チャットワーク活用のプロ中川亜紀子さん〜だてはげ活用術対談vol.3〜


3.みんなの秘書室がうまれた理由

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(杉浦さんのiPhoneと中川さんのパソコンには、お客様の会社のステッカーがいっぱい!)

ー高野:話は少し変わりますが、中川さんは何故そんなに頑張り屋さんなのですか?

ー中川:自分では自覚はないのですが…ありがとうございます!…そうですね…当社には「喜楽」という経営理念があります。私自身も楽しく働き、喜びを感じられる仕事がしたいですし、何よりお客様やお会いする方々に喜んでもらいたい。その手段としてこの仕事があるんです。それらが1本の線でつながっているから、自然と頑張れるのだと思います。

ー杉浦:先に目的があって、その上で楽しく働けるというのがすごいですよね。素敵なことだと思います。

ー高野:それはやはり、ChatWork Academyさんならではですよね。素直にお客様や相手の喜びのために動くことができる会社というのは、なかなか無いと思います。

ー加藤:そうなんですかね…。ガチガチにルールを決めてその中で動くこともできますが、そうではない会社にしたいとずっと思ってきました。僕が指示を出すのではなく、みながそれぞれにやりたいことを見つけていってほしい。自分で考えて、自分で決めて、自分で動くほうが絶対に面白いし、楽しくのびのび働けると思います。ですから中川さんにも入社当初から「好きなことやっていいよ!なんでもやっちゃって!」としか言っていません。一人ひとり個性があり、みんな違ってみんないいんです。

ー杉浦:最初はこの社風に、中川さんも少し戸惑っておられましたよね。

ー中川:「好きなことをやっていいとはいえ、何をしたらいいんだろう」と正直戸惑いはありました。そこで、社内教育の動画マニュアルに片っ端から目を通したり、加藤さんの打ち合わせや営業に積極的に同行させて頂きました。

すると、次第に色々なことが分かってきて、私が働く理由と、私が何をすればいいかが一本の線で繋がり始めました。

ー高野:おぉ…。

ー中川:私は「人に喜んでもらうことをする」のが大好きです。ただ、社会に出て働き始めると「会社に成績をおさめないといけないので、目標達成しないといけない」「とにかく身を粉にして、お客様のためだけに貢献する」といったことに、「それはわかるけど、私は一体何のために仕事をしているんだろう」と違和感を感じる自分がいました。

でもChatWork Academyに入社して「お客様と私たちは、どちらが上、下ではなく、パートナーなのだ」ということを知りました。であれば私は「お客様も私たちもお互いが嬉しいこと、喜んでもらえること」を見つけて、素直にそれを行動に移せばいい。すると、みなに喜んで頂けて、結果的に私も楽しく仕事ができます。

こんな素敵なサイクルがどんどんまわせる会社で働けることなんて本当に幸せで、この環境に感謝しています。また私の人生を変えて下さった杉浦さんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

ー高野:素敵です!今の中川さんって、まるで水を得た魚のようにいきいきされていますね。

ー杉浦:まさかこんなにイキイキとご活躍されるとは。僕はきっかけを作っただけで、全ては中川さんがご自身で作っていかれたことですもんね。

ー高野:なるほど!ところで中川さんは「みんなの秘書室」という肩書きをお持ちですが、これはどんなお仕事なのですか?

ー中川:「みんなの秘書室」という名前は社内の皆さんにつけて頂きました。私はお会いして以来ずっと杉浦さんを尊敬していて、杉浦さんのお仕事は「喜楽」の究極だと思っています。みんな杉浦さんには何でも話せるし、信頼でき、人と人のご縁を繋ぐことで、たくさんの人の喜びを作っておられます。

ー高野:確かに、究極ですよね。また杉浦さんって中性的な不思議な雰囲気をお持ちだと思います。男性でも女性でもない感じで、まるでお坊さんみたいで…何でも話してしまいます。

ー杉浦:僕が尊敬する、酒井雄哉先生がそんな方でした。お会いしてお話していると、顔の表情が男性か女性かすらわからなくなるような、そんな瞬間があります。本質をつくシンプルなお話をされるので、その時は分からなくても「あ、あの時おっしゃっていたのはこういうことか…!」と後から感激することばかりでした。おこがましいけれど、僕もそんな風になれたらいいなと思っています。

ー中川:素敵ですね。私も杉浦さんまでとはいかないですが、色々な方とお会いしていると、「あの方が欲しいことを、この方が持っている。お繋ぎしたらきっと喜んでくださる」と思い、お繋ぎさせていただくことがあります。その方が求めていた人との繋がりや、喜んでいただけるであろうプラスの情報提供をおこなうことで、良い循環が生まれる。その架け橋になれたらいいなと思っています。

そしてこれはまさに「秘書の仕事」。中小企業の社長の皆さんの中には、「秘書を雇うのは難しいけれど、秘書の仕事をしてくれる人がいたらいいな」と思われている方が多いように感じます。ですから私は社内外で皆さんの「秘書」のような存在になりたい。秘書室と聞くと「新幹線のチケットの手配とかスケジュール管理をする」というイメージですが、そうではなく、新しい秘書のあり方を作っていけたらと思っています。

4.そうだ、東京へいこう!

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ー杉浦:中川さんはどんどん活躍されて、次は東京に行ってその活躍の場を広げていかれるのですね。

ー高野:え、東京に転勤されるのですか!?

ー中川:いえ、まだ決まっているわけではなく「東京に行きたい」と口に出している段階です(笑)以前よりずっと東京に憧れがありました。私は地元が三重なのですが、初めて大阪に出てきた頃は未知で怖くもあるけれど、ワクワクして刺激的な日々を過ごしていました。ただそこから10年以上経ち大阪にも慣れてきたので、東京に行くことでまた新たな感覚を呼び起こしたり、何かの形で1つ世界が広がればいいなと思っています。

東京に「出張する」ことと「生活する」ことではわけが違うと思うので、やっぱり東京に住んでみたいですね。

ー杉浦:東京に居る方って面白いですよね。関西の方も面白いけど、またそれとは違った面白さがあります。

ー中川:そうなんです!スピード感もありますし、本当にいろんな方がおられますよね。杉浦さんも最近東京に行かれることが多いので心強いですし、私の友人も結構東京にいる子が多いんですよ。

ー高野:すごいですね!中川さんはとてもチャレンジャー!常に新しいことに飛び込む勇気と行動力がすごいです。

ー杉浦:穏やかに見えて、行動力が半端ない。そこも中川さんの大きな魅力です!今後は営業的なこともどんどんやっていかれれるのですか?

ー中川:メインで営業するよりも、やはりサポートやフォローがしたいですね。前職での営業時代に一人でガツガツ営業をしていると、お客様の反応や求めていらっしゃることが見えていないことが多くあるなぁと感じていたのですが、同行させていただくと、「今お客様がすごく大事なボールを投げてる!」「あ〜そこでこれを出してあげれたら絶対繋がるのに!」と思うことが多かったんです。

それは、客観的に横で見ているからわかること。そこで気づいたことをフォローすると、とても喜んで頂いて今後の良好なお付き合いに繋がることも多いので、営業は絶対2人で行った方が数倍喜んでもらえると思っています。ですから、今後もこの役割をもっと担っていきたいと考えています。

ー高野:ベンチャーならではですね。大手企業になると、「こうしてあげたい」と思っても稟議を上げて上司の承認が必要だったり時間もかかりますが、ベンチャーは「自分がいい」と思ったことをすぐに実行できる裁量やスピード感が魅力だと思います。

ー杉浦:自分で考えて決断して行動するなんて出来ないという方も、世の中にはたくさんおられるみたいです。「自分でやったらええやん」っていっても「いや、それができないんですよ」と言われたこともあります。これからの時代は、会社の大きい小さいは関係ない時代に来ています。自分でどれだけ動けるか、生み出せるか。そういうことを、30代という若さで経験できるのはものすごく大きいと思います。これからも中川さんを応援しますので、ぜひがんばってください!

ー中川:はい、心強いお言葉、ありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします!

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ふんわり柔らかな雰囲気の内側に、秘めたる闘志とパワーをお持ちの中川さん。かゆいところに手が届くなんてレベルではなく、「かゆいところを見つけて実際にかいてくれる」心配りが、多くの中川さんファンを生んでいることがよくわかりました。毎回大人気なWoo!での記事発信も含め、これからも中川さんの活躍から目が離せません!

■みんなの秘書室アッキー
お問い合わせはコチラから→https://goo.gl/4EcmGC


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Woo!編集部。運営会社である株式会社ナチュラルリンクは、”働く女性をHAPPYに 女性のチカラで企業を元気に”という思いのもと、Woo!の運営や、企業の女性活躍推進サポート事業を行っている会社です。

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