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何でも自分でしてしまい育成が進まないリーダーに起こっていることとは

働く女性の皆さん、ママさんこんにちは。Woo!ネタリスト 人活®心財育成トレーナーのあ~ちです。

人間関係においてコミュニケーションが大切であることはわかっていても、思ったようにならなかったり、感情が抑えられなかったり、実はそこには『心のしくみ』があるのです。

任せるより自分がした方が楽

今まで自分一人でできてきたことをそのまま同じように自分が行動することは楽なことです。
人が関わらないため、自分の考えで、自分の時間割で行動できるのですから。

しかしリーダーになると、リーダーにはリーダーの『役割』があります。

リーダーの役割がわかり行動できる人はそれで良いのですが、わかっているのにできないということが起こる人にとっては仕事がどんどん増える上に、自分の時間が無くなり、メンバーのことも気になりながらと心身ともに重くのしかかってくるように感じているかもしれません。

この「わかっているのにできない」には理由があります。

無意識では「不安」「不信」「不満」など恐怖心に基づく感情が起こっています。
意識では「混乱」が起こっています。

ではどのようにすれば良いのでしょうか。

任せる上で必要なこととは

自分で何でもできる人やトップセールスの人によくあることとして、メンバーの育成や指導が上手にできないことがあります。
何でもできる人やトップセールスの人の多くは「無意識」に行動を起こしていることが多いからです。

もちろん考えて行動してはいますが、指示を聞いた時の判断や考え方、お客様との関わりにおいて瞬間的に対応している言動、誰と繋がることが更に仕事が上手くいくのかなどの人脈づくり、仕事の結果がどのようになっていることが成功なのかというイメージなど。

これらのことを無意識に行っていませんか?

これらのことをまずは意識に上げることが重要です。
「自分がどのようにして上手く結果を出しているのか」このプロセスを書き出すことです。

これができると意識で起こっている「混乱」は解消されることになります。

■次のページへ>>>「人が育つ」その根底にあるものとは

 

誰もが役割を必要としている

私たちは自分の存在意義を必要としています。
自分で自分の存在意義を認識していることは最も大切です。

そして誰にとっても人との関わりの中で生きている以上、誰かの役に立ち、誰かに喜ばれ、誰かに評価されることも、存在意義を確認できることとして大切なことです。

自分がしてきたことを「役を割って」経験を積んでもらうことです。

そのときに大切なことは
・依頼する仕事の「目的」である「何のためにこの仕事があるのか」を伝えること
・依頼する仕事の全体像を伝えること
・依頼する仕事の目標達成イメージを伝え、ともに共有すること
・依頼する仕事のプロセスを伝えること
・依頼する仕事の中で任される内容が大切な一部であることを伝えること
・どのようにすればできるかを依頼するメンバー自身に質問し、考え、自分事に移行していくこと
・行動のプロセスを聴くことでイメージを明確化させていくこと
・最初の第一歩としてどのような行動をするのかメンバーに質問すること

これらのことをこのように時間を共有することで擦り合わせができていきます。

自分もメンバーも信じることから始まる

そして何より大切なことは、リーダーであるあなたが徐々に仕事が出来てきたように、メンバーも「できる」と信じることから始まります。

“メンバーを信じることができるということは、自分を信じることができているということです”

これができているということは、無意識の制限は解消されていることになります。
そしてこの「信頼」がメンバーに伝わり、メンバーはその「信頼」に応えようと力を発揮するようになります。

根底で「本当に信じているか」つまり「自分を信じているか」が現れてきます。
大切な自分を信じること。最も大切なことです。

自分を信じ、メンバーを信じ、目的に向かって目標を明確化し、プロセスを明確化し、共有することで何でも自分だけでしていた自分が変化し、自分もチームも成長していくのです。

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