働く女性の皆さんこんにちは、小川由佳です。
今回は、自分の感情をマネジメントすることについて書いてみたいと思います。
1 感情をマネジメントのポイントとは
自分の感情をマネジメントする上で大切なポイント、それは、
・「自分がどんなことを感じているのか」自分の感情に気づくこと
・その感情を引き起こしている、自分の「考え方」に気づくこと
だと思っています。
このことを、私の過去の経験を通じてお話ししてみますね。
2 夫の些細な発言に・・・
かつて、私は、夫の何でもない発言に
勝手に不安になることがありました。
例えば、ある日の出来事。
私は、夫に3つほど用事を頼まれていたのですが、
そのうちの1つ、「お盆のお供え物を買っておく」
という用事を済ませるのを、すっかり忘れていたのです。
夫が仕事から帰ってきて
「お盆のお供え物、買っておいてくれた?」と
聞かれたとき、私は、自分がすっかりその用事を
忘れていたことに気が付きました。
「しまった・・・」と思いながら、
夫に「ごめん、忘れてた」と言うと、
夫は、「じゃあ、今から買ってくる」と
そのまま、財布をもって
玄関から出て行ってしまいました。
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3 頭の中の”私”が勝手に暴走
このときの私の心理状態。
それは、一言で言うと大モヤモヤ。
最初は後悔や申し訳なさから自己嫌悪。
その後、夫が怒ったのではないかという不安で悲しくなり、
最後は、それに自己弁護と怒りが加わりました。
私の頭の中のセリフはこうです。
「ああ、やっちゃった」
「すっかり忘れてた」
「どうしよう」
↓
「あの態度、すごく怒ってた?」
「帰ってきてすぐなのに、『今から買ってくる』と出て行っちゃったもんね」
「(故)義両親のこと、ないがしろにしたと思ったのかな」
「怒ってたらどうしよう。機嫌が悪くなっていたらどうしよう」
↓
「でも、思いつくたびに用事を頼まれても、いちいち覚えてられないよ」
「それ以外にも、いくつも用事を頼まれていたし」
「私のこと、コンシェルジュか何かだと思ってない?!」
ここまできたとき、
ふと「夫は、”まだ”私を責めたわけではない」
ということに気が付きました。
4 自分の感情の暴走を止める方法
事実は、
「夫は、私が買ってきていないことを知って、
自分が代わりに買ってくると言って出かけた」
というだけ。
にも関わらず、
夫の怒りを買ったんじゃないかとか、
自分勝手にいろんな妄想を膨らませて、
ヤキモキしていたことに気が付きました。
考えてみると、おもしろいですよね。
全てはまだ、起こっていないことなのに・・・^^;
そのことに気が付いたら、さっきまで
暴走しそうになっていた感情がすーーっと収まり
自分のことを、客観的にみられるようになってきました。
そして、帰ってきた夫に対しても、
冷静に対する余裕が戻ってきました。
で、実際どうだったかというと・・・。
夫は全然怒っていませんでした(笑)
本当に、単に「まだ買ってなかったから買いに出かけた」だけだったのです。
完全に、私の1人相撲でした。
私が感情の暴走を止めることができたのは、
自分の感情や、そのベースにある「頭の中のセリフ」や「考え」に
意識を向けたからでした。
そして、まさにそれが、
感情のマネジメントに大切なこと。
感情とのお付き合い、なかなか手ごわいですが、
1つの方法としてご参考になれば幸いです^^
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