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食べ過ぎを防止するために大切なこと〜プロが伝えるオススメの習慣〜

働く女性の皆さんこんにちは。食習慣の傾向から不調や病気の原因が分かる鍼灸師×食養指導士の郷美由貴です。

関西では梅雨の真っ只中。
もうじきやって来る夏に向けて、そろそろダイエットしておきたいと考えていらっしゃる方も多いのではないのでしょうか。

1 食べる量≦消費するカロリー


【食べる量≦消費するカロリー】
の習慣が身についていれば、誰しも痩せるのは明白です。

つまりダイエットを成功させる絶対的な方法は、【食べる量を減らす】か【運動量を増やす】かしかありません。

2 動物はもともと「痩せにくい」ように出来ている!?


ここで考えておきたいのは、動物はもともと「痩せにくい」ように出来ているということ。
生命誕生の歴史から考えると、人間は「いかにして食糧を手に入れるか」という問題と常に隣り合わせでした。
現代は飽食時代で食べ物に事欠くことのほうが少ないかもしれませんが、本当は飢えてきた時代のほうがずっと長いのです。

人間の身体が持っている“血糖値”をコントロールするホルモンも、血糖値を上げるホルモンは複数あるのに対して、血糖値を下げるホルモンはインシュリン1種類しかありません。
空腹状態が続いて血糖値が下がりすぎると死に至るからです。
食べ過ぎて命を落とすより、食べられなくて命を落とすことのほうがはるかに多いのが動物の世界の常識です。
人間がいかに血糖値を上げるために苦労してきたかは、そんな生体反応一つ考えても簡単に理解できます。

そんな血糖値を上げるホルモンのほうが多い身体を持ちながら、食べ過ぎが続くともちろん肥満や病気になります。
逆に食事内容が偏りすぎたり、空腹状態を過剰に我慢するような無理なダイエットをしたりしていても、身体は「飢餓状態になっている」と判断し、より血糖値を上げやすくなったり、脂肪を蓄えやすくしたりします。
リンゴダイエットや豆乳ダイエットなど、特定の食品を摂ることでダイエットをする方法がリバウンドしやすいのはこのためです。栄養素が足りていても、身体にとって「足りないもの」があるという状態では、間違いなくリバウンドします。

「ほな、どないすりゃええねん!!」

と言う方に、身体の仕組みと東洋医学の食養生理論のプロフェッショナルがお勧めする秘策を少しだけご紹介したいと思います。
(本来食養生指導は個人指導でないと、体質に合わせた指導が出来ません。不特定多数の方が閲覧できるインターネット上では断定的な情報を掲載するのが難しいので、その点はご了承下さい。)

次のページへ>>> 身体が本当に求めているものを過不足なく食べる・・・

3 ダイエット成功の秘訣とは


結論から言うと、ダイエットがストレスなく絶対に成功する秘訣は、
「身体が本当に求めているものを過不足なく食べる」ことに尽きます。

ここで言う“身体が求めているもの”というのは、人間が一日に必要なカロリーやビタミンという話ではありません。
栄養学はドイツ人が科学的な目線でドイツ人に必要な栄養素を算出した一つの学問(=目安)に過ぎません。
命の営みは人間の知識や技術では、作ることも計ることも出来ないのです。

身体が求めているものは身体に聞くしかありません。
例えば歯の形状を見れば、人間は住んでいる土地に根差した穀物を食べるための歯が一番多いことが分かります(日本で言えば米、欧米で言えば小麦や大麦、赤道直下の島々では芋類が主食です)。
疲れがたまった時や、梅雨のじめじめした時期は、梅干しやシソジュースといった酸味が美味しく感じます。
逆に冬になると、根菜のたっぷり入った豚汁など、塩味の効いた身体を温める料理が食べたくなります。

身体は「言葉」を持たないだけで、実は器質的な部分や味覚などの五感を通じて、『今食べて欲しいもの』を教えてくれています。
そして身体が本当に欲しているものがきちんと摂れていれば、実は少量の食事でも十分に満腹感が得られるようになるわけです。

「食べても食べても満足できない」というのは、実は「身体に本当に必要なものが入ってきていない証拠」なのです。

4 身体にとって必要なものを取ると満足できる


宿坊などに泊まって、朝食に「お粥、梅干し、漬物」という献立を見た時、「え?! 少ない!!」と思うかもしれません。

ですがこのような献立は日本人の身体に必要な主食=米がメインです。
そして白米だけでは補えない陽の氣を持ち、胃腸の働きを良くする梅干しや漬物を一箸、二箸頂くという、日本人の身体に一番必要なものだけで構成されているのですから、足りないものはありません。
頂いてしまえば、意外に満足できています。

身体にとって必要なものを食べていれば、余計なものは自然と欲しくなくなります。
結果的に食べ過ぎをストレスなく防ぐには、シンプルに「過不足なく食べる」習慣をつけるだけです。

例えばチョコレートやケーキを無理やりやめないとダイエットできない! と考えればダイエットは苦痛でしかありません。
ただ食習慣の過不足を正すと、チョコレートやケーキが差し当たって食べたくなくなる、夢のような状態が作れるということです。
(私が臨床でも指導し、自分自身の15年来のアトピー性皮膚炎を9ヶ月で根治した際に行った食養法もまさしくコレです。症状を悪化させる食材が欲しくなくなるような身体になるのですから、美味しく楽しく食事をしているうちに確実に治るという経過に至ります)

もちろん生活習慣や運動量、仕事量などによって多少のバランスは異なりますので、自分にとって一番合う食事の割合を今すぐにでもお知りになりたい方はお気軽に当院までご相談下さい(電話相談、往診も承っております)。

郷美由貴さんの会社情報

◆【大阪】あくあ美療鍼灸院/りんくう国際美療アカデミーhttp://www.biryoushinkyu.jp/index.html

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【東京・表参道】ロシール・ホリスティック・クリニック青山

http://rocil-clinic.com/sp/concept.html
【東京・二子玉川】アメリ
http://二子玉川美容室.みんな/

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アトピー、アレルギー、リウマチ、うつ、摂食障害などの難治性・炎症性・慢性疾患専門東京~鹿児島まで、芸能人やアスリートの方も来院。医学博士との共同講演、健康食雑誌にも取材を受ける食養指導士の資格を持つ女性鍼灸師が手掛ける食養指導が付いた施術が人気の秘訣。出張施術承ります。

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