働く女性の皆さん、ママの皆さんこんにちは。神戸を拠点に2008年から産院のキッチンで働くチームとして活動をされている「みらいたべる」さん。
その中で、産み育てるための食事「産育食」を広く伝えるために「月とみのり」というサイトを運営されています。
素敵な記事の中から今回は『「マタニティブルー」と「産後うつ」の違い、乗り切る方法』をご紹介していきます。
1.マタニティーブルーって?
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産前に、出産のことをあれこれ考えて緊張してしまったり、子育を不安に感じたり。
または出産後、眠れない毎日で初めての育児にあたふた、気持ちが滅入ってしまう…
そんなマタニティブルーの最中はつらいもの。これが産後うつ?なんて悩む人もいるかもしれませんが、マタニティブルーは多くの人が陥る状況です。
マタニティーブルーは出産経験者の約30%から50%の方が経験するもので、決して病気ではありません。マタニティーブルーは出産して3日目から10日くらいに症状が出ることが多いですが、たいていの場合には約2週間で自然に改善します。
(引用:「マタニティブルー」と「産後うつ」の違い、乗り切る方法)
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なるほど。では、産後うつについてみてみましょう。
2.では、産後うつって?
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出産後1カ月ほどしてから、不眠や気分障害、食欲不振などのうつ症状が出る疾患です。マタニティブルーが自然に治っていくのに対し、症状が長く続き改善の様子が見られない場合は産後うつの可能性もあります。
見分けるポイントは「出産後1ヶ月くらいから」という時期や、長く続くこと。
でも、生後間もない赤ちゃんがいる人ならほとんど眠れないし、まだお世話や授乳に不慣れなら気分が落ち込むこともあるもの。
睡眠不足なら食欲がわかなくても、おかしくないような気がします。
だからといって放っておくのはNG。
なぜなら、もしも産後うつなら本人がつらいだけでなく、赤ちゃんに影響があるからです。(引用:「マタニティブルー」と「産後うつ」の違い、乗り切る方法)
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「うつ」という言葉つくと、まさか自分がうつなんて…と信じられない気持ちになってしまいますが、自分の気持ちや状況をしっかり観察して、判断することが大切ですね。
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3.対策①食べ物!
これをしっかりとっていた妊婦さんはうつ症状になる割合が低いことがわかりました。
<カルシウム>
乳製品に多く含まれますが、特にヨーグルトがGOOD。
<ビタミンD>
<DHAおよびEPAなどのオメガ3脂肪酸>
<タンパク質>
<ビタミンB6>
これらは気分が安定してリラックスするのに必要な物質「セロトニン」の構成や働きを促してくれます。
DHAやEPAは魚に含まれることが多いもの。
タンパク質はトリプトファンを多く含むもの、特に大豆製品、乳製品、ナッツ類、かつお節など。
ビタミンB6は小麦や小芋に含まれます。
<鉄>
産後うつの症状が軽減することがわかっています。
これらはどれも、赤ちゃんにとって必要な栄養ばかり。加えて、妊娠期に乱れた食生活を送っている方は、ストレスを抱えやすいのだそう。
バランスの良い食事はおかあさんと赤ちゃんの体だけでなく、気分の安定にも役立つんですね!
4.対策②睡眠!
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妊娠中や出産後、眠れない人は決して珍しくありません。
半数以上の人が不眠。でも実は、長引く不眠はうつを招きやすいとされています。
不眠をやわらげるためには、「セロトニン」が役立ちます。
セロトニンから合成される「メラトニン」というホルモンは、「眠気」を促す作用があるのです。
セロトニンは朝、太陽の光を浴びることで体内で合成されます。反対にメラトニンは夜暗くなってから合成されます。
(引用:「マタニティブルー」と「産後うつ」の違い、乗り切る方法)
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やはり、バランスの良い食事と睡眠という基本が大切なのですね。自分のことが後回しになってしまいがちになる産後だからこそ、意識して自分自身を大切にしてあげたいものです。「月とみのり」さんは、Woo!とも記事投稿の連携をしているサイトですので、これからも定期的に記事をご紹介していきます。またぜひ皆さんも、サイトに足を運んでみてください。
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→「「マタニティブルー」と「産後うつ」の違い、乗り切る方法」