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チャットワーク活用のプロ中川亜紀子さん〜だてはげ活用術対談vol.3〜

関西で働く女性の皆さんこんにちは。「だてにはげてない」杉浦佳浩さんのご縁をご自身のステップアップに繋げておられる働く女性を紹介する『だてはげ活用術』第3弾です。今回のゲストはChatWork Academy(チャットワークアカデミー)株式会社の中川亜紀子さん。Woo!のネタリストでもあります。今回はどんなトークが繰り広げられたのでしょうか!?

1.中川亜紀子さんってどんな方?

今回のゲスト、中川さんのプロフィールはこちら。

専門学校卒業後、ホテルに勤務し、広く接客やブライダルの仕事を経験。その後は営業職やアパレル業界で働き、2013年ChatWork Academy(チャットワークアカデミー)株式会社現在は「みんなの秘書室の中川さん」として社内外で活動の幅を広げておられます。(みんなの秘書室については後述)

前半は、ChatWork Academy 株式会社の加藤社長にもインタビューにご協力頂きました。

2.出会って3ヶ月で杉浦さんから転職先を紹介された


(杉浦さんが先日撮影された男前なプロフィール写真に興味津々な中川さんと加藤社長)

ー高野:中川さんと杉浦さんの出会いのきっかけは何だったのですか?

ー中川:杉浦さんとは、ある会の二次会でたまたまお会いしました。以前より「杉浦さんはすごい方だ」と周囲の方からよくお聞きしていたので「話しかけるなんて恐れ多い」と思っていましたが、とても気さくにお話くださり、「なんて素敵な方なんだ」と感激しました。

ー杉浦:恐縮です…そこから2〜3ヶ月後、ChatWork Academyの加藤社長から「新たにスタッフを採用したい」というご相談を受けました。するとそのタイミングで「中川さんが前職を退職される」という話を耳にしまして、これはきっと良いご縁になると思い、中川さんと加藤社長をお繋ぎしました。

ー加藤:僕が熊本でセミナーをしていた時でした。杉浦さんから携帯に着信があったので「なんだろう?」と思い掛けなおしたら「加藤さん、いい人がいます!今代わります!」と言われて。「え…!?い、いま!?」と若干戸惑いつつも、中川さんに電話を代わっていただきました。

ー高野:すごい展開です!中川さんも急なことで驚かれたでしょうね。

ー中川:はい(笑)急展開過ぎたので、とても緊張しながら電話に出たのを覚えています。

ー加藤:そうなんですか!僕には全く緊張は伝わってこなかったですし、むしろ声を聞いた瞬間に「この人と一緒に働きたい!」と思いました。声のトーン、電話の応対、話し方までもう完璧。電話だけで相手にここまで好印象を与えられるとは、なんてすごい人だと思いました。

中川:恐縮です。。

ー高野:確かに中川さんは、大変聞き上手ですし、チャット上でのやり取りもとても気持ちが良いです。杉浦さんもきっと、初めてお会いしてお話した時の中川さんの印象がとても素敵だったから、加藤社長に紹介しようと思われたんですよね。

ー杉浦:もちろんです!中川さんの気遣い、配慮は本当にすごい。「そこまでするの!?」というくらい、相手への心配りにあふれた方です。そして胎便頑張り屋さん。ですから、加藤社長に紹介したら、とても良いご縁になりそうだと思いました。

ー中川:そんな風に言って頂いてありがとうございます。その電話の後、実際に加藤さんと会って話をしましたが、その時に私もここで働きたいと思いました。当時の私は、サービス業やリアルに人と接する世界で仕事をする経験が長かったので、ITに対しては冷たい印象を持っていました。でもその時に加藤さんからこう言われたんです。

「ITはあくまでもツール。冷たく使えば冷たくなるし、あたたかく使えばあたたかくなるんですよ」

目からうろこでした。人間味があふれる素敵な考え方だったので「ここなら、今までの経験を活かして、私らしく働けそうだ!」と思いました。

ー高野:素敵なご縁ですね。そういえば以前加藤社長は、「中川さんと一緒に同行訪問に行くだけでものすごく助かる」とおっしゃっていましたが、それはどういうことでしょうか?

ー加藤:僕はご覧の通り、服装が真っ黒です。当社は黒子に徹する会社なので、服装もあえて黒にしているのですが、なにせ僕のこの見た目…訪問先の方に「暗殺者が来た!」と間違えられたこともありました(笑)ですから、中川さんと一緒に伺うと「ちゃんとした会社の方なんだ」とお客様も安心してくださいます。

また、訪問した後の中川さんのお客様フォローは天下一品。僕が今日お会いしたお客様に、「あの資料を明日送っておこう」と思っていたら、既にその日中に資料を送ってフォローまでしてくれていたり…本当にすごい。

ー中川:でもそれは、加藤さんが最初に訪問した際に「みんなの秘書室の意味や、今後は中川から連絡します」などと紹介してくださるからです。その一言がなければ「単に一緒にきた人」で終わってしまい、その後のやり取りもうまくいきません。

ー加藤:お互いのタイプが真逆なので、よい相乗効果が生まれ、お客様が喜んでくれることに繋がっています。

ー杉浦:2人で動く分コストはかかるけれど、その数倍にもなって返ってきているからすごくいいんですね。

ー加藤:そうなんです。おかげで中川さんは、社内外問わず人気者です。なかなか男性との良い出会いが無いのが不思議に思いますね。

ー杉浦:中川さんのお眼鏡に敵う人がなかなかいないわけですね。「メガネ」だけに…!

ー中川・加藤・高野: …………………。

次のページ>>> 中川さんが、楽しく自分らしく働ける理由は「●●」にあった…

3.みんなの秘書室がうまれた理由


(杉浦さんのiPhoneと中川さんのパソコンには、お客様の会社のステッカーがいっぱい!)

ー高野:話は少し変わりますが、中川さんは何故そんなに頑張り屋さんなのですか?

ー中川:自分では自覚はないのですが…ありがとうございます!…そうですね…当社には「喜楽」という経営理念があります。私自身も楽しく働き、喜びを感じられる仕事がしたいですし、何よりお客様やお会いする方々に喜んでもらいたい。その手段としてこの仕事があるんです。それらが1本の線でつながっているから、自然と頑張れるのだと思います。

ー杉浦:先に目的があって、その上で楽しく働けるというのがすごいですよね。素敵なことだと思います。

ー高野:それはやはり、ChatWork Academyさんならではですよね。素直にお客様や相手の喜びのために動くことができる会社というのは、なかなか無いと思います。

ー加藤:そうなんですかね…。ガチガチにルールを決めてその中で動くこともできますが、そうではない会社にしたいとずっと思ってきました。僕が指示を出すのではなく、みながそれぞれにやりたいことを見つけていってほしい。自分で考えて、自分で決めて、自分で動くほうが絶対に面白いし、楽しくのびのび働けると思います。ですから中川さんにも入社当初から「好きなことやっていいよ!なんでもやっちゃって!」としか言っていません。一人ひとり個性があり、みんな違ってみんないいんです。

ー杉浦:最初はこの社風に、中川さんも少し戸惑っておられましたよね。

ー中川:「好きなことをやっていいとはいえ、何をしたらいいんだろう」と正直戸惑いはありました。そこで、社内教育の動画マニュアルに片っ端から目を通したり、加藤さんの打ち合わせや営業に積極的に同行させて頂きました。

すると、次第に色々なことが分かってきて、私が働く理由と、私が何をすればいいかが一本の線で繋がり始めました。

ー高野:おぉ…。

ー中川:私は「人に喜んでもらうことをする」のが大好きです。ただ、社会に出て働き始めると「会社に成績をおさめないといけないので、目標達成しないといけない」「とにかく身を粉にして、お客様のためだけに貢献する」といったことに、「それはわかるけど、私は一体何のために仕事をしているんだろう」と違和感を感じる自分がいました。

でもChatWork Academyに入社して「お客様と私たちは、どちらが上、下ではなく、パートナーなのだ」ということを知りました。であれば私は「お客様も私たちもお互いが嬉しいこと、喜んでもらえること」を見つけて、素直にそれを行動に移せばいい。すると、みなに喜んで頂けて、結果的に私も楽しく仕事ができます。

こんな素敵なサイクルがどんどんまわせる会社で働けることなんて本当に幸せで、この環境に感謝しています。また私の人生を変えて下さった杉浦さんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

ー高野:素敵です!今の中川さんって、まるで水を得た魚のようにいきいきされていますね。

ー杉浦:まさかこんなにイキイキとご活躍されるとは。僕はきっかけを作っただけで、全ては中川さんがご自身で作っていかれたことですもんね。

ー高野:なるほど!ところで中川さんは「みんなの秘書室」という肩書きをお持ちですが、これはどんなお仕事なのですか?

ー中川:「みんなの秘書室」という名前は社内の皆さんにつけて頂きました。私はお会いして以来ずっと杉浦さんを尊敬していて、杉浦さんのお仕事は「喜楽」の究極だと思っています。みんな杉浦さんには何でも話せるし、信頼でき、人と人のご縁を繋ぐことで、たくさんの人の喜びを作っておられます。

ー高野:確かに、究極ですよね。また杉浦さんって中性的な不思議な雰囲気をお持ちだと思います。男性でも女性でもない感じで、まるでお坊さんみたいで…何でも話してしまいます。

ー杉浦:僕が尊敬する、酒井雄哉先生がそんな方でした。お会いしてお話していると、顔の表情が男性か女性かすらわからなくなるような、そんな瞬間があります。本質をつくシンプルなお話をされるので、その時は分からなくても「あ、あの時おっしゃっていたのはこういうことか…!」と後から感激することばかりでした。おこがましいけれど、僕もそんな風になれたらいいなと思っています。

ー中川:素敵ですね。私も杉浦さんまでとはいかないですが、色々な方とお会いしていると、「あの方が欲しいことを、この方が持っている。お繋ぎしたらきっと喜んでくださる」と思い、お繋ぎさせていただくことがあります。その方が求めていた人との繋がりや、喜んでいただけるであろうプラスの情報提供をおこなうことで、良い循環が生まれる。その架け橋になれたらいいなと思っています。

そしてこれはまさに「秘書の仕事」。中小企業の社長の皆さんの中には、「秘書を雇うのは難しいけれど、秘書の仕事をしてくれる人がいたらいいな」と思われている方が多いように感じます。ですから私は社内外で皆さんの「秘書」のような存在になりたい。秘書室と聞くと「新幹線のチケットの手配とかスケジュール管理をする」というイメージですが、そうではなく、新しい秘書のあり方を作っていけたらと思っています。

4.そうだ、東京へいこう!

ー杉浦:中川さんはどんどん活躍されて、次は東京に行ってその活躍の場を広げていかれるのですね。

ー高野:え、東京に転勤されるのですか!?

ー中川:いえ、まだ決まっているわけではなく「東京に行きたい」と口に出している段階です(笑)以前よりずっと東京に憧れがありました。私は地元が三重なのですが、初めて大阪に出てきた頃は未知で怖くもあるけれど、ワクワクして刺激的な日々を過ごしていました。ただそこから10年以上経ち大阪にも慣れてきたので、東京に行くことでまた新たな感覚を呼び起こしたり、何かの形で1つ世界が広がればいいなと思っています。

東京に「出張する」ことと「生活する」ことではわけが違うと思うので、やっぱり東京に住んでみたいですね。

ー杉浦:東京に居る方って面白いですよね。関西の方も面白いけど、またそれとは違った面白さがあります。

ー中川:そうなんです!スピード感もありますし、本当にいろんな方がおられますよね。杉浦さんも最近東京に行かれることが多いので心強いですし、私の友人も結構東京にいる子が多いんですよ。

ー高野:すごいですね!中川さんはとてもチャレンジャー!常に新しいことに飛び込む勇気と行動力がすごいです。

ー杉浦:穏やかに見えて、行動力が半端ない。そこも中川さんの大きな魅力です!今後は営業的なこともどんどんやっていかれれるのですか?

ー中川:メインで営業するよりも、やはりサポートやフォローがしたいですね。前職での営業時代に一人でガツガツ営業をしていると、お客様の反応や求めていらっしゃることが見えていないことが多くあるなぁと感じていたのですが、同行させていただくと、「今お客様がすごく大事なボールを投げてる!」「あ〜そこでこれを出してあげれたら絶対繋がるのに!」と思うことが多かったんです。

それは、客観的に横で見ているからわかること。そこで気づいたことをフォローすると、とても喜んで頂いて今後の良好なお付き合いに繋がることも多いので、営業は絶対2人で行った方が数倍喜んでもらえると思っています。ですから、今後もこの役割をもっと担っていきたいと考えています。

ー高野:ベンチャーならではですね。大手企業になると、「こうしてあげたい」と思っても稟議を上げて上司の承認が必要だったり時間もかかりますが、ベンチャーは「自分がいい」と思ったことをすぐに実行できる裁量やスピード感が魅力だと思います。

ー杉浦:自分で考えて決断して行動するなんて出来ないという方も、世の中にはたくさんおられるみたいです。「自分でやったらええやん」っていっても「いや、それができないんですよ」と言われたこともあります。これからの時代は、会社の大きい小さいは関係ない時代に来ています。自分でどれだけ動けるか、生み出せるか。そういうことを、30代という若さで経験できるのはものすごく大きいと思います。これからも中川さんを応援しますので、ぜひがんばってください!

ー中川:はい、心強いお言葉、ありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします!

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ふんわり柔らかな雰囲気の内側に、秘めたる闘志とパワーをお持ちの中川さん。かゆいところに手が届くなんてレベルではなく、「かゆいところを見つけて実際にかいてくれる」心配りが、多くの中川さんファンを生んでいることがよくわかりました。毎回大人気なWoo!での記事発信も含め、これからも中川さんの活躍から目が離せません!

■みんなの秘書室アッキー
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