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女性が会社に居続ける、働き続ける、 これが女性管理職誕生の第一歩。

働く女性の皆さんこんにちは。ナチュラルリンクでは「人事Gate(人事ゲート)」で女性活躍推進に関するコラムを執筆しております。今回はその中から今回は、「あるウエディングプランナーさんの話」の記事をご紹介します。

1 結婚式を挙げたレストランにて

先日、結婚式を挙げたレストランに、夫婦で足を運ぶ機会がありました。
私たちの結婚式を担当してくださった女性プランナーさんもまだ働いておられたので、
少しお話しすることができました。

「もう5年以上も経つんですね!」などと言いながら、懐かしくお話しさせて頂きました。

2 担当プランナーさんの昇進


その担当プランナーさんが
「来年からは自分はお客様を持たず、プランナーをまとめるお仕事に就かれる」とおっしゃっていました。

その方は離職率の高い業界でずっと働かれています。
担当して頂いた時から、このお仕事が好きなんだなということが伝わる方でした。

そして「出世されたのですね!」と伝えた時の、その方の返事が印象的でした。

「いえ、ただただ、この会社に長く居続けていたら、今回のような機会を頂いただけなんですよ。」

ご本人はそうおっしゃっていましたが、
会社が大好きで、長く働き続けたいと思える場所なのだということがひしひしと伝わってきました。
風通しが良い会社なので、きっと色々悩む度に相談しやすい環境もあるのだと思います。

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3 女性は選択肢の多い人生


女性は男性と比べて選択肢が多い人生だと思います。

仕事一筋で頑張るのも、結婚して専業主婦になるのも、
両立しながらキャリアを重ねるのも、
その女性次第です。

だからこそ、様々なライフイベントが起こる度に迷い悩みます。
隣の芝が青く見えることも多々あり、退職という選択をする人も多くおられます。

4 女性に会社に居続けてもらうこと 


上司の皆さんには、「女性部下にはやく昇進してもらいたい」という思いがおありだと思いますが、
その前にまずは、「どうすれば女性社員が会社で働き続けてくれるか」という視点で相談に乗るのも1つの手です。

そのためには、上司が「部下と一緒に相談して解決する姿勢」が大切。
何か問題や悩みが生じた時は、都度上司と部下が一緒になって考えることです。

前例がたくさんあるのであれば、
そこまでフォローする必要もないかもしれませんが、
まだまだ女性役職やも少なく、楽しく両立されているロールモデルが少ない日本で、
女性が希望を持って働き続けるのは並大抵のことではありません。

小さなことですが、「上司に相談でき、一緒に解決していける」ということは、
女性が働き続ける上で、とても重要なことです。

facebookのCOOシェリルサンドバーグ氏もTEDのスピーチで、
そこに留まること(会社に居続けること)とのメッセージを伝えています。

女性が会社に居続ける、働き続ける、
これは女性管理職誕生の第一歩です。

自社の女性社員がどのようにすれば働き続けられるか、
一度考えてみませんか?

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女性管理職を増やす!という企業は多いですが、そもそも会社に女性の母数がいなければ実現は難しいですよね。まずは「ここでなら、ずっと働き続けられる!」というイメージを女性が持ってはじめて、管理職や今後のキャリアについて考えられるようになってくるものだと思います。「女性が居続ける会社に」これは決して女性に甘い、居心地の良い会社というわけではなく、将来を見据えて働ける会社である証。しっかり取り組んでいきたいものです。

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