みなさん、こんにちは。ナチュラルリンクでインターンをしております、川﨑夏子です。
本日はシナジーマーケティング株式会社で働く女性、Hさんに就活時のお話を伺ってきました。
1 シナジーマーケティング株式会社で仕事をしていて
川﨑 本日はどうぞよろしくお願いします。早速ですが御社はお客様となる企業に対して、CRMというマーケティング分野の支援をされていると思うのですが、実際にはHさんはどのようなお仕事をされているのでしょうか。
Hさん よろしくお願いします。CRMとは、例えばリピート客の増加や既存顧客のロイヤリティの向上など、企業と顧客との関係強化を目指すマーケティングのことです。
そういった関係強化に向けて、まずは企業の顧客管理の状況や要望、今後行っていきたいことを詳しく聞いていきます。そこから浮かび上がってきた課題を解決するために、当社の顧客管理システムや課題解決に必要なWEB制作や分析、広告などを幅広く提供したり、システム導入も上手く運用できるように継続的なサポートや改善提案を行うことが私の仕事です。
川﨑 このお仕事をされていて、楽しいと思うときはどんなときですか。
Hさん お客様が抱える本質的な課題に気づくことができ、またそれを解決して、喜んで頂けたときですね。
サイトのリニューアルやキャンペーン提案を行うこともあるのですが、実際に目に見える形で作り上げていくのはとても楽しいですね。
川﨑 やはりお客様に喜んでもらえることって嬉しい気持ちに繋がりますよね。では、難しいことはなんですか。
Hさん お客様の要望を的確に読み取ることです。お客様の本質的な課題にしっかり気づくために、現状の悩み事を掘り下げていくのですが、そのためにはお客様に心を開いて頂いて本音でお話頂くことが大切です。つまり、ヒアリング能力や信頼関係を築きあげる力が必要になってきます。でも実際にはとても難しいです。
川﨑 難しい仕事なんですね。常に順調なわけではなくて、仕事がうまくいかず、モチベーションが下がってしまうときもあると思いますが、そのようなときはどうされてるのですか。
Hさん 私は仕事がうまくいかない時には、アポイントを詰め込みすぎずに定時で帰って、好きなことをする時間を取ります。リフレッシュになるので。もちろん、周囲に迷惑をかけない範囲ですが（笑）
２ どうして今の会社を選んだのか
川﨑 企業をサポートすることを仕事にしている会社は他にもあると思うのですが、Hさんはその中でもどうしてシナジーマーケティング株式会社を選んだのですか。
Hさん 私は就活をしていた頃、「こんな仕事がしたい」というものが明確に決まっていたわけではないのですが、「自分に合う企業を探す」という点を大切に考えていました。
川﨑 仕事内容が中心ではなかったのですね。驚きでした。自分に合う企業というのはどのように探されたのですか。
Hさん モノを売って終わりではなく、取引が始まってからもお客様のことを大切にする企業で働きたいと考えていました。また、会社の方針と、人事の方や、実際に現場で働いている社員の方々がおっしゃることが一致していたこともポイントでした。
川﨑 会社の方針と、人事や社員の方々の話す内容にずれがないことを知るためには、会社のことをしっかり調べておくことはもちろん、実際にそのような方々と直接十分に話す機会が必要だと思います。その時間はどのように確保されたのですか。
Hさん 私は大学３年生の時に、当社のインターンシップに参加していました。そのときから人事の方とお話をする機会や、実際に働いている方々を見る機会はたくさんありましたね。
川﨑 では、インターンシップに参加する段階で、Hさんの軸に沿った会社を選ばれていたのですね。そんなミスマッチの少ないインターンシップを見つけられたのってすごいですよね。
Hさん 日程や事業内容だけではなく、社長メッセージも目を通すようにしていました。そうすることで、会社のトップである社長の考えと、自分の思いがあっているのかを確認しやすくなりました。
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３ 自分の気持ちに正直に
川﨑 Hさんは就職活動を始めたのも早かったのですか。
Hさん そうでもないと思いますよ。就活を始めたのは、就活サイトなどで採用情報がオープンになってからでした。
川﨑 就活しなければって気持ちで就活をしていると確かに気が滅入りそうですよね…。
Hさん 実際に会社に入って仕事をしていく中で、自分がやりたいことは自然と見つかると思います。私は面接のときでも、基本は自然体でいこうと考えていたので、「この会社に入ってやりたいことはありますか？」と聞かれて「どのように働きたいかというイメージは持っていますが、実際にどんな仕事をしたいかはまだ分かりません」と正直に答えました。
川﨑 そうなんですか、自分の考えを正直に伝えるのってなかなか難しくありませんか。面接ですし、どうしてもよく見られたいと考えるのが一般的なのかなと思うのですが…。
Hさん 自分を良くみせようとして取り繕うと、その企業が自分に本当に合っているのかを判断しづらくなるのかな、と思います。大抵、繕っていることは面接官にも伝わってしまいますしね。自然体の自分を受け入れてくれる会社であれば、きっと合っている会社だろうな。と思って面接を受けていました。
川﨑 人生に関わる選択をすることになりますし、自分の気持ちに素直でいることが大切なのですね。
４ 就活生の特権とは？
川﨑 これから就活をする学生に対してアドバイスはありますか。
Hさん たくさんの社会人とお話できたり、会社や社会のことを知るチャンスが与えられているのは、就活生の特権だと思います。積極的に様々な社会人や会社を見に行くといいと思いますよ。
川﨑 自分から行動することも大切ですよね。
Hさん そうですね。私も企業の合同説明会は、参加して話を聞いて終わりにするのではなく、若手の社員さんを探して、話しかけるようにしていました。
川﨑 自分から話しかけにいかれたのですか、とても積極的ですね。
Hさん 普段はどのようなお仕事をされているのか、本当のところその社員さんが会社をどう思っているのかを尋ねられる数少ないチャンスだと思ったので…！
気になった会社の方にはどんどん話しかけることをオススメします。
自分の軸が定まっているならその軸に合う企業を、定まっていなくても焦らずに小さなことでいいので自分に合うと思う企業を探してくださいね。
川﨑 就活がチャンスだと捉えられるのは、Hさんのように機会をきちんと活用出来てこそなのかな、と思いました。チャンスを逃さないように、自分に合う企業を探していきたいと思います。本日はありがとうございました！