初対面でも、初めてお会いしたと思えないくらい気さくで楽しくて、一瞬で自分の魅力に相手を引き込んでしまう石田静恵さん。そんな石田さんが、「職場で働く女性が良い人間関係を築くために実践されていること」をお話して下さいました。
1.今の会社に入社して、気づけば10年。
後輩も増え、役職も頂き責任も増して、自分自身、もう一段成長していかなければと感じる今日この頃です。
大学卒業後は、アパレル会社に入りましたが1年半で退職。自分には接客業は合わないと感じました。
そこから転職活動をして、縁あって今の会社に入社しましたが、「10年は続けるぞ!」なんて意気込みは無かったのに、気づけば10年以上が経ちました(笑)。
今でこそ、働く女性の皆さんの活躍の場も増え、女性の役職者も増えてきましたが、私が入った当初はまだその過程でしたので、きっと上司も色々、女性に気を遣うことも多かったと思います。
いや、私は、あんまり気をつかわれてなかったかな…?笑
2.上司に反発したことも数知れず。
当初は、アパレルから総務経理という全く違う畑での仕事に、本当に戸惑いました。昔から「やればなんとかなる」という性格でしたが、「総務経理はそれではいけない!もしうまくいかなければどうするか、二手三手先まで考えて動け!」とよく上司から叱られました。
自分の性格とはまるで真逆の考え方なので「そんなこと言われても私の性格はこうなんだ!」と反発したことも数知れず(笑)
私は納得行かないことは、影で言うのではなく、直接本人に言った方がいいという性格なので、上司ともよく話し合いしましたね。
またどの会社でも「会社の中で分からないことは総務に聞け」という感じだと思いますが、当社もまさにそうでした。「電球がきれた」「システムが動かない」「営業車のカーナビをつけてくれ!」と、本来の業務以外に、本当にたくさんの仕事をしました。
色々な仕事に携われて、上司に厳しくも温かく見守ってもらえて、今ではこの環境にとても感謝しています。
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3.続けてこられた理由、それは「楽しむ」こと。
たとえ嫌なことがあっても、嫌々やると余計しんどいし、せっかくなら楽しんでやるほうがいい。
だから、「今日はこうやってみよう!」とちょっと工夫してみたり、苦手な方がいても、あの手この手で発信し続けて、人間関係作りを工夫して「もーしゃぁないなーわかった!石田さんの言うとおりにするわー」と言ってもらえるまで粘ってみたりします(笑)
結局は、自分次第で、いくらでも仕事は楽しくなるんだなとその度に思うようになりました。
4.心がけている、職場で良い人間関係を築くためのコツとは?
心がけていることは「言われやすい人であること」です。
上司や同僚から、冗談で失礼なことを言われても、いちいち目くじらを立てない。そりゃむかっとすることもありますよ(笑)でも、言ってもらえるって有難い。それだけ心を許してもらえている証拠ですもんね。
特に男性の上司は、女性には気を遣われているので、こちらが心を閉ざしてしまったら、コミュニケーションが取りづらくなり、良い仕事は出来ないと感じます。
何でも言ってもらえる関係性があるから、お互いが気持ちよく良い仕事ができ、周囲から応援してもらいながら、自分自身も楽しく仕事を続けられるのだと思っています。
ハンサムWoo!manプロフィール
能勢鋼材株式会社(ステンレス材料販売・各種加工一式)
総務部主任 石田 静恵(いしだ しずえ)さん。
大学卒業後、アパレル会社に入社。その後能勢鋼材株式会社に転職し、総務部で様々な仕事に携わる。社内の新規事業開発担当や、人事制度作成プロジェクトメンバーなどを経て、昨年には総務部主任となり、現在は社内の女性社員の良き相談相手であり、また部下育成にも奮闘中。
石田さんが働く能勢鋼材株式会社のサイトはこちら