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ノロウイルスから家族を守る方法~神戸の情報発信サイト「月とみのり」~

働く女性の皆さん、ママさん、こんにちは。
神戸を拠点に2008年から産院のキッチンで働くチームとして活動をされている「みらいたべる」さん。
その中で、産み育てるための食事「産育食」を広く伝えるために「月とみのり」というサイトを運営されています。
素敵な記事の中から今回は「ノロウイルスについての記事」をご紹介します。

1 ノロウイルスの症状

ノロウィルスは感染性胃腸炎を引き起こします。主に経口感染、つまりウィルスの付いた食品を食べるなどして口から入り込み、嘔吐・下痢・腹痛などを起こします。
そうして1~2日経つと治っていきますが、その間に大量のウイルスが対外に出、そこから新たに感染する人が多いのも特徴です。

お腹を下したり吐き戻したりするのがはつらいですが、1~2日で治るならそんなに大きな病気ではないのかな…なんて印象ですが、違うのです。

健康な成人では数日間で治癒していきますが、お年寄りや子ども・赤ちゃんなどは注意が必要。
子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
(ノロウィルスに関するQ&A|厚生労働省)

-本文より

特に赤ちゃんやお年寄りなど体力が弱い人は注意をしなければならないのですね。
また、家族からうつることも大いにあり得ます。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?

2 家族がノロウイルスに罹ってしまったら

要するに…
1:まず、ビニール袋に次亜塩酸ナトリウム希釈液を入れておく
2:使い捨てのエプロン・手袋・マスクをつける
3:便や吐瀉物をペーパータオルなどで飛び散らないよう静かに拭き取る
4:さらに次亜塩酸ナトリウム希釈液で拭き、水拭きする
5:使用したものやオムツなどを最初のビニールに入れて、密閉して捨てる
6:しっかり換気する
ということですね。

乾いてからも空気中を漂って感染するというのもポイント。スピードが求められるので、処理に必要なものをあらかじめ用意しておくと安心かもしれません。
(略)
他には、熱湯での消毒も可能です。
-本文より

徹底的に消毒し、罹った家族から排泄されるものには絶対触れないようにする。
できれば、部屋も別にした方がいいようですね。

■次のページ>>>罹ると恐いノロウイルスの予防方法とは…

3 普段からできる予防方法は?

手洗いは、 手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です…略…石けん自体にはノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。
(ノロウィルスに関するQ&A|厚生労働省)

手洗いは予防の基本。インフルエンザなど他の感染症予防の為にも、まずは手洗い・うがいをしっかりしたいものです。
そして、食べるものは…

一般にウイルスは熱に弱く、加熱処理はウイルスの活性を失わせる…略…有効な手段です。
(ノロウィルスに関するQ&A|厚生労働省)

経口感染の食中毒であるノロウィルス。食品はしっかりと熱を通しておきたいですね。
もちろん、調理前や食前には手洗いをしっかりと。
-本文より

当たり前のことですが、手洗いうがいの徹底と、食品の十分な加熱調理が一番の予防に繋がるのですね。

4 それでも赤ちゃんが感染してしまったら

体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行いましょう。脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。
(ノロウィルスに関するQ&A|厚生労働省)

小さな赤ちゃんには怖い脱水。少しずつでも飲めない、口にしないなどの様子が見られたら、病院で診てもらうようにしましょう。
-本文より

みなさんいかがでしたでしょうか?
しっかり予防をし、それでも罹ってしまた時は適切に処置できるよう、
日頃から準備をしておきたいものですね。

冬を乗り切る大事な情報として、取り入れて頂ければ幸いです。

リンク→ノロウィルスに関するQ&A|厚生労働省
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