働く女性の皆さんこんにちは。Woo!を運営する株式会社ナチュラルリンクの高野です。
仕事も、恋愛も、何もかもベースになるのは人間関係、コミュニケーションですよね。ただ、「会社でのコミュニケーションがうまくいかない」という働く女性の声もよくお聞きします。今日はコミュニケーションの落とし穴と対策について考えてみました。
1.①「言った言わない」問題。
まず、よくあるのは、「言った言わない」問題。
A:あの時言ったよね
B:いや、聞いてないし
A:えー何で!ちゃんと話聞いといてよ!
こちらは伝えたつもり。でも伝わっていない。
ここでのポイントは、コミュニケーションは自分主体ではないということ。
受け取る相手がどう受け取るかで変わるから、相手に権限があるということ。
では、自分が言ったかどうかではなく、相手に伝わったかどうかで考える必要があります。
言った言わないにならない為の対策は、「文字で残すこと」ですよね。
大事なことこそ口頭だけではなく、メール、チャット等(メモは無くす可能性もあるから回避!)データで残るやり方で、確実に相手に伝えるようにしましょう。
2.②「表情と言葉が違う」問題。
目は口ほどにものを言うとはよく言ったものです。またコミュニケーションは、言葉よりも、目で見たものや耳で聞いたものから90%以上の情報が入ってくるというデータもあるくらい。
だからこんなことが起こる。
A:はい、すみません、反省してます(超不機嫌)
B:なんやそれ、全然反省してへんやろ!
A:してますって!!!(怒)
口では反省してると言っても、表情が不満げであれば、それは相手にとっては反省していないようにうつります。いくら自分が口で言っても無意味。
また、言い方もありますよね。「ごめんなさい」の一言でも、心を込めていうのと「はいはい、ごめんごめん」と適当な感じで言うのとでは、相手への伝わり方は全く違います。
コミュニケーションは言葉だけではありません。表情を意識すること、声のトーンや言い方を意識することも大切なポイントなのです。
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3.③「後出しジャンケン」問題。
ある会議の席での一コマ。
B:何か他に意見はあるか?
A:・・・
B:特に反対意見も無いので、ではこれでいこう!はい、会議終了!
(会議終了後)
A:私はあの決定全然納得いってない。なんであんなこと決めたんやろうね。最悪〜。ぶつぶつ。
その時に言わずに、終了してから文句を言う後出しジャンケン。あとから言おうと思えば、何とでも言えるわけで、そうならないために、意見を出し合う会議という場があるわけです。
その場で言わずに、後から文句を言って、それを進んでやりたくない理由にしてしまうのは絶対NG。
こういったことが続くと「あいつは会議で意見をいわないのに、終わってからいつも文句を言っている」という良くない印象がついてしまいます。
そんな印象がついてしまってから、周囲から信頼されるように仕事で挽回するなんて、なかなか難しい。
言いたいことがあるなら勇気を持って会議で、公の場で言うこと、心がけましょう。
4.落とし穴にはまらないように。
いかがでしたか?
どれも、当たり前のことだったり、日常でよくありそうなことですよね。
ただ些細なとで、自分が社内で「誤解されやすい女性」になっていってしまうのはもったいない。30歳を超えてくると、職場では中堅女性という扱いになり、自分が知らないうちに「お局さん」と思われていることも無いとは言えません。(怖い!)
コミュニケーションの基本は相手主体。
自分がどう思うかも大切ですが、相手にどう伝わったか、相手の立場で考えて自分の言動を意識する客観性も、これからはより意識していきたいものですね。