研究成果によって昇給制度があるかどうか」など、企業を選ぶ際にチェックすべき点はありますか?

―青山さん:正直あまり細かいことは実際にその企業に入ってみないとわからないし、
自分が希望した部署に行けるとも限りません。
採用サイトに掲載されている情報は、会社の良い点に関することばかりが多いです。
また、面接官の方は人事部の方なので、
その人と入社後、実際に一緒に働くわけではありません。
やはり実際にそこで働く人に話を聞かないとわからないことがあるので、
できるだけ直接社員さんの話を聞いたほうがいいと思います。

―インターン生I:たしかにそうですよね。
でも実際にそこで働く社員さんのお話を聞くにはどうしたらよいでしょうか?
なかなか難しいことのような気がしますが…。

―青山さん:OB・OG訪問なんかいいんじゃないですか?

―インターン生I : なるほど!!
ちょうどWoo! CAMPUSでも学生がOB・OG訪問しやすい仕組みを作っている最中ですが、
やっぱりそこで働いている人の生の声を聞くのがいちばんよくわかりますよね。
OB・OG訪問の大切さがよくわかりました!

■次のページへ>>>青山さんがお仕事で苦労されたこととは…?

 

3 青山さんがお仕事で苦労されたこと

―インターン生I:ここまで就職する前のことをお伺いしてきました。
ここからは就職されたあとのことについてお話を聞いていきたいと思います。
早速ですが、お仕事でなにか苦労されたことはありますか?

―青山さん:高校生までは化学や物理は好きで得意な方だったのですが、
大学に入ってから苦手意識を持つようになりました。
「学問のセンスがある人」って、難しい問題でもパパっと解いちゃうじゃないですか。
これ、仕事でも同じなんです。
私にとっては時間がかかることでも、すごい人やセンスがある人は仕事がとても速い。
わたしの仕事を少しだけ詳しく話すと、「分析」というお仕事なのですが
「企業から依頼されたものを分析する」ことが仕事になるので、当然納期があります。
速さが要求される仕事なので、仕事をしながらも自分のステップアップのためにたくさん勉強する必要も当然あり、最初のうちは苦労しましたね。

―インターン生I:たしかにそういう頭の切れる人っていますよね…。
それでも仕事がお忙しい中で勉強しなさっていたということを聞いて、
前回のインタビューで「何でもできる女性になるのが目標だった!」とお話されていた青山さんの強い意思を感じることができました…!

4 結局はやっぱり自分ありき!!

―インターン生I:最後の質問ですが、「この会社に入って良かったな~!」と思ったことはありますか?

―青山さん:やはり「人」に恵まれていることですかね!
所属しているチームのメンバーも、上司もとてもいい方ばかりです。
でもそれも、結局すべて自分次第だと思うんですよね。
あるとき上司にこう言いました。
「私ってすごく運がいいと思うんですよ!上司も仲間もみんないい人ばかりで。」
と。すると上司が

「それは青山さんがそうだからだよ。青山さんの明るくて人懐っこい性格がみんなを引き寄せるんだよ。」

と言ってくれました。
上司にも言った通り、私は「自分は運がいい人間だ」と思っています。
というか、思い込んでいます。

自分が思ったことは現実になるので、「思い込み」はとても大切なんですよ。
「周りの環境をどう捉えるか、どう変えていくか」は全て、自分次第ですから。


青山さんは本当にとても明るい方でした。
就活に関するためになることもたくさん聞くことができましたが、
何よりどんな質問をしても、
「なんでもできる女性になる!」や「物事を楽しむ!」
というご自身の意志が軸になった回答をされていて、
私も青山さんのようにぶれない何かを見つけたいなと思いました。
また、最後の何事も自分次第ということにすごく共感しました。
私はネガティブ思考で、何かあると運が悪かったと思ってしまうことが多々あるので、
「自分が思い描いたことが現実になる」ということを意識して、
物事に楽観的になれたらなと思います!青山さん、ありがとうございました!