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デキる女性の新常識〜SNSリテラシーの基本とは?〜

働く女性のみなさんこんにちは。YUKOです。
ほとんどの方にとって生活の一部となっているSNSについて、アップしてよい情報とそうでない情報を分類してみました。炎上、犯罪などのトラブルに巻き込まれないよう、リテラシーをつけましょう。

1.そもそもSNSって?

SNSとはソーシャル・ネットワーキング・サービスのことで、LINE、Facebook、Instagram、Ameba、Twitterなど多くが存在します。情報を発信するだけではなく、見た人が書き込みを出来たり、「いいね」を押したり、インターネット上に公開された状態で交流できることが特徴です。

実は人間は、自分のことを周囲の人に発信したくてたまらない生き物です。

嬉しいとき、楽しいとき、面白いことがあったとき、いやなことがあったとき、かまって欲しいとき、怒っているとき、どんな感情も誰かに知って欲しいと思うのは自然な感情。また、反応が返ってくると承認欲求が満たされ、満足するものです。そんな人間本来の欲求がSNSを成長させているのです。

2アウトかセーフかの判断基準

今日あったこと、感じたことをアップしたいお気持ちはよく分かりますが、SNSを見ていると、コレ公開しちゃっていいの?と思うこともあります。

私自身も知らぬ間に撮られた写真を勝手にアップされていて「あれれ?」と感じた事が何度かありました。さらに防犯の観点から大丈夫かな?と感じることも多くございます。

まず、知っておくべきポイントは2つ。

①インターネット上で公開する=世界に向けて発信すること
世界中の人がその情報を知ってしまって大丈夫でしょうか。公開相手を限定していても、一旦アップした情報を完全にブロックすることは不可能です。

②アップした情報は消せない
問題があれば消去すれば良い、と考えがちですが、コンピュータは古い情報を残したがる性質があります。アップしてしまえば、必ずどこかにコピーが残ると考えたほうが良いでしょう。

では、何を基準に判断すればよいでしょうか。

最良の基準は「その情報や写真を自宅の玄関にデカデカと貼り出せるか」ということです。そして、一旦貼り出したものは一生はがせない、と心得てください。

次のページへ>>> 肖像権など、こんな内容は危険です!・・・

3こんな内容は危険です

私が、これどうかな?と思った例は以下の通り。

①肖像権系
■駅で人がたくさんいる様子を写したもの、そこにいる方のお顔がはっきり映っている。→仮にその中に不倫カップルがいて、写真が原因で離婚訴訟になって多額の慰謝料をお支払いになった場合、あなたは責任を取れますか?
■高校生の子供さんの寝顔を隠し撮りし、面白おかしく加工したもの。→思春期の子供さんはナイーブです。子供のころならOKだったことも、そうでなくなっているかもしれません。必ずご本人の許可を取りましょう。
■女の赤ちゃんの入浴中の写真。大事なところがしっかり映っている。→その赤ちゃんが思春期を迎えたとき、好きな男性に見られても恥ずかしくないでしょうか。また、女児を好む成人男性を喜ばせても平気ですか?

②防犯系
■今から家族全員で海外旅行に行って来ますという書き込み。→空き巣に入ってくださいといっているようなものです。
■家で手元にある現金数十万円の写真。→自宅に現金があるなど、絶対に他言してはなりません。
■小学生の子供さんのお顔と併せてフルネームが映りこんでいる写真。→今時の誘拐犯は「○○ちゃんだね。お父さんが入院したから病院へ連れて行くようお母さんから頼まれたよ。」といって連れ去ります。

③悪口系
■自分の上司はいかにデキが悪いかを綴った内容。→自社の価値を落とすのは、自分の首を絞めているのと同じこと。
■パーティの最中に「このパーティ楽しくないから帰りたい」という書き込み。→もし主催者が見たら傷つきませんか?
■イベント会場で主催者が分かる写真を載せ「会場はガラガラです」とのコメント→その会社の方が見たらあなたのことを軽蔑するでしょう。

4.他に気をつけるべきこと

例えばプライベートが充実していますとか、高価なものを買いましたとか、家族旅行から帰ってきました等は、人を傷つけたり、犯罪に巻き込まれたりする可能性は低いため、ご自身の判断でアップしても大丈夫です。
周囲の方から妬まれることはあっても、それは妬む方の心が貧しいだけ、と私は思っています。芸能人でない限り、炎上することも考えにくいでしょう。

それよりもSNSで恐ろしいのは、アップした内容が自分のイメージを作ってしまうこと。

例えば2週間に1回の頻度でお酒の席での写真をアップし、他の内容は発信しなかった場合、周囲からは「あの人、毎日呑んでいる」と取られてしまうことがあるのです。それが会社や、ご近所の方の間で噂になっても大丈夫か、という配慮も必要です。
後々、いやな思いをしないため、発信する内容には十分気を配りましょう。

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