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石の上にも三年…会社が辛くても退職に抵抗のある貴女へ

働く女性の皆さん、ママさんこんにちは。Woo!ネタリスト 人活®心財育成トレーナーのあ~ちです。
人間関係においてコミュニケーションが大切であることはわかっていても、思ったようにならなかったり、感情が抑えられなかったり、実はそこには『心のしくみ』があるのです。

1 何のために働いていますか?

このように質問されたら何と答えますか?

社会人としての時間が長くなると、働くことが習慣化し、働くことは“何かのため”の手段だったにも関わらず、働くことが目的となり、何のために働いているかも考えなくなることがあります。
しかしちょっと考えてみると、生活のため、自分のため、やりたいことのため、子どものため、将来のため、老後のため・・・と答えるかもしれません。

新入社員の頃や転職したばかりのときは、慣れようと思い、新しくて知らないことばかりで、覚えることやすることがいっぱいあるように思えて、いっぱいいっぱいになりながらも一生懸命こなしていこうと思われることでしょう。
時折辛かったり、しんどかったりしてもまだ数ヶ月、まだ1年、せめて3年は働いてみないとなんて考えたことがあるかもしれません。

この3年という月日は「石の上にも三年」という言葉があるだけに、三年くらいは我慢してでも頑張らなくてはと思い込んでしまうことがあります。
そんなときにちょっと周りをみてください。

2 会社、社員は心身ともに健康ですか?

自分が勤めている会社の社員はイキイキ働いていますか?
身体の具合が悪くなっているとか、心の病になっているとかありませんか?
会社は理念通りの社風になっていますか?
社員のため、お客様のため、社会のために健全に動けていますか?

もし仕事の量が多すぎたり、精神的ストレスがかかっているにも関わらず、上司に話しても改善されないような環境にいるならば、すでに何のために働いているのかすら考えられなくなっているかもしれません。

■次のページへ>>>働く上で大切なこととは…

3 世間が決めた制限に縛られていませんか?

“石の上にも三年”
つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられるということ
故事ことわざ辞典より引用

「~なければならない」「~するべきだ」を普段からよく言っている人や責任感が強い方などは、辛くても頑張らなくてはと思い我慢し続ける傾向にあります。
その仕事が今の自分と未来の自分のために、「やりたい!」と自分の内側からやる気が溢れ出ている状態であり、職場の方々も協力的でアドバイスやサポートや見守りをしてくれる環境であれば、それは身体が疲れていると感じても、“辛抱”という言葉で出てくることはほとんどありません。

しかし心が疲れ始めたら、前に進むことが困難になってきます。そして“辛抱しなければ”という言葉になって出始めます。
こんなとき周りのサポートや見守りがあれば、“心が疲れ果てる”ということは回避されます。

心が疲れ果てるのは、サポートしてほしいという声を上げた、もしくは、何らかのメッセージを送っているにも関わらず答えてもらえなかった時に、「一人」「孤独」「無関心」「助けがない」などを感じ始め、さらにそれでも「これくらいで辞めたらなんて言われるだろうか」とか「こんな自分は弱い」など他人の目線で自分を縛り付け、自分で自分を縛り付け、“自分一人で”頑張らなくてはと疲れている心にさらにムチを打ち、心を壊していくことになります。

4 働く上で大切なこととは?

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自分が心身ともに健康であること。
自分が心身ともに健康でいれるような環境であること。
助け合いの気持ちが自らでる企業風土であること。
その企業風土に耳を傾けるリーダーがいること。
その企業風土を築くことに意識を向けている企業であること。

そうあるために、自ら動くことは大切です。声を上げることは大切です。

それでも耳を傾けてもらえることもなく、周りも心が疲弊しているような環境ならば、そこに大切な自分を置いておくことは望ましくありません。
そして転職する折には、自分が自分の価値観に従いどれほど自分を、お客様を、会社を想い活動してきたのかを明確に意識化し、自分の中の一貫性を通し、次に進んでください。

大切な自分が“生きる”ために、そして“活きる”ために仕事はあるのです。

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