こんにちは、シェアリストの日野ゆう子です。「英会話の勉強をしているんだけど、あまりうまくなった気がしない・・」そんなお悩みをお聞きする機会がたくさんあります。
一生懸命練習をしているのに、なかなか上達が見えないとつらいですよね。今回はそんなときにチェックしていただきたい2つのポイントについてお知らせします。
自分はどんな風に英語を話したいのかを整理する
あなたはどのような場所でどのように英語を話したいと思っていますか?その答えによって必要なアプローチが変わってきます。
旅行やあいさつ等決まったシチュエーションで必要なことを相手に伝えたい
この場合は、その場その場で使われるフレーズを口ならしして、すぐに使えるようにしておくことが有効です。
■例えば入国審査のときなら、「入国の目的は?」(What’s the purpose of your stay?)⇒「観光です。」(For sightseeing.) とか「仕事できました。」(I’m here on business.)などのやり取りを行います。
■道に迷ったときは「○○までの道を教えてもらえますか?」(Can you tell me how to get to○○?)
などこういったフレーズを覚えて口からすぐに出るようにしておくと相手に言いたいことがとりあえず伝わり、用事を済ませることが出来ます。
こういう風に、それが使えるシチュエーションは限定されるけれど、フレーズを使えることで言いたいことがすぐに伝えられるようになります。
自分の言いたいことをシチュエーションにかかわらず使えるようになりたい
シチュエーションを限定せず、自分の気持ちや言いたいことを英文にして相手に伝えるときには英語の構文を使って英文を瞬間的に完成させ、口から出すという力が必要になります。
例えば、道を尋ねるときには決まったフレーズを使えば相手に必要なことは伝えられます。ですが、そこから会話が進んで、自分のことを伝えたくなった時、相手のことを知ったり、そこからまた新しく会話が進展した時にはフレーズだけでは対応することが難しくなります。
そんな時には自分の中で英文を作り出す能力が必要になってきます。
あなたに必要なアプローチは?
「限定されたシチュエーションで必要なことをさっと伝えたい」のか「自分の言いたいことを場所を限定せずに言えるようになりたいのか」
これまでご相談を受けてきた経験では、「フレーズを覚えるというアプローチをずっと行ってきたけれど、英文を自在に作る練習はしてこなかったのであいさつやフレーズから一歩踏み出して会話ができない。」という方が多い印象です。
逆のパターンもありますが、大切なのは「あなたの話したい英語と学習法があっているか」を確認することです。もちろん「自分は両方の英語のスキルが必要だ。」という場合も出てきます。
ぜひ一度立ち止まって整理をしてみてくださいね。 こちらの記事(「英会話力が伸びない」ときにチェックする2つの要素)にも詳しく書いておりますのでよろしければご覧ください。
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